表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
76/78

094⚫️崩御 & 095⚫️新たなる危機 & 096⚫️バット

094⚫️崩御


なんだと?

父上が!

・・・ふっ・・・そうか。

兵を集めよ!

兄上おふたりのお命、頂戴する!



095⚫️新たなる危機


その報は公国がいち早く知るところとなった。

ロイは少しだけ眼を閉じ、その後、何も言わず、

ただ、ため息をついたという。


南の大陸を統べるゼルド・ファルマ王国。

その王であるエルドランが崩御したのである。



096⚫️バット


桜が満開に近い。

彼はサラリーマンとしての、最後の朝を迎えようとしている。


妻はすでに亡き両親の家、彼女の実家へ移っている。

四月一日、彼も膝の治療を終えてから、ようやく合流する予定だ。


そう言えば、明後日はエイプリル・フール。

ワタヌキさん、通称エイプルさんは、

この日を毎年どんな気持ちで迎えているのだろう。

いかん。また’世界線’をこえそうになった。


低気圧が近づき、天気予報は雨。

ああ、これもいかん。

彼の世界線では’夕陽がくれた黄金回廊’を通って家路につくはずなのに。


まあ、いいか。

固執しても始まらない。だが、諦めることもしない。

面倒くさがるのも禁物だ。両手に荷物を抱えたままでは、

バットは振れないのだから。


全部を一度に片付けようとせず、目印となる星を見ながら進めばいい。

そうだ。バットを振るのだ。

見逃し三振ではなく、思い切り振るのだ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