Wのクズ男は妖怪でもイケメンだから厄介だ
佐丸はいつもの、ラーメン定食を食べていた。
ラーメンの上に1本分の七味をかけた、特性の赤いラーメン定食だ。
佐丸「で、中天狗が、持ってきた人間がこれか」
中天狗「はい!佐丸様に、どうしても献上したくて、持ってまいりました」
朱雀「おい!てめーら、人を物扱いするな!」
朱雀は、縛られてはいるが、威勢がいい
佐丸「お前祓い屋の、沓名家だな」
朱雀「そうだけど!何だよ」
佐丸「土地の権利書、おばばに返してやると約束するなら、痛い目には遭わない」
朱雀「それは、俺の権利書じゃないから、無断では渡せねぇ」
佐丸「フン人間の事情など、どうでもよい」
おばば「まぁそう言うな佐丸、別に私は急いではいないよ。」
佐丸は、機嫌が悪くなり、中天狗を紫の火の玉で
灰にした。
おばば「すぐに、焼くね、、この子は」
佐丸「人間を焼かないだけすごいだろ、前の俺ならすぐ焼き殺してた」
おばば「副管理者の立場になったからだろう?はぁー」
おばばは少しため息をついた
自分の店で、天狗を焼かれるのは色糸複雑な状況だ。
おばば「何か食べるか?人間、ここは食堂だからね」
朱雀「ここの金なんて持ってねぇよ」
おばば「今日は奢ってやろう、人間がこの食堂に来るの初めてだからね」
メニューも聞かず、待ってなと、おばばは料理をしに行った。
この食堂には、色んな妖怪が食べに来ては
妖力を高めている
食堂の奥には、畳があり、その畳で
子供の妖怪が、すやすや眠っていた。
佐丸の機嫌が悪いが
ラーメン定食のおかげか、いつもの様には暴れない。
朱雀はずっと険しい顔をしながら
正座をする
正座をしながら冷静を保つ、朱雀
無言な中、聞こえる調理の音
包丁とまな板のリズム音が響く
妖怪は、人間みたいに話しながらご飯を食べないのか、などと、朱雀は観察していた。
その時ーー
おばば食堂の入口が
ガラガラッと開いた。
綿「ほら、いた」
綿菓子は、佐丸に見向きもせず
朱雀の紐を解く
綿「いい?絶対に攻撃しちゃダメよ、大人しく言うこと聞きなさい?」
朱雀「!はい、分かりました、ありがとうございます。」
朝顔「朱雀!無事で良かった……」
朱雀「ヒーローはな、捕まってなんぼなんだよ!」
燈「あはは、何それ!」
渉「本当良かった」
渉は、地べたに座った。
佐丸「貴様、水無月燈だな、何で師匠と一緒にいる?」
烈「おい、睨むな佐丸、燈は私の婚約者だ」
燈「はぁ??いつ婚約したのよ、こんにゃくでも食ってろ」
佐丸「こんな女のどこがいい?」
燈「あんた、失礼な妖怪だね」
燈は、両指をポキポキ鳴らすと、殴る準備をしていた。
綿「ねぇ、普通に話しかけるの辞めてくれる?」
佐丸「笑子も一緒か、この人間達とつるむとは、落ちぶれたな」
綿「それ以上口聞くと、落とすわよ、奈落の底にね」
おばば「この店で喧嘩はやめとくれ!ほら、ほら、皆でご飯を食べれば、怒りも収まるよ」
燈「え!?ご飯!そういえばお腹空いたー」
朝顔「燈さ、いつもすごいよね、この状況でお腹空くなんて」
燈は、机の上に子豚バージョンの三葉を置いた
おばば「おや、これは食材かね?」
燈「あーこの子は、神様でペットだから料理したらダメ」
おばば「ははは」
おばばは変な子だなと思いながら
また料理に戻った。
綿「そういえば、務露首は?」
佐丸「さっきまで居たがな」
綿「あんたに聞いてないのよ、喋らないでくれる?」
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朝顔は、務露首と言う名前に反応して
怒りマークがついた
綿「いないみたいよ?」と、朝顔の顔を覗いた
