↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
バナナを生み出す能力のお陰で私は毎日幸せです!  作者: フレア
冒険、始めました
37/90

落下!地下水!!

フレアです。

やあ!私はナナ!落下中だ!!


「ナナーーーッ!!!!」


ミリノの叫び声が響いてくる。畜生!ここまでか…私!!まだやらなくちゃいけないことが残っていると言うのに…!!!


「あっ」


そして、突如としてその浮遊感は終わりを告げ、私は衝撃で意識を失った。


…


…


…


…


…


…


…


…


数時間前


ダンジョンの主からの供給の切れたダンジョンが力尽き始める。数十年…人知れず隠され続け、つい数ヵ月前発見された。孤独のダンジョンが崩れ始めて行く。その最奥、ボスの間がたった今、崩れ落ちた。


「………」


…


…


…


…


…


ナナが死んだ…。その事実が私の胸に深く突き刺さる。正確にはその瞬間をこの目で実際に見たわけでは無いのだが、恐らく助からないだろう。


全力で走り続けてようやく入り口に出る。私が出ると同時にダンジョンは完全に崩壊した、本当に危ないところだったのだろう。


「おや?これは、これは勇者様?生きていましたか」


「…。」


私は剣を構える。目の前の呪衰者(なかまのかたき)に向けて。


「おっと物騒な」


「…。」


尚もおどけた様子で呪衰者は笑う。


「別に貴女達に危害を加えるつもりはなかったのですよ?ただ私は死んだ同胞のために墓を作ろうと」


何故、コイツがここにいるのかは分からない。でも手間が省けた。私がコイツを殺す。


私は剣を持って奴に斬りかかった。


…


…


…


…


「ゴボッ?」


ん?何かくぐもった声しか出ない?って言うか私は何をして…


「ゴボボボボボ!!」


水じゃねえか!!!!!!!


「ぷはぁ!」


私は急いで体を浮かせる。そこは深く水の張った洞窟であった。


そうか!落ちた先に運良く地下水があったっということか!!!


何と言う幸運だ!いや良く考えたらここに落ちた時点で不幸なのだが!!


にしても、


「あー!」


『あー!』


声の反響度的に考えてかなりの大洞窟だな…。これ外に出られるのか…?


っと言うかそもそもの問題陸地の位置が高すぎてこの地下水の川、いや最早海か?から出られないぞ!?


「寒…」


このままじゃどのみち低体温症で御陀仏だ…。


なんて考えていると…


「キキッ!!」


巨大なコウモリのモンスター×5だ


「待て待て待て待て待て!!!!」


やめろ!今はやめろ!!


弓も落とさずしっかり背中に付いてるし、バナナも出せる。だが…


「どうやってこの状態で矢を射て、バナナを投げろと!?」


体半分水没しながら水に浮いて狙い何か定まるか!!!


「キキッ!!!」


来やがった!!!畜生!どうする!?この状…


万事休す…と覚悟を決めたその時、無数の黒い槍がコウモリを撃ち落とした


「この技…」


どうやら、かなりハイリスクハイリターンな賭けが始まってしまったみたいだな…。

ってなわけで一章中編スタートです。ちなみに切り良く月始めスタートになったのは偶然です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。