鬼って向こうからやってくるものだっけ?
―神門社長室―
白花「……結界張ってさ、ここに居るけど意味無いと思わない?」
黒輝「まぁ、そうだな、あいつが俺たちを狙ってるって訳じゃないからな…」
ビャッカは、ブラキに問いかける前に瞬きをする―。
白花「ねぇ……どうする?結局私達人間に戻ってないし…」
黒輝「……紅月が、精霊って言ってたよな?」
白花「!」
ビャッカは、忘れていたのか、思い出した!と言う表情をし、椅子に座っていた体を、起き上がらせた
白花「確か神社にって言ってたわよね、それってあのダサい名前の神社の事?」
黒輝「この街で有名な神社はそこ、しかないな」
白花「精霊か、、知ってそうなのは、神主、継承者、かしら」
2人は、下を向いて考え
少し考えると、何かを思い出したのか
2人同時に行動をとる―。
双子なので、行動がシンクロする時もあれば
同時に同じ言葉を話す時もある。
「「神木渉!!」」
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【行きはよいよい 帰りは怖い
怖いながらも
通りゃんせ 通りゃんせ………】
この部分の歌詞だけを朗読しながら
務露首は、四季座の入口を、破壊していく
技を使い、右の門の鍵穴と左の門の鍵穴も。
四季座の空のオレンジ色は、どんどん燻む―。
務露首は、まず鬼門であゆ北の門を破壊した
そこの入口は、鬼の里に繋がる四季座の入口
務「我が主、鍵のお役目の、お勉強です。」
これが、最適な教えと言わんばかりに
務露首は、鍵穴を破壊したのだ。
務「主の妖力も覚醒してもらわなければ、この四季座は崩壊するのです」
務露首は、不敵な笑みを浮かべて、燻む空を見あげた
務「おや、崩壊させたのはこの私ですか、まぁ良いとしましょう。」
【行きはよいよい 帰りは怖い
怖いながらも
通りゃんせ 通りゃんせ…】
務「この歌詞は、ゾクゾクするほど美しい歌詞だ、人間が考えた詩を朗読するのは、嫌いじゃないですね…」
務露首は、ゆっくりと歩き、闇に消えた―。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
―核の社前―
燈のスマホから突然警戒のアラーム音が鳴る。
燈は、スマホを取り出すと、AIを起動させた。
『燈様!四季座、北門の鍵が破壊され、鬼が人間界に近づいています―。』
と、神気で作った有能AIが喋り出す
その言葉に、涙を流してた渉は、すぐに涙を拭いた
朝顔、朱雀も燈のスマホに注目する
核は、耳をピンとし、尻尾を下に下げた
燈「鬼!?北門!?はぁ?何どう言う事!?誰がやったの?」
『それは、、、、シャッドアウトされて、見えません!』
燈「ですよねーー?んで、四季座の北門って何?」
燈は、スマホを右手に持ちながら、AIに問いかける
『はい、四季座の北門とは、鬼の里に繋がる為、強力な術がかけられていましたが、座敷わらし様、管理者様が居なくなった事で、術が少し弱まったと推定しました、その結果、何者かがその門を破壊したのです。』
燈は、神気AIの言葉に、理解があまりできず
この神気AIを作った本人の顔を見た
燈「とか言ってるけど、さ、トンカツ?AI進化しすぎて無い??」
三葉は、燈の目を見ずに答えた
三「……私が有能だからだ」
燈「はぁ?you.Noとか言ってる場合!?何で、神気AIなのに、四季座の事が分かんのよ!!」
燈は、少し苛立っていた
問題がまた増えるからだ―。
朱雀「鬼が人間界に向かってるって言ったよな…」
『はい、左様でございます、ダメ男様。』
朱雀「ちょっと待て!ダメ男でインプットしてんじゃねぇ!」
朱雀のAIダメ男認定で
みんな笑いだす
渉「……とりあえず戦闘準備開始って事か…」
燈は、渉の言葉を聞いて、両手を下げると
口が曲がった
燈「……めんどくさい!!」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
金「よーやっとォ!人間界に来れたなあ!誰のお陰か知らねえけど感謝しないとな!」
金次は、金棒で、電柱を破壊した
その電柱は、バチバチと火花を放ちながら、地面へと崩れ落ちる。
普通の人間には、勝手に電柱が爆発して、倒れてるかのように見える―。
白「本当ですね、座敷わらし様の結界が固くて固くて、崩れませんでしたからねぇ」
金次と、白蘭は、二人で並んで歩いている
金次の、ピンク色の髪の毛が、太陽に照らされキラキラ輝いている
金次の角は、金色だ。
白蘭の髪の毛は、グレー色だ。人間界の太陽に照らされると、キラキラと光り輝く―。
鋭い目つき、鋭い眉毛、時より見せる鋭い八重歯
