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最強の彼女


白花「そういう人間ってさ、態度だけはでかかったりとかするじゃない?だから彼氏がいるのよね、四季座の管理者の癖に」


燈の中で何かがプチンとキレる音がした


燈「ねぇ、居るの気づかないの?」

白花「やだー気づいてたに決まってる。」

燈「へぇー、気づいてたから、悪口言ってたの?」

白花「ふふふ、怒ってる方が、戦える?依頼も完璧にできない、管理者さん?」


白花は、戦闘モードに切り替え、燈を見た。

黒輝が戦う体制に入ってないことに、気がついた渉は、燈が攻撃しようとした瞬間、止めに入った。


燈「!!」

燈は、少し、ムスッとしたが、自分の感情を必死に抑えた。


渉「戦う必要は、ないよな?」

黒輝「ああ、ない。君は、朱雀よりは、賢そうだね」

渉「……俺らの方が年上な気がするんだが?」

黒輝「改めて、私立二宮藤大学付属学院高校、2年、生徒会長舞宮黒輝、よろしくね、神木渉先輩。」


黒輝は、ニヤリと笑うと、渉に手を差し伸べ、握手を求める。


白花「同じく、私立二宮藤大学付属学院高校、2年、生徒会副会長、舞宮白花です、よろしくね?み、な、づ、き、あ、か、り、先輩。」


渉と黒輝は、握手をしようとしたが、静電気を起こしたのか、触れられなかった


黒輝「やっぱり、君も、神気の持ち主?」

渉「!そうだけど、それってどういう…」

黒輝「俺たち、双子は、半妖なんだ。」

白花「ちょっと、ブラキ!それこいつらに言う必要あるの!?」


燈は、半妖と言う言葉に一瞬耳を傾けるが、悪口を言ってた、ビャッカが喋ると、またムスッとした。


黒輝「ビャッカは少し黙っててくれるかな?」

白花「分かったわよ…」


ビャッカも、燈と同じくムッとする


黒輝「この、半妖をね、俺たちは、卒業したいと思ってる、だからあの母親は、用済みなんだよ、だから封印をお願いした。」


渉「半妖を卒業って、人間になるって事か?」

黒輝「勘違いしているか?俺たちは、元々人間何だよ」

渉「!?」


渉は言っている意味が分からなくて、理解するのを戸惑った。


黒輝「少しややこしいんだ、理解するには。」


燈が、何故かピンと来て、口を開いた


燈「あんた達が、元は人間で、四季座でそだてられたから、半妖になったとでも言いたいの?」


ブラキとビャッカは、ビックリして、互いを見たあと、燈を見た。


黒輝「理解が早くて助かるよ」

白花「でもおバカなんでしょ?燈」

燈「はぁ?バカバカ、うるさいんだけど?」


渉「……四季座にいたせいで、半妖に……と、母親を封印と何の関係があるんだ?」

渉は、ワンテンポ遅れて、双子に疑問を問いかける


黒輝「…育ての親の力を封印すれば、俺たちの、力も封印できる」

白花「そんな事も分からないで、四季座の管理者なんてやってるの?燈。」

燈「ちょ、今渉が聞いたんじゃない、何で私に突っかかってくんのよ!」


燈と、ビャッカは、言い合いを始めたので、渉とブラキは、ため息を着いた。



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



渉が言い合いを止めたーー


渉「ストップ、俺達も一応自己紹介しとくか?バレてるけど」

燈「バレてるなら自己紹介って言わないからしない!!」

燈は、フンッと横をむく


そのときだった、屋上の、入口から不穏な空気が、出てくるこちらに向かってーー


ゆっくり、革靴の足音が近づいてくる。


務露首は、燈に跪く。


燈「!務露首?何で?ここの空間って、ブラキと、ビャッカが作った空間でしょ?」

務「こんな下手な空間など、私にとって解除は、容易い、燈様、ここから離れてください。」


務露首は、渉に見向きもしないで、主の事だけを見ている

渉もそれに気がついたので、務露首に、話しかけない。


燈「はぁ?ここから離れるって?」

務「ここは、あの双子のエリアです、燈様、勝ち目はございません。」


務露首は、双子の事を睨みつけると、燈を担ぐと、瞬間移動した。


渉「あ!!はぁーー、何なんだよ、勝手に連れてきやがって」

渉の顔は、眉間にシワが寄っていた


黒輝「あはははは、さすが、大妖怪を下僕にしてるだけあるな!流石は水無月燈、ますます気に入ったよ」


不敵な笑みで、ニヤリとと笑うブラキーー


渉「おい、空間って言ったよな?」

白花「言ったわよ?この空間あなたたならどうする?神木渉?」


ビャッカは、渉の方へと近づくと、渉の顔を覗いた


ーーグラッド・シエル・ヒーラー


渉は、桜の弓矢を取り出すと、空に向けて、矢を放つ

すると、空の空間が揺れて、下の方に水面が降りてくる


下まで水面が降りると、いつもの、騒がしい日常に戻っていた。さっきまで、人もいない、車の音も、生活音も何もしていなかったーー


白花「へぇーやるじゃないの」

