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バナナを生み出す能力のお陰で私は毎日幸せです!  作者: フレア
冒険、始めました
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VS呪衰者その5

フレアです。

やあ!私はナナ!!なんとか洞窟から脱出して速攻で村に戻ったら、めっちゃ魔物いるしリノア倒れてるしミリノ暴れてるしで滅茶苦茶焦ったぞ!!まあ、カゲリが一から解説してくれたから助かったけどな!!!とそんなこんなで現影使いとの決戦だ!!!


「ハアッ!!」


現影使いが剣を構えながら私に突っ込んでくるが





「なッ!またッ!?」


私のぶん投げたバナナの皮を踏んづけてその場で180度回転する。


「っ…フ…食ら…いなさい…」


そこを半笑いのカゲリが影で作り出したハンマーで吹き飛ばし一気に壁に叩きつける。


「グフォッ!!」


笑ってるけどその技お前もくらってたからな?っと口にだしたい所だが、やったら私も壁に埋められそうだから止めておく。


「…ッ!貴様らァッ!!」


激昂した現影使いは凄まじい速度で私の後ろに回り、雷を纏った剣で切りつけようとするが


「させないわよ」


私と剣の合間に影のトゲが現れて剣を防ぐ。


「ほらよ!」


そして、その隙に私は再びバナナを投擲。


「ッ!!!!!!」


すんごい怒った顔をしながら転ける現影使いを冷凍バナナで殴打する。


「グッ!!」


「よいしょ」


「ッアァ!!!!」


そして、うずくまった現影使いに影の鞭が絡み付き、遠くへ飛ばしてしまう。


「案外私達って息合うのかもな」


「え、やめてよいきなり。気持ち悪い」


辛辣!!!


だが実際戦況は圧倒的だ。元より他人を騙し、弱みにつけこむような戦法を得意とする現影使いが自身の手札を全て知られているのだ。準備(ひきょうなて)ばかりに気を取られ応用(アドリブ)に手が及んでいない現影使いは私達には絶対に勝てない。強いてキツいところを言うなら流石にミリノの身体を氷漬けにしたら不味いので冷凍バナナが使えないことだな。


「グルルルゥ!!!」


「グルルルゥ!!!」


すると次は村中から魔物が集まってくる。


「仲間を呼んだか」


「まあ、関係ないわね。」


私は冷凍バナナを8.9本作り出し、カゲリは影の鞭を4つ生み出す。そして、鞭が冷凍バナナを掴み、迫ってくる魔物の軍団へ次々と投げ始める。


「グルッ!!」


辺りは瞬く間に氷に包まれていく。


「余裕だな」


「余裕ね」


カゲリの協力もあり、以前まででは考えられないペースで魔物を殲滅する。


そして、遠く、とある民家にめり込んでいる現影使いを視認する。


「そらっ!!」


そこに狙いを定めて矢を放つ!!


…命中だ。


…


…


…


「ハグゥ!!!」


胸に突き刺さる鋭い一撃に、現影使いは叫びを上げる


「スゥ…ハァ…」


「おいつめたぞ?現影使い。」


「今度こそ終わらせるわ」


そして、自分の目の前に現れたのは黒と黄色の二人組。偶然にもナナのいた世界では警告色と呼ばれる組み合わせの色である。


だが、間違ってはいない。今の現影使いにとって、間違いなくこの二人は『危険』なのだから。


「ッ…」


現影使いは影纏いを解除し、自分の姿に戻る。


「次は…無いぞ…!!」


「…」


影纏いを解除し、再び実体を手放すことでまた無限の復活を可能にしたのだろう。


実体の無くなった影となったことでその場から四散、どこかに現影使いは去ってしまう。


「一旦終わりだな…。」

ようやく一区切りです。そして申し訳ないのですがネタ切れのため次の投稿まで少し空きます。

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