大晦日になったらトンカツ降ってきた
12月31日
空気がお正月へと入れ替わる
大晦日の夜の日
この物語の主人公「燈」は
ペンを回しながら、足を組み、頭には教科書、みかん
そう、バランス感覚を養う体操をしていた
「こら、燈なにしてるの!」
ぺしっと、みかんをうばって、食べながらどっかに行ったうちの母。
気もっ魂母ちゃん
こたつの上には、お菓子が大量だった
これは、夜まであなたは独りよの合図だ
毎年のことだから、これは慣れっこ
でも今年はなんか違う空気が、外に流れてたので
スケッチブックを持って、宿題をほったらかして
外へ向かった。
めずらしく
この日は、どんよりと曇り空で
今でも降り出しそうな雪。
観光客は、ホテルで待機する人もいれば
もう神社に行く人達も
そんな人達に出店を提供するのがうちの家の
商売。
木の丸太のベンチにちょこんと座り
あの時の変な脂身乗った豚を思い出した
ふっと、口が緩み、声出しかけた
脂身、トンカツ、ラーメン、チャーシュー
腹減った………
ノートにペンを「こつん」とすると
そこから、音符やら、何やら説明ができない何かが
「燈」の前に姿を表せと言わんばかりの、アニメ的シチュエーションだった
「1ヶ月もかかったわ……貴様、水無月燈」
名前を呼ばれ
その声をするほうを見ると、ミニブタだと思いきや、、うん、ミニブタだった、ただ、ブッって語尾を外した、なんか生意気なかんじの、ちょと腹立つ、ミニブタかな、脂身だらけの角煮かな。
やっぱりこいつは、トンカツかな
(何を思ってるんだか、考えるのが怖いな)
っとら三葉神は思っていた。
読んでくださりありがとうございます♡




