無茶苦茶な依頼。マニュアルも無茶苦茶。
ブラキとビャッカは満足そうに、リムジンに乗って帰って行った。
朱雀「…俺、コンビニ店員になろうかな…」
朝顔「何言ってんの、朱雀家は、神門グループで働かないとダメなんでしょ?」
朱雀「そーだけどよ、あいつらの下で?はぁ………で、燈、オッドアイって何だよ」
燈はギクッとして、皆の顔を順番に見る
燈「ふふふふ、昨晩、急に私に宿ったオッドアイ……今は神気で見えなくなっている、、、」
燈は、目を手で隠しながら、厨二病なポーズを取る
渉「…かっこいいと思ってないか?」
渉は恐る恐る、燈に問いかけた
燈「うん!思ってる♡」
渉は、満面の笑みの燈を見て、ため息をついた
朝顔「警戒の心は、、持って無さそうだからしょうがないわね?」
燈「警戒心ぐらい持ってるよ!例えばさ、今日は、何の日替わりランチなのかな?ってお店に入る時、お財布の中確認して、お金足りるかなーとかさ」
朝顔「燈の警戒心の理論がまったく分からないわ……」
朱雀「あはははは」
朱雀は大爆笑して、さっきまで沈んでいた顔が、元気になった。
朱雀「とりあえず四季座行って、ちゃっちゃと終わらそうぜ」
朝顔は、心がチクッとする、朱雀が元気になるのは、燈が変なことを言ったからではなくて、燈が真剣な顔して、ボケたから?いや、燈の事になると、朱雀は、コロコロ態度を変える…
渉「マニュアルなんて書いてあるんだ?」
燈は、マニュアルを広げた
うちの母強いけど、適当に頑張って
狐2匹の目は見ちゃダメよ
燈「適当に頑張って??」
朝顔「狐2匹の目を見るな?」
燈は少しイラッとした、適当に頑張ってと書いてあっからだ、マニュアルを破ろうとしたが、渉に止められて、そのマニュアルは渉が持つ事に、封印の巾着は、朝顔が持つ事になった。
燈「……大学受験面倒臭いし、就職もありかも?」
渉「は?だったらうちの巫女の正社員の話は?」
燈「あーーーー、まぁそれも兼用で」
4人は、雑談しながら、四季座に向かう
四季座の入口は覚えてる?
人間界での四季座の入口はね
辛気臭い、湿った、ドロっとした所
学校とかでいうと、電気がパカパカして消えそうな場所、、、
外で言うと、暗い路地裏。
暗い場所が四季座の入口
だからね、人間が迷い込みやすいの。
うっかりしてたら、四季座に迷い込むよ?
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リムジンの車内で、コーヒーを飲みながら、優雅に寛いでいる、ブラキとビャッカ。
黒輝「水無月燈か…本当に封印が出来ると思うか?」
ビャッカは、紅月に返せなかった、漫画をページをめくりながら、適当に返事をする
白花「えーーさぁ??」
黒輝「適当に答えんな」
白花「いけるんじゃないの?」
黒輝「何でだよ?」
白花「気づいてなかったの?ブラキ、あの子、務露首を従えてるよ?」
黒輝は、びっくりして、寝ていた身体を起こした
黒輝「ろくろっ首の、大物じゃねぇか」
白花「そーだから、何とかなりそうでしょ?ふふ」
黒輝「そーだな」
白花「やっと、呪縛から解放されると思うと、うれしくない?」
黒輝「ああ、身体が軽いな、、水無月燈、ますますほしいな…」
白花「それは、どっちの欲しいなの?」
黒輝「どっちもだな」
白花「クズ男はかっこ悪いからやめてね?」
黒輝「はは、クズか、悪くわないな」
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燈「でさ、これから狐の封印に行くんだけどって、天照聞いてんの?」
天照「聞いておる」
聞いてるようで聞いてない返事をする
燈は、マニュアルだけじゃ足りないので、更にヒントを天照大御神に求めるため、電話をかけた
燈のスマホは、エモーショナルリンガ内蔵で、神気を使って改良しており、神とも、妖怪とも通話が可能になっている
天照「燈はいいとして、その他の自爆バカ、紫、渉、この3人は、四季座に入るのを気をつけた方がいい」
朱雀「自爆バカ!??」
朱雀は、自爆バカに反応して、耳をピクピクした
渉は、あの時の事を思い出し、少し笑いそうになる
朝顔「何で、気をつけた方が、、いいの?」
天照「狐の里は、狐だらけだ、、人間は、警戒されるって事だよ」