角の先端が、光り輝く。
白蘭の角は、黒と赤のツートンカラーだ。
見える人には、見える類が、人間界に来ていた
4体の鬼族が―。
空「……にしても、人間界暑くね?水浴びしたいんだけどォー」
語尾が上向きに上がり、喋る癖が強いのは
空音、オレンジ色の髪の毛で、髪の毛を束ねている、お団子ヘアに、剣の簪が刺さっている。
空音の角は、ピンクでラメが入っている、角の下には、ハイビスカスの、シュシュが付けられている。
凛「暑いって言っても、人間共は、厚手の服ね?ここには、季節があるのね、羨ましいわ人間界。」
人間界をいつも羨ましがっているのは凛音、四季座の暮らしに飽きているみたいだ。
髪の毛の色は、金髪でロングヘア、角は紫色のラメが入った角だ。
凛音は、金棒で、駐車場に止めてあった車のボンネットを破壊した。
凛「人間は弱い、物も簡単に壊れる」
金「でも、あいつは佐丸を殺した」
白「座敷わらし様もな。」
空「力を持った人間は厄介ってゆうかぁー」
動物は、鬼が見えるのか、住宅から、飼ってる犬が吠えたり、怖がって、小屋に入る犬もいた
野鳥も危険を察知したのか、この日は姿を見せない
金「水無月、、、、燈、、次の管理者とか何だか知らねぇが、潰す。」
白「ええ、私も賛成ですね、その案件には」
凛「金次にしては、いい事考えるわよね、ふふ」
空「潰すのはいいけど、ちゃんと、人間界も手に入れるっしょ?」
凛「ええ、そうね、鬼が最強って所見せてあげましょうよ」
白蘭は、空に自分のエネルギーを放った
すると、雲ひとつない、真っ青だった空が
漆黒の闇へと変わり、人間界の時間が止まる
白「ギャラリはー、面倒くさいので、能力者だけ、集めましょう」
空「じゃあ、空音、戦うエリア作ってくるぅ」
空音のジャンブ力は、異常なほど高く、屋根から屋根へ飛び移り、そのジャンプをすると、靴からオレンジ色の光が出ていて、エリアを作る―。
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燈達は、核と一旦別れて、神社の駐車場の方へと来ていた。
そこで目にした光景は、いつもの人間界ではなく
昼間なのに空は漆黒
車も、人も、街の空気さえも止まっていた―。
渉「じいちゃんが亡くなったって言う時に、敵か。」
燈「大丈夫?渉、無理しないで?」
燈は、渉に寄り添うと、手を繋いだ
渉は、燈の手を握り返す
渉「大丈夫だ、俺たち修行して、強くなってんだろ?」
燈「あはは、分身は、使えなくなったけどね?」
朱雀「大物のお出ましか、腕がなるな」
朱雀は、自信満々に、両手の関節を鳴らす
朝顔「自信満々はいいけどさ、自爆しないでよ?」
朱雀「なっ!それを言うなって!今日こそ出すぜ?新技!」
朝顔と朱雀も真剣な顔をして
身構えていた、4人の決意は、戦いへと向かう―。
三葉「敵は凄まじく強そうだぞ、怪我をしたら、私が、回復神気を使う」
四葉「僕は、みんなに幸運が上がる神気の術を掛けるよ」
四葉は、一人一人、自分の神気で術をかけた―。
三葉「妖怪と神様は、戦えぬ、これぐらいしか協力はできないが、皆、くれぐれも気をつけろ」
三葉は、燈達に言った時、駐車場にリムジンのタイヤの滑る音がし、リムジンが止まると、車から双子が降りてきた
白花「今回は私達も協力してあげてもいいわよ?水無月あ、か、り、♡」
燈は、ビャッカを見て、【ゲッ】と言う顔をした。
黒輝「相手は、鬼族の5人集の内の4人集だ」
渉「5人集?」
白花「要するに、鬼族の頭って事!強すぎて有名なのよ?知らないの?」
燈「だから四季座の事はあまり、知らないってば!」
白花「なのに、管理者なんてやって、おかしいわねー燈!やっぱりバカじゃない!」
燈の頭にはムカつきマークがついて
右手拳を握る
ブラキが、ビャッカの口を塞ぎ、口論を止めさせ
燈は、渉に止められたた―。
朱雀「お前らの助けなんているかよ!」
と、今度は朱雀が、黒輝に文句を言う
黒輝「4人だけだと、誰かが死ぬぞ」
朱雀は、その言葉でそれ以上言うのを止めた。
朝顔「……そんなに強いんですか?」
朝顔は、少し青ざめた表情をする
黒輝「空の色が変わったろ?あと、このエリアは、アイツらが作った」
燈「あんた達だって前同じような事してたわよね?」
黒輝「ああ、四季座の大物妖怪は大抵出来ることだ」
渉「…………」
渉は、真剣に話を聞いていた
黒輝は、渉の方を見た。
黒輝「あの時は、挑発して悪かった。この戦いが終わったら、精霊に会わせてくれ。」
渉は、謝る黒輝を見て驚いたが
素直に、受け入れた
渉「……分かったよ……」
だが、仲良くしようと思う気はなかったので
態度は素っ気なかった。




