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レイヤー77 ???に出向

ココハドコ

ワタシハ…


…


ん?


…


あれ?


…


なぜ、こうなった?


…


何が起きたのだろう?


…


何も思い出せない


意識だけが


暗闇を漂っていた


………


雨音


ぽつり


ぽつり


冷たい


服が濡れている


身体も冷たい


今が


昼なのか


夜なのか


それすら分からない


どこだ?


ここは


どうして


こんな場所で


倒れている


記憶が


曖昧だった


最後に


何をしていた


誰と話していた


何も


思い出せない


ただ


ひとつだけ


頭の奥で


何かが囁く


「起きろ」


その瞬間


意識が急浮上した。


「――っ!」


肺が空気を求める。


激しく咳き込む。


雨が顔を叩く。


泥の匂い。


濡れた土。


湿った草。


見知らぬ景色。


ゆっくりと身体を起こす。


痛みはない。


骨も折れていない。


傷もほとんどない。


「……ここは」


誰に聞くでもなく呟く。


返事はない。


周囲を見渡す。


森。


霧。


雨。


人の気配はない。


荷物もない。


工具箱もない。


地図もない。


ただ。


濡れた大地だけが広がっていた。


もう一度考える。


なぜ…こんなところで


気を失っていた?


何があった?


どこへ向かっていた?


誰と…誰か…


思い出せない。


背中と頭の奥に


鈍い痛みが走る。


…


その時、


遠くで鐘の音が鳴った。


一度


二度


三度


…


その音だけが、


静かな世界に響いていた。

はぐれた

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