燈「何で私は大丈夫なのよ」
天照「お前は、一応四季座の管理者だろ?」
アホなのか?とため息をつく、天照大御神
ミコト「お姉様、続き買ってきましたわ」
天照「………今、色々と忙しいからもう切るぞ」
燈「ミコトの声…ちょ、続きって何の続き!?」
ミコト「あら?燈、知らないの?チャラ男に恋はしないと思いたい真面目な公務員はAIに問いかける」
電話をブチッと勢いよく切られた
燈「………神様が、人間界のライトノベル読んでるって、どう思う??」
朝顔「何か知らないけど平和でいいんじゃない?」
朱雀「……自爆バカ……」
朱雀は、自爆バカの言葉が刺さりっぱなしだ
朝顔「私なんて、紫よ??髪色変えようかな?」
渉「俺らは、気をつけろって一体どうするんだ?」
朱雀「!烈さんなら何か知ってるかもしれない」
朝顔「あの天狗堂の?」
燈「これ、また次のシーンに、中々入らないパターンね、いつもこうだけど」
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朝顔「ねえ、烈の所に行くって、また、あの山登りしないといけないって事よね?」
渉「あー、、ちょっとそれは大変だよな、、」
燈「え!?山登り!?そんな事してたの?」
朝顔「あ…そっか、あんた、買い物袋持って後から転送されてきたんだっけ…」
朝顔が、ずるいと言う目で燈を見た
燈「そうそう、あの時はバイトの後おつかい頼まれたりで大変だったなーゲームする暇もなかったよーあははー」
渉「……俺に丸投げしようとしてなかったか?封印解除……」
燈 (ギクッ)「してない!してない、ちょっと、朱雀天狗堂まで飛んでって、烈にこっち来いって伝えて来て!」
朱雀「え!!?分かったよ、、少し待ってろ、」
朱雀は、天狗の羽根を服に付けると、天狗の羽が背中に生えて、飛んで天狗堂まで行った。
燈「座って待ってよう♩」
朝顔「…はぁ〜、大丈夫なの?こんなグダグダで」
渉「まぁ、いつもの事だからな」
燈「エジュデルはまだ寝てる?」
渉「ああ、まだ寝てる、いつ起きるんだ?」
朝顔「エジュデル、ポッケの中?」
渉「ああ、ここに」
朝顔「エジュデルは、少し変わった能力でね、朱雀のお父さんから離れると、いつもの力が出せなくなるのよ、だから小さくなって寝てるのよ、家出するから…私の力で、回復させるわ」
朝顔はエジュデルを手のひらに乗せると、緑色のオーラで包み回復を始めた。
エジュデルは少しずつ目を開ける
『おはよう、、、葵陽、ありがとう』
朝顔「どういたしまして」
エジュデルはまだ、リンゴのサイズのままだ。
リンゴのサイズの青龍がパタパタと飛ぶ
燈「か、か、可愛い///////」
『初めまして、僕はエジュデルだよ!』
燈「私は燈だよ、よろしくね?」
燈の手のひらに、エジュデルがちょこんと座った
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ーー天狗堂ーー
烈「何?四季座の狐の封印?燈達が?」
烈は、今日は仕事の休暇で、完全にだらけていた所、朱雀が来たので、すぐに着替えた
朱雀「はい、狐の里に行くんですが、俺たちは、そのままだと危ないと、神から忠告を受けまして」
烈「確かにそうだな、あそこの里は少し変わってる、椿、狐の頭領がな、人間嫌いだと言う噂があるが、人間を育てた、噂もある…」
烈は真剣な顔をした
朱雀「人間を育てた!??」
烈「噂、だがな、本当かどうかは私も知らぬ、よし、私も着いていこう」
朱雀「本当ですか!?心強いです」
朱雀は、烈に修行を受けてから、懐いていて、尊敬もしている。
烈「人数分、羽を持っていくか…燈も、飛びたがるだろうな」
朱雀「はは、燈だけ羽が無かったら、拗ねますよ」
烈「きっとそうだろう、よし、朱雀行くか」
朱雀「はい!!」
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燈「始めましてって、私エジュデルに会ってるよね?」
『あの時は泣いてたから、渉の事しか見えてなかった』
渉「何それ可愛い/////」
燈「えーーー私忘れられてたーー」
朝顔「渉、エジュデルにメロメロね」




