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初めての水族館デートは不機嫌②



ー朱雀&燈ペアー


燈「あーーもーーやっちゃったーー」


朱雀「ははは、そーなるなら、最初からやるなよ」


燈「分かってる!言わないで!」


朱雀「ほら、手繋いで水族館楽しむぞ!」

朱雀は右手を差し出した


燈「何で手繋ぐの?」

燈は首を傾げて、その手を見る


朱雀「俺とデートなんだろ?」

燈「あ、、、、そっか」


燈は仕方なく手を繋ぎ、違和感を感じながら歩いた―。



ー朝顔&渉ペアー


渉「何か最近喧嘩が多い気が…」

渉は、眉間に皺を寄せ、小言を吐く


朝顔「喧嘩できる相手がいるだけいいじゃない、リア充爆発しろ!」

朝顔は、水槽に手を当てると、魚に向かって言った


渉「朝顔さ、最近大丈夫か?」

朝顔「もーーーーそれやめて!!あー腹立つ」

怒った朝顔を見て、魚は逃げ出した


渉「はは、溜まってんな、よし、そろそろイルカショーだし、見に行くか」


朝顔「え?燈達追いかけなくていいの?」


渉「朱雀が相手にされるわけねぇだろ」


朝顔「…それもそっか!行こう!」



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


燈達は、朝顔達がそんなことを言ってるとは知らずに、手を繋いで歩いていた


うーん、なんか、違和感

朱雀と手を繋ぐって

渉の時は自然と繋げたけど

朱雀は、なんてゆうかさ


燈「なんか、弟と手繋いでるみたい…」


朱雀は50のダメージを受けたちなみに、HPは100としとこう。


朱雀「燈さ、それわざと?」

燈「え?何が?」

朱雀「心臓抉られる」

燈「?大丈夫?休む?」

朱雀「…噛み合わねぇ!!」

燈「?あ!ねぇ、イルカショーやるってもう時間だし、行こう?」


燈と朱雀は、手を繋ぎながら

イルカショーへ向かった


イルカショーの入口でばったり会った4人

燈と朱雀が手を繋いでるのを見て

渉は絶望するが、冷静を装う


渉「……また偶然か?」

朝顔「ショーの時間だし必然?」

燈「朱雀、あっち座ろ!」


燈は、わざと朱雀にくっつき、座る席の方に行く

渉の嫉妬度は70パーセントだ


朝顔「落ち着いて?ここは公共の場よ、渉ほら、深呼吸、吸って吐いて息止めて」


渉「はぁはぁ、死ぬわ!」


朝顔「でもさ、落ち着いたでしょ?」

渉「まぁ、なんとなく、ってか、なんで手なんか繋いでんだよ…」

朝顔「燈だもん、デートイコール手繋ぐとか思ってるんじゃないの?」


渉「…有り得る…」

朝顔「とりあえずイルカのショー見よ?」

渉「そうだな…」


4人は、2組になって別れ、ショーの観客席離れた所に座っている。



ステージが始まると同時に

エリアが静まり返って

空気が変わった合図がした



そうこの空間は

もう水族館の空間ではない

ここのエリアは


戦いの場所へと誘導されている


懐中時計も、速度が上がる


不穏な空気が漂っていた


燈「タイミング悪!!」



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



燈「ねー本当にほーーーーんとに、いっつもタイミング悪く来るの何!?今昼間だから変身できない」


朱雀「ナールも連れてきてねぇーよ!何だこの状況」


イルカのショーのステージはそのままで

イルカ達は置物になっていた

観客も、動きが止まる


この空間は、時間が止まって

不穏な空気が漂う場所になっていた。


朝顔達と背中合わせになり

どこからでも敵がきていいように

4人は構えた



朝顔「…ねぇ、何が出てるくると思う?」

渉「…知らねぇ、でも、水の上か」


海水

匂い

ステージ


渉「雪女の次、分析出来ねぇ!」

燈「あ!そうか、渉、確か雪女戦で分析してた」

朝顔「分析なんてしなくても、来るもんは来る」

朱雀「これってさ、確実に狙われてねぇ?」

燈「ごめん、みんな、、巻き込んで」

渉「巻き込まれるなんて思ってねぇ」

朝顔「私も、思ってない」

朱雀「ただ、一緒に戦うだけだ」


ーーグラッド・シエル・ヒーラーーー


渉は、1人だけ、弓矢を出して

優越感に浸った


朱雀「はぁ?何だその弓矢」

