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バナナを生み出す能力のお陰で私は毎日幸せです!  作者: フレア
冒険、始めました
48/90

VS呪衰者その2

フレアだよです。

「ハァッ!!」


「フン!!」


騎士長は呪衰者の振り下ろした剣をレイピアで受け止める。その隙を狙って私が槍を背後から突き刺す。


「ッグァッ!!」


「貰った!!」


そして、槍で刺された痛みで力の抜けた剣を弾き、首を切る。


「ッアァ!!!」


しかし、一度ガクンと倒れたかと思えばすぐに黒いなにかで傷を包んで回復してしまう。


「ハァッ!!」


「うっ!!」


「ヌッ!!」


そしてその場で回転斬りをして私達を吹き飛ばす。


「あぁ、痛い。痛いですよ。酷いです…。」


「…!!」


「っ。」


尚もふざけた様子でチャラける呪衰者に再び槍を向ける。


「ハァッ!!」


再び動き出す呪衰者。次は凄まじいスピードで辺りをジグザグに動き始める。


「何をして…!?」


「っ!!」


そして、すぐに右肩に焼けるような痛みを感じる。


いつの間にか背後にまわっていた呪衰者の雷魔法を食らったのだ。


後ろを向いて反撃しようとした頃には呪衰者の姿はなかった。


「フンッ!!」


そして次は騎士長に向かって行ったようだが騎士長は流石の戦闘スキルで、放たれた雷を見切ってレイピアで防ぐ。


「そこだ!!!」


更に呪衰者の動きを見きり、レイピアで一突き。


「ほう…。」


呪衰者はそのレイピアを剣で防ぐ。


そして、


「カヅチブレイド!!」


「っ!!」


突如呪衰者の持っていた剣が雷を纏い、レイピアを伝って騎士長を焼こうとする。


が、すぐに見切った騎士長は雷が自身に上る前にレイピアを手放し後ろに後退した。


「騎士長!!」


「問題ありません!!それよりも気をつけて!!」


「そぉら!!」


そのまま呪衰者は次に私に切りかかってくる。


「っ!」


私は縦に振り下ろされた剣を左に身を避けて躱す。


すぐに横、斜め、と次々に剣が振るわれる。


「ッ!!!」


「それそれそれ!!!」


防いでしまえば雷が伝って焼かれてしまう、かすってもアウトだ、ひたすら躱し続けるしかない。


「っ!」


「っと!」


そして、隙を見つけた私は呪衰者の足を払う。


体制を崩した呪衰者は追撃をやめ、一度後ずさった。


そして、後ずさった呪衰者の肩に深々とレイピアが突き刺さる。


「なっ!?」


騎士長が投擲したのだ。


驚く呪衰者に一瞬で近づいて突き刺さったレイピアを引き抜き、横に切り払う。


「っ!!カズチ!!」


すぐに騎士長に向けて雷が落とされるが、もうすでにそこに騎士長はいない。


「ハァッ!!」


そして、振り向いた呪衰者をレイピアで切り裂く。


「ッアァ!!!!!!!」


声にならない悲鳴を上げる呪衰者の腹を後ろから私が槍で貫く。


そのままの勢いで呪衰者を貫いた槍を近くの壁に突き刺し、張り付けにする。


「もう終わりだ!!!」


いくら再生が出来てもこの状態では逃げられない!!


「言え!本物のミリノちゃんを何処へやった!!!!」


…


…


…


…


…


「りの…あ…さん…」


「へ…?」


壁に突き刺さるミリノちゃんの傷は回復しておらず、私の名前を呼んだ。


「っ!!!」


後ろから騎士長がレイピアで何かを防ぐ音が聞こえる。


「いやぁ…酷い方ですねぇ?実の親友をここまで痛め付けるなんて」


「嘘…」


後ろに立っていたのは間違いなく呪衰者だった。

続きますよ

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