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56.偽物の殺し合い

こんにちは。こんばんは。今回少し少ないです。

時間がないよー。誰かー。ふぅー。ごめんなさい。

┏( ;〃。 _ 。〃 )┓

 

「で、どういう事なんですか?」


 逃げ出そうとしたアシュの両腕を、ノンとマスカが掴んだ。すると、アシュは抵抗すること無く座った。

 そして、話を振られてはいないが何となくそんな雰囲気だったので、アシュが話を始める。


「あんなにキレたフレイは、1回だけしか見たことがないけど…」

「そうなんですか。それは、大変ですね。で、それはいつ、どこで?」


 ノンが少し機嫌悪くアシュを問いただす。アシュは、少し縮こまりながら言葉を発する。というか、アシュがノンに怯えている気がするのだが、気のせいだろうか。


「2、3年前のカシが入って来る少し前に、依頼で誰かを殺したんだけど…その後ある女の人がやって来て、色々あってその女の人と殺し合いになって、その時もあんな風にキレていたんだ」


 アシュが少し顔色を戻しながら、いつもより小さい声で語り終えた。

 そんなアシュにノンは、少しため息混じりに


「色々ですか。それを詳しく」

「えーと、その色々は……」


 アシュがその後説明した色々は、まあ要約するとバカにされたから。

 そのある女の人というのが、急に喧嘩をふっかけて来たと。そして、最初の方はフレイは乗る気ではなかったが、女の人が口汚く罵って来たらしい。


「その汚い顔をぐちゃぐちゃにして、濁った目玉をくり抜いて踏みつけてあげる。汚い汚いお嬢さん」


 笑いながらそう女の人が冷たい声で、凍りつくように冷たい瞳で、そうフレイに言ってんだとか。それにフレイはキレたらしい。今1階でキレているのと同じぐらいに…。


「そんなんですか。で、その喧嘩を売った人はどうなったんですか?」

「フレイが両腕を短剣で切り落としたら、逃げって行ったよ。笑いながら」


 アシュが思い出すようにそう言葉を発するが、両腕を切り落とされて笑うというのは、精神が異常な気がするが…。大丈夫なのだろうか?


「へー、そんなことがあったんだな」


 さっきから、言葉を全く発していなかったマスカが、少し意外そうに言葉を零す。どうやら、フレイはこの事を誰にも言ってはいないようだ。

 それにしてもフレイの沸点は、結局どこなのか全く分からない。


「まあ、だいたい分かりました。では、最後にその両腕を切り落とされて笑っていた頭のおかしな人は、それ以来あってないんですか?」

「あれ以来は、あってないな。少なくとも俺は」

「そうですか。よし、ではどこか行きましょうか」


 ノンが唐突にそんな提案をしてくるが…それは逃げると言う気がする。まあ、ここにいてもなんの意味もないので分からなくもないが…。

 そう思いエリックが立ち上がろうとすると


「ゔぅ……」


 寝ていたロットが目を覚ました。ロットは、上体だけ起こして辺りを見回すと、唐突に目を見開き


「ここは?」


 そう切羽詰まったようにノンに問いかけた。


「マスカの家の2階です。ロットは、この家に突っ込んで来たんですよ。覚えてますか?」

「そう。いや、そんな事よりヘクトを探さないと」


 そう言いながらロットは、慌てて立ち上がり窓から外に出ようとする。それをノンが引き止めて、


「行くのなら皆で行きましょう」

「皆で?いいけど、フレイは?」

「放っておきます。何とかなるでしょうから」

「そう。なら早く外に」


 そうロットはいい窓を突き破り外へそれに、ノン、マスカ、エリック、アシュと続いて外に出た。

 2階から飛び降りるのは何かとあまりやらないが意外にも、問題なく着地出来た。


「そういえば、どうしてロットはあんな血まみれだったんですか?」

「えーと、ヘクトとまあ、色々あって一緒にいたら襲われたんだ。フードを被った男に」

「ほおー。そうですか。そうですか。その色々は後で詳しく聞かせてくださいね」

「は、はい」


 ノンが笑いながらロットに言っているが、とても笑顔が怖いんですが…。


「話を続けましょう。襲われた時はどこにいたんですか?」

「マスカの家の近くの路地にいました」


 ロットいわくどうやら、この近くで襲われたらしいがヘクトと何をしていたのだろうか?


「ちなみにですが、何人に襲われたんですか?」

「3人です」

「こういう奴ら?」

「そう……」


 ノンは、フレイに殺されたであろう死体を指で指して言葉を発したその時


「おいおい、殺し屋がこんなにいるとは、面白くなってきたね。お祭りだー」


 フードを被った男が2人現れた。どうやらどちらも武器を持っていないようだが、素手で戦うのだろうか?


「ほら、どうする。誰から始めようか?全員でも構わないぜ?」


 フードを被った男は少し笑いながらも、1人1人に視線を送る。その値踏みする様なそんな嫌な視線を受ける。


「なら、俺からでもいいか?」


 マスカが男に対してそう言った。それに男は


「ああ、いいぜ。どこからでも、ご自由に」


 フードから頭を出し、そう言葉を零しながら両腕を広げてみせた。随分余裕がある様だが、マスカに勝てるのだろうか?

 というか、2対5で人数的に殺し屋が有利なはずの今、どうして喧嘩をふっかけて来たのか?なにか勝てる見込みでもあるのか?それとも、もうすぐ仲間がやって来るのか?

 まあ、どれにせよただ者ではないはずだ。


「ほーら、こっちは全然大丈夫だ。どうした?」


 マスカは少し男を観察していたが、それが終わったのか、少し深呼吸をしてから懐から短剣を出し、男に襲いかかった。

 短剣が空を切る音が、辺りにこだまする。どうやら、男はただ避けているだけで攻撃する気が一切ない。そんな様子を見ていたノンが


「ロット。ヘクトを探しましょう。ここはマスカに任せます」

「そうだね。そうしよう」


 相手の強さに少し嫌な予感がしたのか、ノンがロットにそう言いエリックとアシュに視線だけで移動する事を伝えた。


「はは。おいおい、全然当たってないが大丈夫か?」


 男は小馬鹿にしたように言っているが、しっかりとこちらの事も見ている。男は視線だけで後ろに控えている男に指示を出した。

 どうやらノンに目をつけたらしい。もう1人の男は、ノンまで一瞬で肉薄して殴ろうとしたが……


「ダメですね。そんなのんびり動いては」


 空中でノンに襲いかかろうとしていた男はバラバラになった。勢いそのまま、死体が近づいて来るがそれを華麗に避けて死体は、路地の壁へと突っ込んだ。


「何をやった。何故死んだ?」


 マスカの攻撃を避けている男が、少し動揺しながら誰かに言葉を零した。別に答えが欲しい訳では無い、ただの1人ごとだろう。だが、マスカはきちんと答えた。


「俺がちょっと切ったんだ。それだけだ」


 そうマスカは不敵に笑いながら言葉を発した。

寒いですね。最近。お家に篭っていたいです。

というかもう10月が終わるのだが。この小説も書き始めて1年経つ。全然話が進んでなくね?

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