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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

【書籍化】騎士爵家 三男の本懐 【重々版決定!感謝!】

作者:龍槍 椀
騎士爵家 三男の私には、前世に於ける記憶が有った。 しかし、それを公言する事は無い。 余りに悲惨で、憂鬱な記憶。 出来れば、忘却の彼方に打ち捨てたい記憶でもあったからだ。

この国の辺境の騎士爵家の三男と云えば、家の為に献身を求められ、やがて民の為に死す運命の元に産まれたと云える。 幸いな事に、私には持って生まれた『ギフト』があった。

よって、この『ギフト』を用い、騎士爵家の家長たる父、継嗣たる兄達の生残性を少しでも上げる努力をせねば成らない。

何故ならば、彼等は、私を愛してくれたから。 それが、唯一の理由でもある。

民草を護り、王国の安寧に寄与すると、壮大で殊勝で矜持に満ちた父や兄達とは違い、私にはそのような大それた信念は無い。 ただ、ただ、自身を愛してくれた者達が安寧に暮らしていける手段を求めただけだった。

だから、買い被りはよしてくれ。

私は、辺境の子であり、騎士爵家の三男で在り……

魔物、魔獣から民を護る存在なのだから。


とある世界、とある国の、辺境の騎士爵家に生まれた漢の生き様と、心の在り処。 淡々と、一人称でお送りする、” 普通 ” の男の物語。
©龍槍 椀 2024- (無断利用禁止)AI学習禁止。

2025/7/30 KADOKAWA様より 書籍が発売されました! cv 井上和彦様の素敵なPR動画も!
2025/8/6 KADOKAWA様より 重版決定のお知らせを戴く事が出来ました!
2025/9/9 KADOKAWA様より 重々版決定のお知らせを戴く事が出来ました!
読者の皆様には、感謝の極み! 宜しくお願いします。
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エピソード 201 ~ 202 を表示中
幕間 女婿と上級女伯 ④
2025/10/02 11:00
幕間 往復書簡
2025/10/04 11:00
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エピソード 201 ~ 202 を表示中
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