朝顔「居なくて良かったです。」
燈「え?呼ぶ?私が呼ぶとすぐ来るよ?務」
渉は、燈の口を手で塞いだ
渉「呼ばなくていいから!」
燈「チェッ」
渉「ちょっと、水無月、外で話そう?」
燈「?おっけ」
渉と燈の2人は、おばば食堂を出て、すぐの所で話をした。
おばば食堂に残ったメンバーはと言うと
綿「私あんみつ食べたいわ、ここは、そこにいる鬼に奢ってもらいましょ!さ!メニューから選んで」
佐丸「はぁ?俺の金で食うのかよ」
綿「話しかけないでくれる?」
朝顔「何か怖いんだけど、何この状況」
朱雀「…俺ら妖怪の国にいるんだよな?」
朝顔「うん、そうだよ、、祓い屋のにね?」
朱雀「そーだよな、祓い屋なのにな」
烈「まぁ、食え、美味いぞここの飯は」
朝顔「こんな夜中に食べたら、肌荒れしちゃうので、暖かいお茶貰えますか?」
おばば「おばば特製、梅昆布茶でも飲むかい?」
朝顔「はい!いただきます」
朱雀「じゃあ俺は、肉!と言いたい所だけどここの、肉、何の肉だ?まさか、人間じゃないだろうな?」
おばば「普通の豚肉と、牛肉だよ!失礼だね、この子は」
朱雀「…すみません、じゃあ、このオムライスを下さい。」
おばば「あいよ」
烈「俺は、酒と、つまみ」
佐丸「…遠慮ないな、お前ら」
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渉は、おばば食堂の裏まで連れていって
燈に壁ドンしていた
燈は、壁ドンされた事に対して
イライラが止まらない
燈「ねぇ、何?私お腹空いたの」
渉「何で天狗が婚約者とか言ってんだよ?」
燈「知らないよ!こっちが聞きたい」
渉「頼むから、嫉妬させないでくれ。」
燈「……ごめん?ってか渉もさ、拉致られすぎ?面倒事辞めてよね」
渉「好きで拉致られてるわけじゃねぇ!って」
燈「……話それだけ?」
渉「……」
渉は、何も言わずに燈を抱きしめた。
燈はイライラしていたが
その体温で、イライラが引いて行く
渉「戻るか」
燈「うん」
2人は食堂に戻ると
朝顔に、こんな状況なのに、リア充になるな!と吠えられたのは言うまでもない。
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とりあえず皆でご飯を食べる一行は
巻物の話をやっとしだした。
佐丸「はぁ?あの巻物を池の中に落とした?」
烈「ああ、うっかりしてな」
佐丸「どうせ、過労でふらついたんだろ?師匠はいつも、無理をするからな」
烈「…分かっている」
朝顔「鏡池の中に巻物があるのは、分かったけど、どうして、探しても見つからないの?」
烈「黒い何かが居たからだとは思うが」
渉「黒い何か?」
燈「え?!虫?虫とかは勘弁してよ?」
朱雀「池の中だぞ?虫じゃねぇだろ?」
燈「あ!そっか水の中の、黒い何かね」
綿「朝になったら日が池の中に入って、探しやすくなるわ、多分その黒い何かは、鏡池の主ね。」
烈「その話、聞いたことあるが、詳しくは知らぬ」
綿「鏡池の主はね、鏡なのよ、要するに、妖怪の悪が吸収して育った親玉って言ったら分かりやすい?」
燈「げ!何それ、それ強いの?倒し方は?」
綿「倒し方は知らないけど、主だもの、強いとは思うけど、会った事ないから分からないのよね」
烈「大丈夫だ燈、俺がついてる」
渉「燈は俺の彼女です!!」
烈「彼女?恋人なのか?」
渉「そうです!!」
烈「恋人なら2人居ても良いであろう」
朝顔、燈、綿菓子は勢いよく椅子からたった
「ふざけんな!!」
と、烈を威嚇した。
綿「まったく、烈と言い、そこのクズと言い、女なら何人いても構わない理論やめなさいよ本当、Wクズ男!!」




