RM.2少女の師匠
少女の名が今明かされる…的な?すいません。
はい、また書きたいと思っていますのでよろしくね!次も…( •∀︎•` )
父も母もいる家庭で生まれ、育ちも普通だった私が…家を出たのは確か15才の時。
その時の私は冒険者になろうと思って、冒険者ギルドに歩いて向かった。
向かって…そう、その途中にたまたま人気のない道を進んだ。
そうしたら、その道の真ん中に鏡が落ちていて、それを拾い上げ裏表と確認した。
確認して…どうしたのか?覚えていない…。
だが、そこから誰かに捕まって確か…こう言われた…。
「来い、いい仕事を紹介してやるよ」
男の声だった気がする。
それだけ言い終わると、魔法をかけられて眠ったのか…気絶したのかで、起きると地下室の様な所におり、手首を椅子に縛られて動けなかった。
そして…そして…ああ、私は目の前に1人だけいた女の人に話しかけた…えーと…確かこう、
「この縄を…解いて下さい。お願いします…」
すると女の人は、腰にかけていたレイピアを引き抜き刀身を見せると、それを私の首の横に持ってきて
「私達の仲間になるって言うのなら、解いて自由にしてあげる」
「分かりました…。仲間になり…ます」
ここで断ったら殺されると思って、そう言ったら…その女の人が…
「おー、やったー。ここは、女の子珍しいからさー。嬉しいなー」
なんて、口調が変わって笑顔でそう言いながら縄を斬って喜んでいた…。
そこから、その女の人にレイピアの使い方などを教えて貰い、友達の様に仲良くなっていって…
それから2年が経って、その女の人は確か私にだけ
「ちょっと用事が出来たからさー、それを終わらしてくるねー」
と言って、行方を晦ました。その時に…最後に振り返って来て
「また迎えに来るからー、待っててねー」
なんて軽く笑顔で言って…殺し屋との戦いで死んだ事になった。
それから、もう半年が経ったのか。早いものだ…。そう、思いながら今ベットに寝っ転がり、天井と睨めっこをしている。半分、放心状態だ。殺し屋が強いことについて…。
この宿屋に泊まって、2日が経った。殺し屋は基本的に、一度逃げれば追っては来ないので楽だ。
まあ、国王から殺せと依頼されたのなら、おそらく地獄にいてもどこにいても、生きていれば殺されるのだが…。
にしても、これからどうすれば良いのか?。お金はまあ、冒険者ギルドで依頼でもして金を稼げばいいのだが、それはすぐに終わるので今はとてつもなく暇だ。
仲間もほぼ全員殺されてしまったし1人だ。やる事がない…。なら、
「お金を稼ごうかー」
そう言って少女はベットから立ち上がり、宿屋から出た。
冒険者ギルドでは、簡単に書類を書いたら冒険者登録され、簡単に冒険者になれる。
半年ぐらい前……あの女の人がいなくなる数週間前に、2人で冒険者登録をした…。その時に確か…
「なんかあったらー、これでお金を稼げるねー。例えばー、この組織の人達がー、死んだ時とかねー」
なんて言っていたが、こうなると分かっていたのだろうか?
まあ、今考えても分からない。そんな事を思い返していると、冒険者ギルドに着いた。
中からは、酔った冒険者の叫び声が多々聞こえて来る。
それを無視して中に入り、依頼の紙が沢山貼られている依頼ボードに向かい、今ある依頼の紙を見てみると…
「強いモンスター、ばっかりだー」
まあ、本当は弱いのだが…普通の冒険者にとっては強いモンスターばっかりだ。
だからか、いつもより冒険者ギルドの中で酔っている人が多いのは。
なんて、1人納得して適当に依頼の中から弱い順に3つ選んだ。
それをギルドの職員に渡すと
「大丈夫ですか?強いモンスターですよ?」
「大丈夫ですよー」
「そうですか。分かりました。では、この3体の討伐をお願いしますね」
作り笑顔をしながら、ギルド職員がそう言った。その笑顔には、私が依頼を達成するのは無理だという諦観、そして私を憐れみ哀憐する、そんな笑顔で……。
この世界の常識として、冒険者の命は軽い。
やると言えば、どんな弱い奴が強いモンスターの依頼を出しても、職員はあまり注意せずに依頼を通す。
まあ、職員にとってみればどうでもいいのだ。冒険者1人の命なんてのは…。
まあ、それは置いといて依頼は通った事なのだし、冒険者ギルドを出てそのモンスター達を討伐しに行く。
ということでここで、冒険者について説明しておこう。
基本冒険者は、ダンジョンに潜って稼ぐ人と、冒険者ギルドから出された依頼を達成し、稼ぐ人のどちらかだ。
どちらも半々ぐらい存在しているが、強い冒険者がいるのは前者だ。
それに前者は、特に依頼などがなく適当に魔物を殺して素材を売るので、意外とお金が稼げる。
そして、後者は冒険者ギルドの裏にいる貴族や何やらの金持ち共が、この素材が欲しからこのモンスター殺して来いと冒険者ギルドを通して依頼を出し、それを達成する。
ここで少し余談だが、依頼を出すための手数料で冒険者ギルドはやりくりしている。
その為、依頼が出た時点で冒険者ギルドはすでに儲かっているし、依頼を取り下げるのにもキャンセル料がいるし、一定期間依頼が通らなかったら依頼不受理で手数料をとるので、結構汚い金儲けの仕方をしている。
それでも金持ち共が依頼を出す理由は、8割程度はその素材が手に入るから…。
で、依頼を出す人が違うと値段の設定も変わってくる。
その為、儲かる時は儲かるのだ。例えばレアなモンスターの目撃があると、自分の物にしたい馬鹿共が、馬鹿みたいに依頼の金を上げて一部だが儲かる冒険者が出てくる。
その為、冒険者をやめて楽しく暮らす運の良い奴も3年に1回ぐらいは、出るらしい。
まあ、それは置いといて1時間ぐらい歩き、王国の外へと出た。
「えーと、まず最初は…あー、インタールか」
インタール
鼠の魔物で大きさはだいたい全長が子供0.7人分ぐらいの大きさで、高さは子供の半分ぐらいだ。
だが、俊敏でレベルが60ぐらいないと追いつけない。
このモンスターは、爪と牙と毛皮がそこそこの値段で取引され、肉はあまりいい値段では無い。あまり美味しくないから…。
爪と牙は銀色で鑑賞用、毛皮は鼠色で絨毯なんかに使われる結構いい素材だ。性格としては、臆病で人前に出てこない。
なので、こっちから見つける…。
5分後…
「みーつけったー」
自分から走って逃げるインタールに一瞬で追いつき上を取る。
レイピアを抜き、そこから回転を加えて首を上から両断した。
首と胴に別れた死体をマジックアイテムの中に入れる。
これで1体目が終わった。これがあの依頼の中の1番弱いモンスターだ。
「次はー」
そう声を発した時、後ろからの視線に気が付いた。一瞬、殺し屋かと思ったがどうやら違うらしい。殺意が全くない。と、後ろから来た。
そう思い、すぐに後ろを向こうとした瞬間、レイピアが首の横の何もない空気を突き刺し、刀身が見えた。そして……
「久しぶりー。元気してたー?ルシールちゃん!」
次からは本編が続くはずです。
ルシールの物語はまだまだ始まったばかりなのでまだ続くよ!また気が向いたら書きますので…。
では、また3日後!




