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ソロな異世界冒険録~召喚条件は不明です!?~  作者: 氷村はるか


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20/21

第20話 聖女召喚!?しかも別世界の

今日は1,000文字以下です

リテクスさんの後ろに続いてしばらく歩いて行くと、廊下に線でも引いてあるかのように、突然豪華な飾りから落ち着いた雰囲気の場所に出た。


「ここから先は客人用のエリアになります。お一人ずつ別々の部屋になりますが、内装は同じです」


直ぐ近くにあった扉を開ける。

ほう。これで豪華でないと ?

現実世界では一度触れるか触れないかのアンティーク家具とテーブルの上には、お茶とお菓子が用意されていた。カップ触るの恐いんですが。


「どうかしましたか。カップなんてじっと見て」

「あの、壊れると恐いんで木のカップとかに交換してくれませんかね」

「何言ってんの。……まあ、気持ちわかるけれども」


幼馴染みも同意してくる。

だって、現実世界では超有名ブランドのロゴが入ってるんだよ。





一通りの案内が終わって、それぞれの部屋でくつろごうかとなった時だった。


「す、すみません、お三方 ! 」


王様の側近の一人が息を切らせながら慌てた様子でこちらへ来る。


「どうしたのですか。城勤めの者は廊下を走るものではありませんよ」


リテクスさんの苦言を今は受け付けることが出来ないというように、首を左右に振る。


「お二人がこちらの世界に来た原因を知ることになりましたので、お伝えしたいと陛下がお呼びです」

「「本当ですか !? 」」


大きな声を出してしまい、リテクスさんに注意を受けてしまった。

そんな会話をしながらも足は王様の執務室へと向いている。


「失礼いたします、リテクスです」

「入れ」


いつもより王様の声が固い気がするのだが。

中に入ると、真剣な顔をした王様が椅子に深く座って、空をじっと見つめていた。


「先ほど、あ奴から話を聞いてきたのだが、とんでもないことでな。二人がこちらとあちらの世界を行き来しているのは、別世界の聖女召喚の影響で出来た時空の歪みによるものだそうだ。まあ、一つの仮説とのことだがな」



読んで頂きありがとうございます。

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