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3人の絆が深まった



燈は夢の中で、草原に囲まれた夢を見ていた

その周りに 動物が居て チーズが作れて

山に囲まれた 草原


気持ちのいい風


すーーはーーっと深呼吸すると



夢から覚めた




(次のヒント、草原だ……)



目が覚めると、病室で、おとんが私の手を握り

眠っていた、ベットの机には、お菓子とジュース

多分おかんだろう、ゲームは兄が持ってきたんだな。



クスッと思わず笑う



渉からの手紙も机の上に

静江からの手紙も机の上に



燈がすぐ読めるところに

置いてあった。


左手には点滴繋がれていて


身動きがとりずらい。



ゆっくりと身体を動かした







-----------------------------




~神の国~




「やっぱり行き来は出来るのか」

感心する、三葉、四葉は神の姿に戻っていた。


天照大御神様から罰を受けてるのに

不思議だという顔をする、四葉


「不思議でございますね、兄者」


「うむ、とりあえず、神殿へ行くぞ」


「はい、兄者」



虹色の橋から、雲に乗り継ぎ、神殿へと向かった


そこは、神の国の中心部



上位クラスの神々が13人ほどいる、神殿だ



神殿は金色に輝き、遠くから見ると、雲がかかり


近づくと、その神殿が見えてくるという仕組み。


底辺の神々は、そこにすらたどり着けない


上位クラスの神々集う、神殿なのだ






「天照大御神様、三葉でございます。」


「天照大御神様、四葉でございます。」



膝をついて、左手を左膝に置き、頭を下げる二人



天照大御神様は、ゴージャスな階段、100段ぐらい上にいるので、三葉と四葉には姿が見えない



声だけが聞こえる状況だ




~頭をあげてよし、三葉、四葉よく来たな~



「は!少しお聞きしたい事がございましたので」

天照大御神信者の、三葉は、嬉しそうに淡々と話す。


四葉は、天照大御神様が苦手なので、少しムスッとしながら話を聞く




~水無月 燈の事か~


「左様でございます。」



~今回の出来事は、私だよ、ちょっとした暇つぶしで、水無月燈で遊んでいた~



その言葉に怒りした、四葉神


「はぁ!?燈は死ぬかもしれない状況だったのに!!」


思兼神オモイカネノカミは、その言葉に強く大きな声を出した。


「四葉神!!!言葉を慎め!!」


しゅんとなってた、四葉は

「すみません」



~まぁ、良い、思兼神、今回は私がふざけすぎていた

二人に、良いものをさずけよう~



上の方から、ゆっくり、やってきた、その道具は

丸みを帯びた、スマホの様なもの。


真ん中には画面がある。



~これを見ながら 私の罰を解き、画面のゲージが

溜まったら、神の姿に完全に戻るだろう~



「「ありがとうございます、天照大御神様。」」



~但し注意点がある、その画面の色が、赤くなる時は

燈に危険が迫った時、燈がいないと、そなたらは、一生元には戻れぬ~




~肝に銘じておけ~



その言葉を、聞いた瞬間

神の国に居たはずの2人は


燈の病室のベットに転送されていた。




「トンカツ、チキン。」



ぎゅっと2人を抱きしめた燈



「ありがとう、肉ブラザーズ」




燈はニッコリ微笑んだ


~静江の手紙~

無理しないで、無理な時はちゃんと言うこと

次無理したら、ほっぺ抓るからね


~渉の手紙~

早く元気になれよ!!



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


読んでくださりありがとうございます♡


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