51.服屋へいざ
こんにちは。こんばんは。全話見返すと書いて全然見返してないです。すいません。
フレイについて行き、マスカの家を出たエリック達は今、色々な店が並んでいる大通りを歩いていた。
「繁盛してるねー」
フレイが、そう言いながら華麗な足運びで、人の中を縫うように進んで行く。
それに、エリックとノンはついて行ってるのだが…フレイの歩く速度が異様に速く、エリックとノンは時々人に当たってしまう。
こんなにも人がいるというのに、フレイは誰とも当たらずに歩いている。流石は、反対側の王国の殺し屋のリーダーだ。
「ほい、こっち」
大通りのちょうど真ん中ら辺だろうか。そこでフレイはそう言いながら、大通りから人を綺麗に避けて小さい路地へと入った。それに、なんとか着いて行ったエリックとノン。
フレイは、歩く速度を落としてエリックとノンの方を一瞥しながら
「もうちょっとだからー。頑張って、行こー」
微笑みながらそう言った。
そもそも何故こうなっているのか?それはマスカの家を出た直後、フレイが行きたい場所があるから行かせて欲しい、近くの場所にあるからすぐに終わる、と行って来たのだ。
だが、それからかれこれ1時間近く経っている。
ちなみに、行きたい場所というのはどうやら、服屋らしい。どうして、フレイがそこに行きたいのかは分からない。
まあ、服にフレイはこだわりがあるのかもしれないしそれとも、誰かにあげるのかもしれない。それは、分からないが…速く着いて欲しい。
そんな事を考えながら歩き続けていると
「ここだよー。やっと着いたねー」
そうフレイが指を指しながら、嬉しそうに言ってきた。
フレイが指を刺している店は、こじんまりとしており石造りの、2階建ての店である。
「ここですか?」
「そうだよー。ほら、速く中に入るよっ」
フレイは、手招きをしながら店の扉の前へと走って行く。
エリックは、それを見てフレイの方へ行こうとした時ノンが、少しだけ疲れた顔で
「エリック。待って下さい。少し大事な話があります」
「どうしたんだ?ノン。何か俺やったか?」
ノンが少し真面目な声色で話かけて来たので、自分が何かやってしまったのでは?と少しだけ心配になったが、そうではないらしい。
「実はですね、あの店2階は料理が食べられるようになっているんですが、フレイが行きたいと行っても、行かせないようにして下さい。酒を出す店なので、また酔ったら大変ですからね。僕も、気を付けますが万が一って事もありますから、その時はよろしくお願いしますね」
それは確かに、大事な話なのだがどうしてノンは、この店の事を知っているのだろうか?
まあ、ここでこれ以上話したらフレイが怒ってしまうので、何も質問せずに簡潔に返す。
「そうか。分かった」
そう行ってエリックとノンは、フレイの方に向き直り歩いて向かう。
フレイは、もうすでに中に入ろうと扉を開けている。
フレイが入り少し遅れてエリックとノンが店の中に入った。
店の中は、小さい服から大きい服、男服、女服、多種多様な沢山の服が揃えられ、畳まれたり掛けられたりしていた。どうやら、誰でも気軽に自分の服を探せるようになっている。
「おー、凄いね。よし、じゃ、選んでくるね」
フレイは、上機嫌で店の中にある服を眺めたり物色したりしだした。
エリックとノンは、別に服が欲しい訳では無いのでのんびり買う気がない服を眺めるだけだ。
それから、どれぐらい経った頃だろうか。
フレイが、服を選び終えて会計に。それを見て自然とエリックとノンは、フレイのもとに集まった。
「ごめんねー。よし、ご飯食べに行こう?」
服屋を出て大通りに向かう途中フレイは、ノンに不思議そうな眼差しを向けて首を傾げた。
理由は単純、ノンが空を見上げていたから。
「何してるのー?。空に何か浮いてる?」
「いえ。雨が降りそうなので」
そうノンが言ったので、エリックも空を見上げてみた。夕日に染まった、オレンジ色の空に雲が少し浮いてるだけの様だが…
「まあ、大丈夫でしょう。そんな事より、ご飯速く食べに行きましょう」
そうノンが言って歩き出した。それに、エリックとフレイは着いて行く。
20分もしないうちに、ノンが案内した店に着いた。1階しかなく石造り。だが、結構な広さがある店だ。
「では、中に入りましょうか」
ノンが微笑みながらそう言って扉を開けた。
「いらっしゃいませー」
店の中には、客がすでに数組座っている。
この店はどうやら、テーブルにそれぞれ椅子が4個付けられているだけ数十組が座れる様になっている様だ。
「3名様ですねー。では、こちらの席へお座り下さい」
そう店員が案内した場所は、店のほぼ中央の席だった。
エリック達は、案内された場所に座って料理を頼む。メニューを見ると、どうやらパスタが多い。そして、この店はどうやら酒を出していない様だ。
数十秒メニューを眺めた後、皆のメニューをノンが言うことになったので、ノンが店員を呼んだ。
「はい。ご注文がお決まりですか?」
「ミートソースが1つ、ペペロンチーノが1つ、
カルボナーラが1つ。以上です」
「はい。では、少々お待ち下さいませ」
そう言って店員が下がった。
やることがなくなったエリックは、何となく店の中を見ていると…
「おっ、ノン達じゃーねか。久しぶりだな」
そんな声がしてその方を見るとそこには、アシュがいた。
今週中には、終わらせます。
それと、次の話から文字数を増やします。
ご期待下さいな。




