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43.フレイの事情

本編に戻ってまいりました。最近はお遊びの話なので書いていてとても楽しいです。\(﹡ˆOˆ﹡)/

 

「さぁ、結婚しよう」


 その言葉にマスカは…


「はぁー、その茶番は何回目だ。で、なんか用でもあるのか?」

「茶番とは酷いな、マスカ」


 慣れた様に、ため息混じりでそう返したマスカ。このやり取りは一体、何回目になるのだろうか…。


「せっかく来てやったのにー」

「通信魔法で話せるだろ」

「まあ、それもそうだけどねー。暇なんだー。今は、ね」

「それは良かったな。で、早く言ってくれ。何しに来たんだよ?」


 その問にフレイは、右手の人差し指を立てて左右に振る。


「まあ、それは今置いといてですねー。せっかく私がやって来たのに、紅茶とかないんですかねー?」


 ああ、また始まった。と、そう心の中で思いながら、マスカはフレイをどう追い払おうか考える。

 というか、最近のノンの自慢にしろ、何故か同じ事を聞かされるような…そんな事が増えているような…。


「はいはい、紅茶は出さないんですね。で、何を考えているのかなー?」

「どうせまた、用なんてないんだろ?」

「ふふ、残念。今回は、ちゃんとあるけどー?」


 意地の悪い笑顔で、そう言ってくるフレイ。

 まあ、どうせあの組織の残党がどうのこうの、か…。そうマスカは考えて、


「いつまでいるんだ?この王国に」

「んー、帰って来いってラスに言われるまで、かな?すぐには帰らないよー…。てかさ、この家に泊めてよ?なんか、前に来た時よりも綺麗になってるしさー」


 フレイが泊まると、ろくな事がない。結構前も酷かったし…。

 と、そこでマスカの頭の中にいい考えが浮かび…マスカにしては珍しく意地の悪い笑顔を浮かべて、


「いいぞ。別に泊まっても」

「何する気?なんで笑顔なの?絶対なんかするよね?うーん、まあいいなら泊めてくれるよね?」

「ああ、良いぞ。好きなだけ泊まっていってくれ」

「よし。これで、寝泊まりは何とかなったね。あっ、それと多分だけど1ヶ月ぐらいは帰らないからね」

「やっぱり用なんてないだろ」


 フレイは、何気なく言っているが1ヶ月ここに泊まるのは異常だ。

 普通、殺し屋のリーダーだけが国王からの依頼を聞くので、自分のいる王国を離れる事はほぼない。

 それに、フレイのいる王国はだいぶ依頼が酷く大変なはずだ。それを、放ったらかしにしてこの王国に来ている。そうなれば…


「ちょっとだけだよー。マスカは優しいから大丈夫だと思ってね」

「また…か。よく懲りずに続けるな。今度は誰とだ?」

「あー、違う違う。私は何もしてないよー?けど、なんか私が悪いみたいになってるの」


 その後、フレイから事情を聞くとまあ、大変な事だった。

 まず自分達が帰った次の日に、カシが行方不明となりその日は、帰って来るだろうと思っていたが帰って来ず…。

 カシ行方不明2日目に、カシを探すことになったのだが…。

 殺しの依頼は、組織が無くなったので落ち着いている。その為、2人でカシを探そうとなったのだが…。

 そこで色々と揉めてというか、フレイが悪いですね、と何故か決めつけられ、アシュが殺しの依頼を、ラスがカシを探す仕事に決定して、フレイは暇になったんだとか…。

 だから、その日の夜にこの王国に来てマスカの家に行ったら、ロットに会っただけで誰もおらず…。それで、宿屋で1泊して今日の夜また来たのだとか…。


「どうして私が犯人扱いなのかなー?」

「はぁー。カシが行方不明、か。そうなったのは、初めてなのか?」

「いや、3回ぐらいあるよ?」

「誰が原因で?」

「1回目は、私のからかい過ぎで。2回目が殺しの依頼が面倒だったから、私とカシの押し付けあいで。3回目が、口が滑って私がなんか言ったの。それで、取っ組み合いの喧嘩になって、私が勝ったら行方不明に…」

「そうか。それは、日頃の行ないのせいだぞ、フレイ。もうカシと関わらない方が良いんじゃないか?」

「えっ、酷くない。てか、なんで笑ってんの?」


 まあ、理由を聞いた感じでは、全てフレイが悪い。それに、それを自覚してないのだ。結構笑えてくる。

 それとアシュとラスがフレイを犯人扱いしたのも納得した。

 後は…


「カシは何日ぐらいで帰って来たんだ?」

「1回目と2回目が多分だけど3日で、3回目が10日だったけど、どうして?」

「なら、どうして1ヶ月もいる気なんだ?」

「ゔぅ、いやそれぐらいになるかなー、と…」

「そうか。見つかったらラスが通信魔法で伝えて来るんだろ?見つかったら、ちゃんと言えよ?」

「は、はい。分かりました」


 フレイは嘘をつくのが下手なので、そこだけは良いところだ。

 まあ、5日ぐらいでカシは帰って来るだろ。それまでの我慢だ。

 まあ、俺はしないけど…。


「よし。事情は分かった。それなら、ノンに色々と頼ってくれ。それで良いな?」

「良いけど…。マスカは、この家にずっといるの?」

「んー、時々どこかに行くってぐらいだな」

「なら、分かった。ノンに頼ってみてずっとここにいれるか言ってみるよ!」


 そう笑いながらフレイが言ったが……今なんと言った?


 ✿


 時は現在に戻り、エリック達がいる店に…


「ノンこれは、事情聴取だよね?」

「これは、流石になんかあったんじゃないか?」


 レタが出した料理?は何かあったのだろうか?という事でノンがレタを呼ぶと…


「あ、あの…ごめんなさい。今、店長が休みで…私は、あまり料理が得意ではないんです…」

「それなのに…創ったの?料理を?」

「ご、ごめんなさい」


 ロットの機嫌が明らかに悪くなっている。それにしても、この料理を食べるのは頑張らないといけないのだが…


「まあ、まあ。あまり責めないであげて下さいよ。この料理は、僕が食べます。それと2人の分は僕が作りますから」

「まあ、それなら良いよ」

「そうだな」


 一応は解決した。が、ノンはレタが料理を得意と言っていたが…。そこはどうなのだろうか…。と、そこに新しい客が2人ほど入って来た。


「ノン。新しい客が入って来たけど?」

「どうしましょうか…。そうですね…僕が全部、何とかしますよ」


 そう言ってノンは、この日の夜だけこの店の店長になる事となった。

 だが、その後結構な地獄を見る事になる…。

なんか微妙な終わりですよね。ごめんなさい。

言い訳は課題に1つも手を付けていないツケが回ってきたからですね…。ちょっとヤバいですね。今思うと…。

もし3日後出なかったら…あーあやってんな作者と思って鼻で笑って下さい。

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