初めての水族館デートは不機嫌①
ーー四季座ーー
霙「おばけなんてないさ、おばけなんてうそさ、ねぼけたひとが、みまちがえたのさ、ってこれってどういう意味なの?ばあば」
霙は、手毬をポンポンと上にあげながら、歌詞を朗読する
おばば「人間の考える歌はよく分からないね、霙その絵本どうしたんだい?」
霙「えっとねぇ、務露首兄ちゃんに貰った!」
おばば「へぇー務露首にねぇ、読んであげようかね、お膝へおいで」
霙「わーい!」
霙は嬉しそうに、おばばの膝に座って、足を揺らす。
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朝顔は、買い物から帰宅した
うさピッチに、Butterfly+の最新を渡した
うさ「ありがとう朝顔、この雑誌本当に輝いてるわよね」
朝顔「ねぇ、ピッチって何者なの?」
うさ「え?私?私は女神よ?」
朝顔「それは知ってるけど、名前は?」
うさ「少彦名神、言っても分からないでしょう?人間が知ってるのは、天照大御神ぐらいだもの」
朝顔「たしかに、、」
うさ「で?それがどうしたのよ?」
朝顔「どうしたって訳じゃないけど、さ、自分の事を探すってゆうか、このもやっとしたものを見つけるにはどうしたらいいかって、」
うさ「……あんたさ、頭硬いんじゃない?」
朝顔「……」
うさ「ほら、その顔!鋼鉄ぐらいの硬さの頭よね」
朝顔「硬い硬い言うな!」
うさ「もっと柔軟になりなさい!」
朝顔「柔軟……」
朝顔は、とりあえずヨガから始める事にした
うさ「何でヨガしてんのよ」
朝顔「柔軟体操……」
うさ「……好きにしなさい」
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チュン
チュン
朝の日差しがカーテンの隙間から入る
もう朝だ
今日は学校も休みなので
1日中だらだらして
2度寝して
あーーこの感じっていつぶり?
お休みの日って最アンド高なの?
ピロン
ーー今から水族館行こうぜ、用意しろよーー
うん、無視しよ
既読スルー♩
よし、今日のゲームはっとこいつをセットして
さて、やりますか♩
ピコピコ ポチポチ ポヨンポヨン
集中させてよね、さっきからスマホうるさい
電話もなってる
あ!そうだ、電源切っとくか
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燈「…………」
渉「ほら!魚が泳いでるぞ?」
燈「水族館だからね」
燈の対応塩対応だ、渉が迎えに来て無理やり連れてこられたので、ずっと不機嫌な顔をしている
燈「………魚なんて見て何が楽しいの?」
渉「楽しいだろ?ほら、ペンギンとかもいるし、イルカだって」
燈「イルカはそこにいるか?」
渉「いるって!ショーもあるって」
燈「(怒)……(オヤジギャグ、伝わらないのは、地味に腹立つ)」
渉「ショー見る前に、なんか食べるか?」
燈「ラーメン食べたい」
渉「よし、ラーメン食おうぜ」
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朱雀「なんだこれ?」
母「水族館のペアチケット、葵陽ちゃんと行ってらっしゃい」
朱雀「はぁ?俺今からバイクでツーリングに」
母「母さんの言うことがき、け、な、い、のね?」
朱雀「はい、分かりました。」
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朝顔「水族館なんて何年ぶり?すごく久しぶりに来たな」
朝顔は、水族館の冷たいガラスに触れた
朱雀「なんで、お前と水族館来てんだろうな」
朝顔「それはこっちのセリフ」
2人は少し気まづい、一緒に暮らして修行しているし
腐れ縁だけど、こういう場所には来たことがないからだ。
朝顔「こういう所に来るとさ、あー私って普通の人だなって気持ちになるんだよね」
朱雀「また、その話してんのか?最近暗いぞ?どーした?」
朝顔「分かんない!!」
朱雀「くらいと思ったらすぐキレるし、、糖分足りてないんじゃねえ?」
朝顔「ピッチには、頭硬いって言われるし、朱雀には糖分足りてないって言われるし、もう、何なのよ!」
朱雀「まーとりあえずなんか食いに行こうぜ!」
朝顔「……分かった」
2人はフードコートに来た
先にフードコートに来てラーメンを食べていた燈達と
偶然鉢合わせた
あ…と思ったが、何も言わずに
4人は一緒に座った
朝顔「何味?」
燈「……みそ」
朱雀「なんか機嫌悪くねぇ?」
渉「……」
燈「渉が勝手に水族館に連れてくるから」
渉「スマホの電源切ったのはそっちだろ」
朝顔「あー、なるほどね、燈あんた、ゲームの方優先にしたでしょ?」
燈 (ギクッ)
朝顔「本当に信じらんない、付き合ってんでしょ?あんた達」
燈「そーだけど…」
朱雀「…可愛いすぎる…」
渉「はぁ?」
朱雀「いや、可愛いだろ、彼氏よりゲームなんて」
朝顔「ちょっと朱雀、変なこと言わないでよ」
燈「分かってくれる?朱雀、私と今からデートね、って事で、渉は、朝顔とデートでもしてれば?」
渉「はぁ?え?あ!ちょ!待てって!」
朝顔「……あーあー、行っちゃった…」
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