燈「え!?今神気使ったの?」

朝顔「ここのエリアって神気使用できないんじゃ」


渉「ふふふ、これはな、選ばれた俺の特権だよ」


渉は、自慢げに理由も言わず弓矢を構えた


朱雀「いやいや、構えるなって、敵きてないし」

燈「渉だけかっこよくてずるいんだけど…」


渉は燈にかっこいいと言われて、さらに、やる気が上がる。


朝顔「あーーもーグダグダ!来るなら来なさいよ!敵」



ーー騒がしい人間だね、ちょっと待てないのか?ーー



天狗の容姿をした、老婆がステージに降り立った。


朱雀「天狗!!??」


ーーああ、そうだよ、お前は沓名家の長男かーー


朱雀「!ああ、そうだよ」


ーー子分たちがお世話になってるみたいだねぇーー


朱雀「…」


燈「ねぇ、おばあちゃん、私達、今戦えない不利な状況なの、夜しか変身できないし、4体1でもすごーくきっつい!これ、ゲームで例えるなら、4体透明スライムで1対大人ゴブリンなわけ分かる?」


朝顔「敵に説明してどうすんのよ、ますます不利になるじゃない!!」


ーーほう、今日はご挨拶をしにと、、、、言ってる傍から、不意打ちかーー


渉は、老婆の心臓目掛けて、弓矢を放つ

老婆の心臓に矢が刺さる前に、老婆はバリアを貼った。


渉「!!」


ー惜しいね、気付かれなければ、殺れたねーー


渉(動きを読まれた?!)



ーまぁいい、お前たち、次会う時は、墓場まで連れて行ってやるーー



老婆の天狗は、空高く飛んで行った


会場はイルカショーが再開した

燈達4人は、観客席の真ん中に立っていて

客から前が見えない!と注意されて


一旦、水族館を出ることにした。



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈




水族館の帰り道、4人は無言でしんみりとしていた

約1名は、しんみりと言うより(ゲームやってれば、イルカショーの最中に、こんな事にならなかったのにな)と、思っていた。


燈「ねぇ、この沈黙いつまで続けたらいー?このページ終わるまで沈黙して、……これで繋げる??それでも、いいけどさ、私は」


朝顔「なんで、少し怒ってんのよ」


燈「いやさ、ゲームが早くしたいなーって」

朱雀「ゲームと言えばさ、俺とデートは、もう終了?」

燈「うん!つまんなかったからおしまい」


朱雀は、失恋ダメージを50うけた


渉「俺の勝ちだな!ナイス!」

燈「渉、、50ポイント原点」


渉「何でだよ!?」

燈「何でじゃないんだよ!私がスマホの電源落としてゲームやってたのに、トンカツの神気で無理やり水族館に連れてきたか!ら!だ!よ!」


朝顔「え!?渉それマジ話?ちょっと引くわ…ごめん」

朱雀「休みの日、彼女持ち、デート行くだろ?なんで引くんだよ」

朝顔「神気で連れてきたって無理やり過ぎて…」


渉は、散々言われている

本人はデートがしたい一心だったので

仕方ないと思っておく


燈「今回は多めにみるけど、次は、分かってるよね?」

渉「はい、すみません」


朱雀「鬼嫁の尻に敷かれてるな!ドンマイ!亭主関白目指せよ!男なら!」


渉「いや、それは、普通でいいわ」

朝顔「うん、亭主関白は普通に引くわ」


燈「亭主関白って、俺の稼ぎで飯食ってだろ?とかゆうやつ?」


朝顔「いや、それはモラハラ!って、こんな話してる場合じゃない」


4人は立ち止まって

海を見ながら

今回起きた出来事を

整理していた



朝顔「まず、昼間でも敵は出現する」

3人はうなづいた


燈「変身は昼間は不可能」

渉「今回の敵、強そうだったな、爪とか尖ってて」


朱雀「ありゃあ完全に、八つ裂き系の妖怪だ、天狗ってのはな、俺の家と関わりがあって、因縁関係もある。」


燈「子分がどーのこーの言ってたね」


朱雀「ああ、俺の祖父、もう他界してるが、その世代から、天狗と敵対するようになったんだ、原因は、分からないが」


燈「大変だねぇ」


渉「大変だねぇじゃない、水無月も狙われてるんだよ!」

燈「あ!そうだった、ゲームの事考えるとつい、それを忘れる」


朝顔「……燈らしいけど、うん、とりあえず忘れるのは辞めよう、ややこしくなるから」

燈「すみません?」






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