第24話 投げやりといえなくもない
体調の関係で文章量が以前より少なくなっています。
何、その疲れる時空横断。嫌なんですけど。
「嫌なのはよくわかります」
「え。もしかして、心読んでます ? 」
「ええ、神ですから」
必要なこと以外黙っていよう。
「大丈夫ですよ、怒りませんから」
「それで、僕たちはこれからどうするのが良いのでしょうか」
俺と神様の他愛のないやり取りをしている中、真斗は真顔で訊いてくる。
本当に真面目だな。こんなおかしな状況、そんなんだとやっていけないぞ。
「真斗さん、深刻に考えないでくださいね。あなた方のすべきことは、今まで通りに生きていくことです」
それって高校生活と異世界生活の二足の草鞋ってことでしょ。
後々ダウンするのが目に浮かぶんですけど。
「体やメンタルが追い付いて行かなそう」
「だよな。あと混乱する」
どちらか一方の世界で生活させてくれた方がありがたい。それより歪みは直せるのかね。
「歪みは発生させた異界の神や住人たちに責任をとらせる。ということで話がまとまりましたが、今すぐに安定するわけではありません」
何ごともすぐにどうにかなるってわけではないしな。
自分が守る世界を壊されてしまうかもしれないのは、苦しいし悲しいだろうな。
ミストフィレリ神は微笑むと、国王様を見る。
神様と目が合った王様はジト目だ。
「ご無沙汰してましたね。この世界に慣れてきたようで良かったです」
「まあ、順応が早いからな。そなたの頼みごとは果たせているかのう ? 」
「もちろんです。今後もお願いします」
「仕方あるまい。来た方法は違えど同郷だからの」
胸を張る王様。ということは俺と真斗の後見になってくれるってことなのかな。
「どちらの世界で生活をするかは、各々自ら決めてください。ただし、元の世界へ行けるのは歪みがある間だけです」
「わかりました」
寂しそうに返事をする真斗。きっと元の世界での生活の方がいいんだろう。
こっちだとまだ囚人扱いだろうし。
神様が帰ってしまうと、リテクスさんからゆっくり考えるよう声をかけてくれた。
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