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騎士爵家 三男の本懐

作者:龍槍 椀
騎士爵家 三男の私には、前世に於ける記憶が有った。 しかし、それを公言する事は無い。 余りに悲惨で、憂鬱な記憶。 出来れば、忘却の彼方に打ち捨てたい記憶でもあったからだ。

この国の辺境の騎士爵家の三男と云えば、家の為に献身を求められ、やがて民の為に死す運命の元に産まれたと云える。 幸いな事に、私には持って生まれた『ギフト』があった。

よって、この『ギフト』を用い、騎士爵家の家長たる父、継嗣たる兄達の生残性を少しでも上げる努力をせねば成らない。

何故ならば、彼等は、私を愛してくれたから。 それが、唯一の理由でもある。

民草を護り、王国の安寧に寄与すると、壮大で殊勝で矜持に満ちた父や兄達とは違い、私にはそのような大それた信念は無い。 ただ、ただ、自身を愛してくれた者達が安寧に暮らしていける手段を求めただけだった。

だから、買い被りはよしてくれ。

私は、辺境の子であり、騎士爵家の三男で在り……

魔物、魔獣から民を護る存在なのだから。


とある世界、とある国の、辺境の騎士爵家に生まれた漢の生き様と、心の在り処。 淡々と、一人称でお送りする、” 普通 ” の男の物語。
©龍槍 椀 2024- (無断利用禁止)
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
序章
開幕 
2024/11/23 12:51
第一幕 辺境武人の子
――― 蠢動 ―――
2024/11/23 18:00
――― 分岐点 ―――
2024/11/24 00:00
――― 特異点 ―――
2024/11/24 06:00
――― 居場所 ―――
2024/11/24 12:00
――― 取捨選択 ―――
2024/11/24 18:00
――― 存在意義 ―――
2024/11/24 23:50
――― 試行錯誤 ―――
2024/11/25 06:00
――― 研究 ―――
2024/11/25 12:00
――― 必要条件 ―――
2024/11/25 18:00
――― 人物評価 ―――
2024/11/25 23:50
――― 観察者 ―――
2024/11/26 06:00
――― 不亦楽乎 ―――
2024/11/26 12:00
――― 成人の儀 ―――
2024/11/26 23:00
――― 池魚之殃 ―――
2024/11/27 06:00
――― 監察者 ―――
2024/11/27 12:00
――― 茶番劇 ―――
2024/11/27 18:00
終幕 辺境武人の子
2024/11/28 06:00
幕間
第二幕 辺境の過酷な現実
――― 献策 ―――
2024/12/07 20:00
――― 危機回避 ―――
2024/12/08 12:00
――― 初陣 ――― 
2024/12/11 12:00
終幕 辺境の過酷な現実
2024/12/12 12:00
幕間
第三幕 騎士爵家 三男の本懐
――― 誓約 ―――
2024/12/28 12:00
――― 嵐の到来 ―――
2024/12/28 20:00
幕間
閑話 05 古強者達。
2025/01/13 11:00
幕間 06 次代の王
2025/01/17 11:00
幕間 07 生涯の好敵手
2025/01/19 11:00
第二部 失われし世界の絆
序 失われし世界の絆
2025/02/16 23:50
第一幕 『魔の森』との共存への模索
――― 朋の来訪 ―――
2025/02/19 20:00
――― 朋の事情 ―――
2025/02/20 20:00
――― 征途①  ―――
2025/02/25 11:00
――― 征途②  ―――
2025/02/25 20:00
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
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