天狗堂、池の中の洞窟①
燈、渉、朝顔、朱雀、動物バージョンの三葉、四葉
佐丸、烈は、食事を終えて、天狗堂へ帰る事にした
四季座の天狗堂の入口は竹やぶ。
その竹やぶに、入った時
三葉と四葉は、神の姿に戻った。
何があったのかを、一通り渉から聞いたのだった
竹やぶの中は、霧がすごくて、前が見づらい
所々にある和風の街灯だけが目印だ
佐丸「何で俺様が、人間なんかと行動を」
佐丸の文句は止まらなかった。
烈「そのお前の人間嫌いは直らぬのか」
佐丸「ああ、無理だね」
朝顔「あのさ、佐丸、烈は師匠なんだから、敬語ぐらい使ったらどうなのよ?聞いてて腹立つんだけど」
佐丸「うるせー人間が指図すんじゃねえよ」
朝顔(本当、腹立つ鬼、務露首と言い、鬼と言い、この天狗も、まともなヤツいないわね)
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鏡池の前で不敵に笑う
1人の妖怪が
池に映る自分の顔を見て
更に笑っていた。
務「我が主、お許しください」
と自分の胸に、手を当て、小瓶に入った、黒いモヤを、池の中に入れる
務「主の妖力を高める為です」
務露首はそう言い残し、つむじ風になり
四季座に戻って行った
池の中では何かが動き出したのか
空気の泡がぼこぼこっと、水面で揺れる
燈達は、鏡池の前まで来たが
ここでもまだ霧は続いていた
雨が上がったからだろう
土が雨に濡れ
土の湿っぽい空気と
夜の静けさ、雲間が抜けると、月の光が池を照らす
だが、雨が上がったばかりで
雲がまた邪魔をする
佐丸「…おい、烈、なんか妙だな、お前ちゃんと管理してるのか?」
烈「しているが、私は基本ここから出ない、もしかしたら四季座に行った時に、何者かが、入ったかもしれぬ」
渉「巻物の、霧の中、月の光……」
渉は、何かを分析し始めて
ぶつぶつと独り言を言っていた
燈「ねぇ、朝顔さん?」
朝顔「何?」
燈「一応さ、変身しときませんか?」
朝顔「あんたがしたいだけでしょ?」
燈「えへへ」
2人は懐中時計のスイッチを押すと
戦闘服に変身した
前回とは、コスチュームが違った
和服の戦闘服で
赤と白の着物ミニスカワンピースだ。
背中には、三葉と四葉の刻印のマークがついていた
燈「ねぇ、もしかしてこれってさ、毎回服装変わるとか、、ないよね?」
渉は、燈のミニスカを直視できず、目を隠した
三葉「…父さんはな、燈に色んな服を着せたい」
朝顔「で、ミニスカ??」
燈「……まぁいっか動きやすいし、よく見ら、キュロットも履いてるから、パンツ見えない」
朝顔「ねぇ、そう言う問題?」
四葉「…もう僕は何も言わない、朝顔に任せたよ」
朝顔「任せられても…」
烈「燈、もっと足を出せ」
燈「変態はだまれ!!!!」
朱雀(これは、これでいい!!)
渉(すげー複雑な気持ち……)
佐丸の顔は、変なやつらと言わんばかりの目をしていた。
その時、地鳴りがして、地震が来た
その地震で体制が崩れる
渉は、燈を咄嗟に庇い
佐丸の方に朝顔が倒れると
佐丸は、朝顔を支えた
全員、低くなり、地震が収まるまで
待機した。
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朝顔は、佐丸に支えられてるのに気づいて
佐丸を投げ飛ばした
佐丸「てめ!何すんだよ!」
朝顔「///う、うるさい!触るな!」
朝顔は、顔赤くして、目を逸らした
三葉「皆大丈夫か?」
四葉「震源地は、、、この池のだね、、水位が下がってる」
渉は、燈を自分の方へと寄せる
渉「この池が震源地?!」
四葉「ほら、道になる」
まるで招かれているかのように
池の中に道が出来る、その先にあるのは
洞窟だ
燈「これ行くの?」
朱雀「これぞ王道のファンタジーってやつだな!」
朱雀は、1番先に洞窟の道へとおりた
朱雀「リョクガク!何時まで寝てる!行くぞ!」
ー警戒心はまだ、持てないかそうだな、うん朱雀だー
朱雀「何ごちゃごちゃ言ってんだよ!」
燈「ねぇ、マジでさ、待って?これ行くのは良いけどさ、やばいって!おかんの説教怖い!だってさ、無断外泊だよね?やばくない?これ、スマホ電波ないし」
朝顔「燈…敵がいるかもしれないのに、何言ってるの?敵より、そっちの心配!?」
燈「だってさ、うちら普通の女子高校生だよ!?」
三葉「…時間は元に戻してやる…心配するな」
燈「ねぇ、トンカツ、それできるならさ、前説教された時何でやんなかったの?」
燈は三葉をじっとした目で見る
三葉「たまには、説教されるのも、燈の為だ」
渉「はは、三葉様、笑わさないでください」
燈「なんかめちゃめちゃ腹たってきた、MK5」
朱雀「燈がMK5なら、こっちはMG5!」
燈「何それ?」
朱雀「マジでGOする5秒前だ!行くぜ!」
朝顔「…ほんと、朱雀、ガキっぽい!」
佐丸「あの少年は、精神年齢が低いのだろう」
朝顔「たしかに…」
(ちょっと待って私何普通に妖怪と話してるの?)
朝顔はすごく複雑な気持ちになっていた
四葉「僕はここで、池が閉じないか見とくからね!くれぐれも気をつけて!」
烈「四葉様、すまない、よろしく頼む」
烈、佐丸、朝顔、三葉、燈、渉、朱雀、リョクガクの8人は、、、え?8人?多くない、四葉と一緒に誰か待ってても良くない?
三葉「じゃあ私も四葉と待つか」
えっとそれはそれで困るような
うーんまぁいいや!突き進め!
燈「誰と話してるの?トンカツ」
三葉「誰かは分からぬ、ほら、前を見てないと転ぶぞ、池の底で地面が滑りやすい」
燈「はいはい、ちゃんと前を見てますよーー」
洞窟の方へと引き寄せられる身体
その道に進むように引っ張られる
霧が、外の風景を完全に塞いだ
時より余震のように地面が揺れる
地鳴りの音は、振動となって
低い唸り声のようにも聞こえた
この先に何がいるのかは分からないまま
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洞窟に近づくにつれて
辺りは暗くなる
後ろを見ても、霧で光はない
三葉は、神気を使い
明かりを灯す
佐丸は火の玉を出し
奥の方まで、明かりを灯した
烈「道が別れてるな、二手に別れよう」
燈「ここに来て、選択肢か…」
渉「じゃあ俺は水無月と」
朱雀「渉君は俺達とな!」
朱雀は渉を引っ張って
三葉と朱雀、リョクガク、渉は右手に進んだ
渉「おい!朱雀、お前……水無月と佐丸を一緒にしてどうすんだよ!!」
朱雀「あ…!ま、まぁ、葵陽もいるし、大丈夫だろ?」
ー朱雀の選択は正しいぞ、渉、今のお前は、嫉妬の塊だ、集中しないと、暴走するぞーー
渉「!!」
朱雀「そ!そーだよ!な!渉、それが言いたかったんだよ俺は」
三葉「渉、少し肩の力を抜け、朱雀みたいにな」
渉「はい、三葉様。」




