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目指すぞ!新天地!!その2

フレアです。

やあ!私はナナ!!次の新天地はカトイ、オーバーフィールドとかいう結界の中心地だそうだ。


ゲームとかだとこういうのって終盤に行くやつだと思うんだけどなぁ…。


「そういう訳でカトイに、オーバーフィールドに何かあったら洒落にならないので、まずは優先して偵察に行くというわけです。」


「勿論、特に何もなかったらすぐに戻ってきて次の町を目指すことになりますけどね」


とミリノの説明が終わる


「あぁ、説明ありがとう」


様はオーバーフィールドが無ければ最初のダンジョンにレベル90のモンスターが…なんてことになってしまうということだろう。


確かにそんなになったら人類なんて即効全滅だな…。


っと明かされた事実にナナは苦笑いする。


「っと言っても、実際にはもう手遅れ…っと言う可能性もあるのですが…」


「っというと?」


少しうつ向き、暗い顔で呟くミリノに問いかける。


「はい、ゴブリンキングや現影使い…あれは明らかにあの場で存在できるレベルの上限を超えています。」


確かに…ゴブリンキングの方は普通に瞬殺してしまったから分からないが、現影使いの方はただ賢く大きいポズインスネークとは訳が違う。そもそもの魔法能力が段違いだった…。


ゴブリンキングもレベル60…私の知ってるRPGの常識的にも、この世界の価値観的にも、明らかに雑魚とはいえないレベルだ。


「他にも、ここ百年で明らかに強い魔物の報告例が増えているんです。」


極稀に結界を無効化できるモンスターもいるが、それでは説明がつかないほど多い…とのことだ。


まあ何にせよ見に行かなくては話が進まない。


「ちなみにカトイへはまた歩いていくのか?」


ミリノにそう聞く。


思えばこの世界に来てから歩いてばっかりだ。車が懐かしい…。


「残念だけど歩きは無理よ」


その質問に対してミリノではなく、カゲリが答える


「うん。カトイは海に囲まれてるからね!」


リノアもそう答える


「あぁ、外敵の侵入を防ぐ為か」


「そゆこと」


「ですので、カトイへは飛行船でいくのです」


ミリノがそう口にするのと、私達の頭上に大きな影が出来るのはほぼ同時であった。


















「おー。」


「うわぁー。」


赤をベースとした布に金色の刺繍が施されたカーペット。


壁紙も同じく赤、金で描かれていて高級感がある。


元いた世界の高級ホテルのような内装に思わず声が漏れるナナとカゲリ





まさか車も電車も無い世界で飛行船を見ることになるとは…。正直この世界の文明ってもっと下のレベルだと思ってたぞ…。



「一応この国でもかなり上の身分の者しか乗れませんから、内装にも気を付けているんですよ」


っとミリノが説明する。


「二人はあまり驚かないのね?」


緊張した様子のカゲリがそういうと


「まあ私は自分の家が王城ですし…」


「私もミリノちゃんの家に良く行ってたし、それなりにお金持ちだったから…」


「そういえばお前達一応この国の姫とその友達だったな…」


「一応ってなんですか!?」


「一応ってなに!?」


こうやって仲良くハモってる二人を見るととても王族には見えないが…。


というかミリノは言わずもかなだが、リノアの方も仮にも一国の姫と関わりを持ってたりそれなりに高貴な身分なんだろうな…。


というか、もしミリノが良くいるファンタジー高貴姫様的思考の持ち主だったら私は姫への無礼で処刑されてたんじゃないか…?


ふと脳裏に浮かんだIFに青ざめる。


「どうしたの青ざめて」


「…お前は仲間だな」


「え?なに急に気持ち悪い」


同じ庶民仲間のカゲリに深い親近感を感じてきたぞ


回りにいる一般客達も皆服装から高貴な身分であることが見てとれる。


ほんとにこの空間で庶民仲間ってカゲリしかいないんじゃないか…?


っていうか…


「戦場になるかもしれない場所に行くってのに、一般客も一緒で良いのか?」


「ええ、一応事情は説明したんですけど、結界管理の国家要員の方だったり、飛行船の予約って中々大変で…結局勿体無いならそれを承知でって方も多くて…」


苦虫を噛み潰したような表情とはこの事だろう。少し辛そうな表情をしている。


まあ結局敵がいる『かもしれない』だ。もしもそんな物は居なかったらキャンセルしてしまえば単なる損。乗ってしまう気持ちも分からなくはない。


結局自己責任っということだろう。


それに、万が一敵がいたとしても私達で片付ければすむ話だ。


元よりそれができなきゃ結界が壊されて国が滅ぶ。


「まあとりあえず、私達の部屋もありますから、荷物を置きに行きましょう!」


すぐに表情を明るくし、私達の部屋があると思われる方向を指差す。


「へー。個別部屋まであるのね」


「個別っていっても私達パーティーで一部屋ですけどね」


「どんな部屋だろうー!」


「四人部屋なんだからそこそこの広さはあるだろう」


それぞれ、部屋を思い浮かべ始める。まあ、それこそホテルのような物だし、やはりワクワクするな。


しかし、その高まってきたテンションはすぐに崩されることになった

お知らせ

序盤の方を少し書き直す予定ですが少しでも読みやすくするため描写を付け足すだけで話の内容は全くかわりません。

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