黒輝「その武器は?」


渉「俺は、北欧の神、ロキ様から使命を受けている、異能者だよ」


渉は、グラッドシエルヒーラーの弓を握ると、黒輝達の方をみて、弓矢を閉まった


黒輝「へぇー北欧の神ね。」

白花「それって確か、扉の案内人」

渉「扉の案内人??」

白花「やだ!使命を受けてるのに、何も知らないの??」


ビャッカは、爆笑しながら、渉の方を見る


黒輝「俺達、祓い屋の間では有名なんだよ、妖怪を転生させた事もある、名の知れた神ってね。」

白花「でも、人間と関わってるなんて、知らなかったーねぇ、ブラキ、渉も神門グループに入れない?私、渉の事気に入っちゃった♡」


渉「……俺は、神社の継承者だから、入ることはできない、あと、気に入られても困る。」


渉は塩対応でビャッカに冷たい態度をとった


黒輝「渉はさ、燈の恋人なんだろ?」

渉「ああ。」

黒輝「ふーん、でも、そのうち、後悔する時が来るよ」

渉「はぁ?」

黒輝「何でそんな事言われなきゃ行けないんだよ?って顔だね、、君の力もう1つあるよね?」


渉は、そのもう1つの力の言葉にビクッとする


黒輝「その力使ったらさ、君死んじゃうじゃん?その時は、この俺が燈を貰うから」


渉は、思いっきり、ブラキの顔にストレートパンチを入れた。



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



空間が通常に戻る

燈は空を見上げたーー


燈「ねぇ務露首、助けてなんて言ってないよね?」

務「はい、仰ってはいません。」

燈「余計なことしないでくれる?」

務「その凛々しい瞳も、素敵です、我が主」

燈「…………話、聞いてる?」

務「はい、聞いてます、最近の我が主は、一段とお美しいです、そのオッドアイの瞳も、麗しい……」


務露首の目はいつもと違って、変態の文字が書いてあるような目をしていた。


燈「はぁーもういいから、とりあえず私学校に戻るからね」

務「はい、行ってらっしゃいませ、燈様」


務露首は、頭を深く下げて、燈が行くのを地面を見ながら、待っていた、燈が見えなくなってから、頭を上げると、ニヤリと不敵な笑みを零す



燈は、イヤリングの事を思い出し、朝顔に連絡した

スマホを取り出すと、朝顔にメッセージを入れる


ーねぇ朝顔、イヤリングつけてる?ー

ーつけてるけど?どうしたの?ー

ーううん、何でもないー

ー?今日遅刻?ー

ー遅刻じゃないけど遅刻。双子のせいでー

ーはぁ?とりあえず早く来なよ?ー

ーはーいー



燈は、メッセージをした後、動きを止めた


朝、朝顔に、イヤリングの通信気で通信したら

あのムカつくビャッカって女が出たのよね?

何故、朝顔はイヤリングを持ってるの?


あの双子の空間だから、自由自在とか


あー、それかもしれない、だから、渉、グラッド・シエル・ヒーラー?だっけ、使ったんだ……なるほど……


燈が整理していると、いきなり、抱きしめられる。


燈「!!渉?」

渉「無事でよかった。」

燈「無事だよ?務露首は訳わかんなかったけど。」

渉「…………」

燈「どう、、、、したの?」


渉の抱きしめる力は強くなるーー


燈「ちょっと、渉?!」

渉「今回の、狐の封印…………断るか」

燈「え!?」


通行人に抱きしめられてるのを見られると思い燈は、渉を少しだけ離す。


燈「少し、話そう渉」

渉「…………ああ。」


2人は、沈黙のまま、ベンチに座る


ああ、今日も最大に遅刻確定だと、燈は、内心泣いていた。



渉が、ゆっくりと話始める



渉「あの時の約束覚えてるか?俺が四葉様の力を使ったら別れるって約束」

燈「!!覚え、、、て、る」

渉「今回、封印するのは、大妖怪。」

燈「うん。」

渉「その力が必要かもしれないって事だ。」

燈「、、え、、」


燈の顔は一瞬にして青ざめる。


渉「ブラキに言われて、四葉様の力の事もバレてた事を知った」

燈「つまり、あの双子って、私達を利用しようとしてるって事?」


青ざめてたはずの、顔色は、一気に怒りへと変わる燈


渉「そう、その可能性がでかくなってきた」

燈「…………」

渉「だからこの封印は、断ろう」

燈「簡単に断れればそれでいいけど、利用するって事はだよ?断れない可能性もある。」

渉「そうだな、その時は」

燈「力使ったら別れるって言ったよ?」

渉「……分かってる。」

燈「……何とかしてみせる、私が」

渉「何とかってどうやって」

燈「その時が来ないと私だって分からない!けど」


燈は立ち上がると、真剣な表情をしたーー


燈「私達を利用しようとした事、後悔させてやろうじゃん?ブラキとビャッカ、やられたらやり返すのよ!」


燈はニヤリと笑って、渉の顔を見た。

渉は、燈に一生ついて行く覚悟を決めたーー。



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