まぁ仲直りして、声の玉を取り戻す為にパーティーを組むって事で
~神の国 神殿~
天照大御神は、バキッと、扇子を折っていた
「あの小娘、何故声の玉を取り上げられたのに、へらへらしてる!」
「変わった娘でございますね。」
天照大御神と思兼命は、燈の行動をみながら、不思議に思っていた。
「まどろっこしいのは、好かん、変な娘が神の国に、来た瞬間、連れくるのだぞ?」
「御意」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
やっと家に着いた燈は、荷物を居間に広げた、お土産と、服を適当に置いた、綿菓子もその様子を後ろから見ていた。
押し入れの襖を開けて、中におそるおそる入る燈
三「おかえり」四「おかえりー」
ーただいまー
四「あれ?座敷わらし?温泉パークから帰ったの?」
綿「そうそう、帰ってきて早々これだったのよ」
三「ありがとう、座敷わらし。」
3人は目を合わせて、少し気まづかった、まさか、三葉の部屋にいるなんて思ってなかったからだ。
「「……」」(……)
ピロン
ーごめん、焼き餅だったって分かったからー
(…//////)
燈が真っ赤になった瞬間、渉は嬉しくて、燈を抱きしめた。
【バチン!!!!】
最大な音がして、周りがドン引きしていた。
渉「いってぇ!!」
四「学習しないからだよ、渉」
渉「はい……学習はしているつもりなんですが、できていませんでした。」
朝顔「本当バカップル!あ、そうだ、不思議に思ってたけど、なんでここの押し入れこんなに空間広いの?」
三「ここは、神の国にある、私の自室を空間ごと移動させて、持ってきているからな」
ーあ、そうだったんだー
朝顔「すごい、便利」
朝顔が、馴染んでいるのを見て、綿菓子は声をかけた。
綿「あなたが、算置師の朝顔さんね?うちの務露首が、失礼なことしたわ。」
朝顔「あ、いえ、そんな、私はまだ未熟で…」
綿「大丈夫、貴方はこれから光るから」
朝顔「!!」朝顔は少し驚いて、少し照れて、口数が減った。
渉「座敷わらしさん、俺に労いの言葉は?」
綿「ないわね、あなた達とーーーーっても相性最悪だから。」
渉は、愕然として、ため息をついた、これからも務露首に悩まされる姿が、目に浮かぶからだ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ーで!私の声取り戻したいんだけどさ、誰と誰が行く?全員は、密度高すぎて私嫌なんだけどー
全員がうなづいた。
朝顔「私は、神の国は行けないな」
三「基本神気を持つもの無理だからな…」
綿「私も人間界に来たのは、朝顔ちゃん見に来ただけだから、帰るわ!」
ーえ!?それだけだったの!?ー
(帰っちゃったよ本当に……自由だな、あの大妖怪)
朝顔は、綿菓子を送り届け関心していた。
四「僕が行くよ、兄者♡は、お疲れだろうから」
三「良いのか、四葉」
四「たまには、活躍しないとって事で、渉も行くよ」
渉「はい!四葉様」
ーなんか珍しいメンツじゃない?まぁ、いっか、朝顔は、家に帰ってもいいからね!トンカツは待機!ー
(あっかりん、今私の事呼び捨てした?!)
少し嬉しくて、口が緩む。
朝顔「OK!一旦帰るけど、また来るから、無茶しないでよ」
朝顔は、扉を開こうとする、3人に強く言った。
3人には、扉の方を向いて、燈は朝顔と三葉に手を振った。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
三葉は一人自室で考えていた
妹の神気が神界に無いここと。
あのうさぎのぬいぐるみ
何かがおかしいと思っていた。
が、とりあえず動物化して、布団の中でごろごろした。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
~妖の国 四季座~
綿「はぁ〜何だか疲れたわね、歳かしら最近とっても疲れやすいのは」
務露首は、知っていた、綿菓子が何故こんなに疲れるのかを、それは【神に近づきすぎている】からだ。
でもそれを本人には言えずにいた、何故なら、言ってしまうと、燈達にはもう会えない、四季座を取り締まるのが、座敷わらし様だからだ。
分かっていた。
もう少しこのままで、いさせて下さいと
願う、務露首は、密かに、燈に想いを寄せる
たとえ報われなくても
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
燈達3人が扉を開けたら
待ち構えてた、神が1人たっていた。
「天照大御神様がお待ちです」
(誰だっけ、どこかで会ったことあるような……えっと、うーーんあ!!!!)
燈は思い出した
【風呂敷攻撃にやられた、おじいちゃん!】
と、思兼命に、エモーショナルリンガをした燈。
思兼命は、それを聞いた瞬間、若干イラッとしたが、冷静を装いながらも、天照大御神の所へ案内する事にした。
四葉は、燈の表情で、失礼な事言ったことを見抜いていた。
四「本当に失礼な厨二病だね、燈、あの方は天照大御神の側近だよ」
燈「側近って、大奥とかで言う、殿のおなーりーとかゆって、女の人があれやこれやするやつ?」
燈は、速攻スマホで文字を打って2人に見せる。
渉「なんで大奥の知識は知ってんだよ、ほんとおもしれぇ」
四「……いつもの燈だね…うん、良かったよ、色んな意味で」
案内する思兼命の後ろで、騒がしい3名
思兼命の、顔に怒りマークは増えていく。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
天照大御神の姿ははっきりと見えないが、声は聞こえる位置に来た、長い階段の先には雲のもやがかかっていて、見えないのだ。
その長い階段の先にいるのが、この神の国の最高位、天照大御神様だ。
「これは好都合だね、神木渉も一緒か」
最高位神が自分の名前を口にした事に
固まる渉、一瞬にして身体が強ばった感じがした。
「水無月燈、声の玉を取られても何も動じないとは、不思議な人間」
(うん、ここは、だまっとこ。長そう)
「今また失礼な事考えてるね?まぁ、いい、そんな口も叩けぬほどの、きつい修業をお前たちに与える。」
天照大御神様は、声の玉を燈の体内へと【戻した】
「逃げずに来たからね、これは返してやるよ、ただこここ、神の国にいる間のみだよ、お前たちは神の力を持つ人間の自覚が足りない」
燈(なんか、返してくれたけど、条件付き、やっぱり性悪おばさんじゃん
渉(神の力を持つ人間の自覚?)
「学校とやらに行きながら、ここを行き来して、修行に励め、そしたら、完全に声の玉を返してやる。」
燈(え、何それ、バイト行く暇無いやつじゃ…ここの修行って時給いくら?)
「ええい!修行とバイトとやらを一緒にするでない!」
燈(あ、心も読まれてた…)
「水無月燈、お前は力神の所へ」
「神木渉、お前は力の封印を使わない判断は、正しい、自覚しておる、ただ宝の持ち腐れになってはならない、思兼命の技を盗むための修行をしろ」
渉は、怯えて声もでない
無理もない、自分の心を読まれてる上に
神の国で修行
もう
普通ではないからだ




