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ソロな異世界冒険録~召喚条件は不明です!?~  作者: 氷村はるか


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第21話 ステータスオープン

あん ? 何だって ? 聖女召喚だと !

そんなファンタジーな迷惑行為は本やゲームの中でしか…この世界も似たようなもんだった。


「では僕たちはその歪みが直るまで行き来を繰り返すということですか ? 」

「まあ、奴の話を聞いた限りではそうなるな」


ちょっと何で俺と幼馴染みがこんな目に遭うんだよ。

ファンタジー世界なんだから「ステータスオープン」とかで説明なり何なりをだな……。

してほしいとの願いを叶えてくれたのか、目の前に突然ウィンドウ画面が出てきた。


「どうしました。どこを見てるんです ? 」


リテクスさんは俺たちの変化に気付いて声をかけてくる。

実際に目の前で起こると仕組みが気になるなこれ。


「今、俺と、恐らく彼の目の前に半透明の板みたいなのが出てます」


王様は転生者なのでピンときたらしく。


「ウィンドウ画面か ! 何と書かれておる ? 」


と、もの凄くわくわくしながら訊いてくる。


「名前と、学生であることですね」

「僕もです」


読んでみよ。と言われてしまったので、まずは俺から言うことに。

もちろんリテクスさんの防音魔術をかけてからだ。


「俺の名前は木里英士といいます。十六歳の高校一年生。えーと、その下には…渡り人 ? あとは細々と体力とか書かれてます」

「僕の名前は徳田真斗といいます。十六歳、高校一年生でその下は何も書かれてませんが、体力が彼より高いです」

「ん ? 俺の見えるのか」

「え ? うん、見えるよ。英くんも見えるでしょ」

「ううん、見えない」


不思議がっている俺らを王様はにこにこしながら見ていたが、真斗の反応に席から立ち上がり興奮している。


「すごいな ! 君は鑑定眼を持ってるんだろう。普段から慎重に物事やモノを見たりしているタイプなんだな」


すごい、すごいぞとはしゃぐ王様。

俺、なんか居づらくなってきたんだけど。



読んで頂きありがとうございます。

体調の方は少しづつですが落ち着いてきました。


いいねや評価、ブクマをありがとうございます。

これからも応援してくださるとうれしいです。



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