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010⚫️思い出の名曲
ざっぶうぅうんん!!
豪快な音とともに、巨大な艦が浮かび上がった!
エイミーが驚く
すご〜い!
これ、ホントに民間で造ったの?信じられない!
・・・でも、もっと信じられないのは・・・「地上の恒星」って、大島ミユの歌を水中スピーカーで流したら、浮上したってことよね。
ジン、魔法みたいね。
潜水艦の乗組員は、耳をそばだてた。
おっ、ちょっと待て!
エイプルさん、「地上の恒星」が聞こえるぞ!
その瞬間、艦内にいた四十人の老人たちの胸に、
かつての記憶が一気に蘇った。
ああ、いい歌だよなあ。
若い頃、落ち込んだ時・・・大きなプロジェクトを無茶振りされた時
・・・みんなでそんな不可能に挑んだ時
・・・じっと耳を澄ませて、聴いたもんだ。
うん、勇気づけられたよな。
海中にこの曲を流すなんて、小粋なことするのは誰だあ?
そうだな、みんなの言う通りだあ!
会いに行こう!
五郎さん、こと文殊五郎独歩が緊急浮上を命じた。
総勢40人の老人たちは、名曲の調べを聴きながら、笑顔で艦を操作し始めた。




