目指すぞ!新天地!!
お久しぶりです。フレアです。不定期になりますが更新再開します。
やあ!私はナナ!!理由は不明なのだがどうやら死んでしまったらしい私は、異世界へと転生!!!転生した先で手にした能力は何故か、バナナを生み出すという意味不明な能力!!しかし、このバナナは様々な効果があった!!
私は様々なバナナを駆使して、見事魔王軍幹部、呪衰者こと現影使い、ノロを打ち倒したのだった!!!
その後、無事付近のダンジョン及び幹部の撃破を達成し、村を去った私達は王へ経過を報告するため一度村へ帰還、カゲリや現影使いのあれこれを話し、正式にカゲリをパーティに登録、ついでにすっかり忘れていた私とカゲリのステータスカードを受け取り、私達は新天地へ向かうのだった。
「王様ってあんなゆるふわな人だったの…?」
「最初は私も驚いた」
未だ信じられないという顔で呟くカゲリに私もそう返す。
「しかもミリノのお父さんって…つまりミリノってお姫様じゃない…」
「そんな大層なものじゃありませんよ…」
恥ずかしそうにそう返し、本題を話し始める。
「さてっと、本題に入りますが、次に私達の行く場所はカトイっと呼ばれる町です。」
「え!?あのカトイ!?」
「へぇ…」
興奮した様子で叫ぶリノアと、落ち着いているが少し驚いた様子で返すカゲリ。
勿論知りもしない単語を聞いた私は困惑するしかない。聞いたところ結構有名な場所のようだが…
「カトイ?」
「はい。この国でもかなり技術の発展した町です。」
あまりピンと来ないが私達の世界でいうところの都会…っということだろうか
「でも何でいきなりカトイに?」
リノアの問いに対してミリノが返す。
「それが、何でも最近カトイでの行方不明者が急増しているみたいで…」
「それで魔王の関与が疑われた…ということか?」
「はい。ですので、調査という意味合いもあり一度カトイに出向くことになりました。」
行方不明者か…。私はこの世界に来てからまだ、他人の死を認識していない。村人達もミリノもリノアもカゲリも、全員無事だった。
しかし、そうじゃなかった人。見知らぬ誰かが犠牲になっている…という事実に、改めてこの世界の過酷さを実感する。
「でもカトイに魔物…?」
「?どういうことだ」
困惑するリノアに問いかける。するとミリノが…
「あー、そういえばまだ説明してませんでしたっけ?」
そういって、ミリノは説明を始める。
「まず、今現在この王国は魔王の脅威に晒されていますよね?」
「あぁ、現影使いもその1人…」
先日まで激戦を繰り広げた幹部を思い出す。
「はい、そしてその脅威の主たるものは魔王の生み出した生物、魔物です。」
魔物って魔王が生み出してたのか…。
「訓練した冒険者や騎士、魔法使いならともかくとして一般市民にとっては魔物一匹でもかなりの脅威となり得ます。」
現影の集団に襲われた村を思い出す。確かに、テンカや自警団、リノアが居なかったら皆死んでいただろうな。
「実際、魔王軍が魔物を本格使役し始めた当初はかなりの被害で人類の絶滅も危惧されていたそうです。」
「そこで、我々人間は何年もかけて魔物の持つ特殊な魔力を感知して生命活動を停止させる大魔法結界、オーバーフィールドを発動させました。」
いわば即死魔法、それも広範囲となると確かに恐ろしい。だが…
「しかし、今現在も普通に魔物はいますよね?」
「あぁ。」
「魔物って強さにバラツキがありますよね?」
「だな。」
ポズインスネークとダークウルフでは正に天と地との差だ。
「その魔物の強さの秘訣がレベルです。」
レベル…魔力とは別に生まれ持つ力だったか?
「勿論人間にもレベルはありますが、魔物のそれはまた別の物…っと思っていてください。」
「それで、そのレベルが多ければ多いほど強力な魔物となります。しかし、オーバーフィールドはそのレベルを対象とし、レベルの高い魔物程影響を受けやすくしたのです。」
「ほう。」
「しかし、逆にいえばレベルの低い魔物には効果が薄い上、一応王国全土には掛かるようになっているのですが、発生地から離れれば離れる程効果は薄まっていて…」
「その発生源から離れる高レベルの魔物が現れると?」
「そういうことです。」
用はRPGみたいな物…っということだろう。発生源から離れれば、魔王城に近づけば近づくほど敵が強くなる…。この王城がどのくらいの結界範囲なのかは分からないがな
「そこで話を戻しますが、今回の我々の目的地…カトイこそがその結界、オーバーフィールドの発生源なのです。」
続きます




