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バナナを生み出す能力のお陰で私は毎日幸せです!  作者: フレア
冒険、始めました
19/90

ラストスパートだ!ボスバトル!!その3

フレアでした。

やあ!私はナナ!今はボス戦真っ最中だ!!強化された現影使い、洗脳されたミリノによって私達は大苦戦。とりあえず、まずはミリノを何とかしたいところだが…


「うわっ!!」


リノアが吹っ飛ばされる。くそ!流石は勇者ってところだ。まあ私と会う前はそうでもなかったようだが…。


「……。」


「っと!危なっ!!」


間髪入れずにミリノが私に一閃!危うく回避したがもう少しで私は一頭身になるところだったぞ!!


「くらえェェェェェェ!!!!」


更に現影使いの追撃。影の鞭だ、しかも進化前より断然早い!っていうかアイツずっと叫んでるから耳がキーンってする!!!


「ッ!!!」


防御する間も無く鞭に叩かれ、私は吹き飛んでいく。


「っと!ナナ!!」


が先に吹っ飛ばされていたリノアに受け止められた。


「強いぞ!アイツら!!」


「だね!!!」


「ミリノちゃん解放して上げれないの?」


リノアが聞いてくるが


「さっきから何度も試してる!!」


冷凍バナナで剣を受け止めたり、リノアと戦っている隙をついて何度か触れているのだが解放される気配がない。


「触れる以外にも何かしら条件があるんだろう!!」


「例えば!?」


「相手に戦う意思がないとか?」


「とりあえず、ミリノちゃんをどうにかしないと解放は無理そうってことだね。」


「あぁ!」


最も私の単なる憶測だが、他の案を試すにしてもあの状態ではやりづらい、ミリノには悪いが一度行動不能になって貰おう。


「よし!そうと決まればまずはミリノを集中攻撃だ!!」


「オッケー!」


「……!!」


私達に反応するように剣を構え突っ込んでくるミリノ。


だが、行動不能って言ってもどうするか…。


「このっ!!」


再び杖でミリノを受け止めるリノア。


横から私がバナナの皮を投げつける。


「……!!」


「ごめん!ミリノちゃん!!」


そのまま宙を舞うミリノに対してリノアが野球ボールを飛ばすように容赦のないフルスイング。


ミリノは吹き飛び、勢い良く壁に叩きつけられた。


「手応えあったよ!!」


「私を無視するなァァァァァァァ!!!!!」


すかさず影の槍が飛んでくる。


「避けるぞ!!」


が次はしっかり見切っている!私達二人ともその場からすぐに離れる。


ミリノはやったか?


「……。」


土煙の中から立ち上がるミリノ。


「駄目かぁ!!」


「もしかすると影のせいかもな…」


「どう言うこと?」


「影で人形みたいに操ってるから骨を折ろうが何しようが無駄かもしれないってことだ。」


「それじゃあ!ミリノちゃんを粉々にしたりしない限り意味ないってこと!?」


「そうなる。」


「そんなの絶対駄目だよ!!!」


「わかってる!!」


当然、私も人を、ましてや友じ…王族を殺すつもりはない。


「だから、危険度は高いが策はある!」


「どう言うこと!?」


立ち上がったミリノが先程一閃を行った構えで私達に近づき、現影使いは再び槍を構える。


「話してる時間はない!!」


「ミリノの動きを7秒止めろ!!」


私は限界まで近づいた槍に冷凍バナナをぶつける。この距離ならば影の鞭は手だしできまい!


ミリノの方はリノアが受け止める。


「ちょっと!7秒は!辛いッ!!!」


が2秒ほどで吹き飛ばされてしまう。


「壁に張り付けにでもすれば稼げるだろう!?」


次に襲ってきた鞭は対策法が未だに思い浮かばないので冷凍バナナで防御をしながら耐える。


「そんな簡単に言うけど!!」


「そらっ!!」


私はリノアに追い討ちをかけようとするミリノに皮を投げつけて転ばせる。


「ハァァァ!!!!」


そして、杖を構えたリノアが突撃していくが、


「…」


「嘘!?」


ミリノは宙に浮いた状態で剣を構え、杖を防御、少し離れた位置に飛ばされたあと、すぐに剣を構え飛んでくる。が


「掛かったな!!!」


突っ込んでくる途中でバナナの皮を踏みつけ、そのスピードのまま、反対側の壁に突撃する。


一発目を投げたときにもう一発置いておいたのさ!!


そして、壁にめり込んで動けない今がチャンスだ!!


「リノア!!!!」


「オッケー!!!!」


すぐに壁にめり込んだミリノに杖を構えてリノアが飛んでいく


「させるかァァァァァァ!!!」


当然現影使いが何かをしようとするが、


「ッ!!!!!!」


私が背後から投げた冷凍バナナを防御するため壁を張る。


壁は影で出来ているのだからその合間奴も私達が見えない!!当然攻撃も出来ない!!!


「はぁぁぁぁぁぁ!!!」


その隙に私もミリノの方へ走る。


そして、復帰しようと振り返ったミリノの腹にリノアの杖が突き刺さる。


「……!!」


「やった!!!」


「行くぞっ!!」


私は冷凍バナナを構え、辺りの地形を見渡す。2秒、そして、計算を開始、4秒。完了、実行、5秒。


「跳べ!!リノア!!!」


「オッケー!!!!」


着弾、爆発、6秒。


「……!!!」


凍結。7秒。


私はミリノとリノアより離れた地面に冷凍バナナを叩きつける。そして爆発した冷凍バナナの被害は奴らにまで達する。が、リノアは避ける。そのまま効果範囲内にあったミリノの足だけ凍る。無力化成功だ。


「なっ!アイツら勇者様を!!」


「すげえ!!!!」


「何者!?」


さっきまで、勇者ミリノが敵に回ったと絶望していた外野も驚きの声を上げているな。


「ちょ!ちょ!ミリノちゃん足凍っちゃってるけど大丈夫なの!?」


「口だけ無事ならバナナで直る!」


少し可哀想ではあるがな。


その後念のため両手も同じ要領で凍らせて終わりだ。


「ごめんね、ミリノちゃん。」


「私の人形によくもォォォォォォ!!!」


「ミリノちゃんはお人形じゃない!!!」


「あとはお前だけだ!!!」


さあ!ほんとの本当にラストだ!!!

思ったより現影使い戦を引き伸ばしてしまった…。

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