脱出!開始!!
ふれれれれれ
やあ!私はナナ!色々あってダンジョンが崩落!!地下水に落ちてしまった!!!その落ちた先で偶然にも、訳あって生かしておいた『現影使い』と再会!!何故この地下水に居たのかは分からないがな!!ってかよく考えたらそれ結構怖いな!!!!更に現影使い改めカゲリは私の予想通り悪人ではなかった!!!!さらにカゲリからの情報によって『呪衰者』の正体こそが本当の『現影使い』であることが判明!!!無限復活も元々実体がないゆえの技だったわけだな!!!!つまり『現影使い』はカゲリしか倒せない!!どちらにせよ次に『現影使い』が村を襲撃するまでにこっからでなきゃいけないな!!!
どうする?この状況!!!
「そういえばミリノは大丈夫だろうか?」
「ミリノ…確かあの勇者の名前よね」
「そうそう。お前のお人形さ…ッてえな!!」
鞭で叩かれた…
「次それ掘り返したら殺すわ」
「こわ」
「で、その勇者がどうしたの?」
「いやな、私達さっきまでダンジョンを攻略してたんだがいきなりダンジョンが崩れ始めてな。幸いミリノは助かったんだが私は崩落に巻き込まれて落ちてきたんだが」
「よく生きてたわね貴女…」
「自分でも思う…」
「まあ、でも確かに不味いわね」
「だろう?」
カゲリも気がついたようだが、いきなりダンジョンが勝手に崩落するわけが無い。10日も寝てたなら話しは別だが、それじゃあミリノはあの怪我じゃ助からないだろう。つまり、誰かが崩したことになる。
「一体誰が…」
「私は十中八九呪衰者だと思うわね」
「おっと?だがアイツは月一しか…あ!!」
「気づいたみたいね」
「別にアイツは月一しか出れないんじゃなくて…」
「月に一度力が最も上がるタイミングがあるって言うだけね」
月の満ち欠けによる影だ!月は日によって満月だったり新月だったりする!その中で最も影が多く出る日を計算して…
「だが、それだけじゃ別に呪衰者とは限らないんじゃないか?」
「そうね、でもアイツは影による盗聴、遠隔的な視覚を得ることが出来るわ。それで貴女達が最も油断しているタイミングでそれをやったとしたら?」
確かに…私達はあの時、ボスを倒し、傷を直しで安心しきっていた…!
「じゃあ!今外じゃ!?」
「勇者が一人で戦っていると見ていいでしょうね。」
「不味いじゃないか!!!」
私が焦っていると
「大丈夫、どちみちもう少しで朝よ」
「どう言うことだ!?」
「私はベースは人間だから、復活もしないし怪我もおってたけど、アイツは全部影、怪我もしないし復活も出来る。でも光を浴びれば影は消えてしまう。」
「つまり、アイツ朝は活動できないのよ」
「そういえば…」
村襲撃の時も圧倒的有利の時に退散していたな…。
「どちらにせよ今焦っていって外に出ても手遅れ、信じるしか無いってことよ。」
「うぅ…」
アイツが朝日が出るまで耐えてくれていたのを信じるしかないか…。
「でも、どちらにせよ早く出たいのは変わらないし急ぎはするわよ」
「分かってる…が…」
でもそもそもこれ外に繋がってるのか?
「最悪外に繋がってなかったら崩落覚悟で天井に穴あけることになるけど」
「ハイリスクすぎるな!!!」
「それが嫌ならとりあえず探すわよ。」
「ったってこの大量の道をかぁ?」
私達の前には洞窟の中に更に大量の洞窟の入り口が並んでいる。
「仕方ないでしょ?行くわよ」
「あっおい!」
そういって適当な洞窟に進んでいくカゲリを私は追いかけることになった。
「光るバナナ大活躍だな」
「今更だけど貴女のそのよく分かんない魔法なんなの?」
「私も知らん」
「は?」
「だってこの世界に転生した瞬間から使えたからな」
「へー。…って転生?」
「転生」
「転生者?嘘!?」
「ほんとよほんと。証拠として見せれるものがこのバナナしかないけど」
「転生者ってあの伝説のよ!?貴女が!?」
「そうだぞ!崇めよ!」
そういって私はポーズを決めるが…
「なんか…夢が壊された気分ね…」
勝手に凹まれた。
「酷くないか?」
「いや…はぁ…」
「お人形さんいるか?」
「はぁ…」
「あぁ!首!首!!ー!鞭で首絞まってるー!!おーい!ごめんなさい!ごめんなさい!!」
ほんとに大丈夫だろうか…
洞窟脱出開始です。




