神だぞ?何故トンカツと呼ぶのだ
燈は願いを叶えると言われ、咄嗟に思いついたのが
「絵が上手くなりたい!!」
だったのだ。
~そなたの願い、叶えよう、その筆ペンに、私の神気を備えてやろう~
「しん、き、、?」
~神の気、つまり神の力じゃ。私の封印を解くのに付き合え、燈。優しい光を放つ、不思議な人の子よ……~
すっと緑の光が溶け込むと、燈はいつもの燈に戻っていた……。
燈は、何かを思いついたように、その子豚に名前をつけた
「今日からトンカツね!」
「トンカツ!?」
「あなたの名前は、今日からトンカツ!」
燈は、威張った態度で、指を指し名前を付けた。
「だって、私トンカツが食べ物の中で一番好きなんだもん!!」
その言葉で、一つだけ、三葉の神の黒い何かが外に逃げていた。
「トンカツブヒ………我はカツ丼派だ、気が合わん」
三葉神は、三葉神あだ名はトンカツになった。
三「もうちょっとマシな名前にしてはくれぬか?」
三葉は真剣に燈に問いかける。
燈「え?いーよ?おろしトンカツ定食とかにする?それとも、そーだな、ローストンカツ定食でしょ?カツ丼と豚汁つき!とか?」
真剣に問いかけられたので、燈も真剣に、名前を考えた。
三「.....トンカツ.....の方がましだ」
(私にもペットが出来たけど…暇だな)と、燈は思っていた、ぼっち属性の冬休みに、遊び相手はいない。
ダラダラごろごろして
なんとなく何もする事もなく
三葉神通称トンカツに出会ってから
どんどん、ダラダラして
やる気ナッシング。
「燈、おい、」
「なーにー?」
「でかけるぞ、準備しろ」
「この寒いのに出かけるの??どこに?」
「秘密だ」
(秘密って、まぁいっか)
重たい身体を無理やり起こして、着いて行くことにした燈
キラキラ眩しい、光のストローの先に、入口みたいな穴がある
そこは、神様達が住む都の入口、天気のいい日の、珍しい光景にしか
現れない、不思議な、不思議な
光の境界線。
「何ここ。。」
見た子もない光景に、目を見開く燈
「神の国の入口だ、行くぞ」
光の中へ入ると、 燈と三葉神は目を閉じた、三葉神は、元の姿に戻って 気品溢れる、神の姿に戻っていた。
「ここって…」
燈は、神の姿に一瞬驚くが、それよりも驚いたのは、今いる場所。
そこに広がる景色は、虹の架け橋があって、その上に燈と三葉。
雲がゆっくりふわふわ流れる、その雲の上にはたまに、この世のものではない、何かが乗っている
その何かはとても神々しい。
燈はそれを見て首を傾げた、その光景は、まるで見たことがない。
絵には描けない美しさと、見知らぬ花が咲き乱れる。
「綺麗…」
「綺麗だろ?」と三葉神が、燈の頭をポンと叩く。
「私、ここって来ていいとこなの?」
普段は見せない、真面目な顔を、三葉神に見せる燈。
「それは知らん、私はただ連れてきたくて連れてきた、ただそれだけだ」
えーーーーーー!?
そんな理由で私ここにいてだ、だ、だ、だ、
大丈夫なの!???
ちょっと足の震え止まらないんですけど。
なんなのこの、異世界的な状況は!!!
燈の脳内はパニックだったが、そんな事を無視して、三葉神は燈を連れて行く。
「行くか。」
雲をポンとだして、乗れと言う三葉神
「行くってどこに??」
おそるおそる、燈その雲の上に足を乗せる
「私の部屋だ」
へ、、へ、、変態がいる、、逃げなきゃ、でも
逃げれない、、何この、トンカツ、いや、神様
いきなり、部屋行くかとか言う?!
燈の脳内は、一段と騒がしくなった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
燈脳内が、フリーズしていると、神気?を使って、身体を浮かせ、半ば無理やり、雲の上で、暴れた私を、無理やり、眠らせ、強制的に連れてこられた。
これって、神様がしていいことなの?
絶対神様でも、人間でもやっちゃダメなやつ
やっぱり、あんたはトンカツでOK
「よくも、やったね、トンカツ」
両拳を握りしめ、わなわなと怒り狂いそうになる燈
ハリセン出したい
ハリセン出したい
ハリセン出したい
ボンと白い煙がでて、手にはハリセンを持っていた
にやりと、笑うと、速攻燈は、三葉様を
殴っていた。
それはもう、勢いよく。
「ブブ! ブヒ!」
するとトンカツに戻った、三葉神トンカツ
「あんたには、これがお似合いよ。神様のすることじゃないでしょ、私を眠らせてこんな部屋に連れ込んで」
ちょっと神様らしくない
変な部屋とゆうか
うん、何も無い、片付けられた
空間みたいな、変な部屋。
「ぎゃーーーまた豚に、豚に戻った、ここなら戻らないと思ったブヒーーーー」
暴れる、子豚のトンカツだったが
ハリセンを少しみて、一旦たちどまった
「そのハリセン、お前が、『力』ブヒ。」
動揺中の、トンカツ様。
「え? 何? その力って」
ハリセンを振り回し、踊る燈。
「そなたは、やっぱり、力の使い手」
「え!? 何それ、私絵が上手くなりたいって言ったじゃない。そんな力の使い手とか、知らん知らん」
ないないと、手を顔の近くまでやる燈。
「水無月 燈。我を救いし、力の使い手。生まれた時から、運命は決まっておるのだ」
「へ?? トンカツ? どうしたの? 子豚なのに、真面目ちゃんみたいな顔して」
燈が三葉神トンカツを抱き上げた瞬間
燈も、胸の奥が、変な感じに
気づいてしまったのだ。




