28.仕事開始
こんばんは。こんにちは。4月18日は僕の誕生日でございます。誰得か分からない情報ですが一応ということで。ハッピーバースデー自分。
「今回の依頼は、今までで1番大変だと思います。まず殺す人数ですが、7人です」
7人?予想以上に少ないが、その人数でそんなに大変な依頼なのかと不思議に思うエリックに
「僕は、ここにいるので1人が1人ずつ殺せば終わりますね。では、計画についてです。いつものように、僕が支援魔法で殺す相手を分かるようにしますので、皆さんは全員を追い込みしっかりと殺してくださいね。後は、できるだけ相手に傷を負わせないようにして下さい」
当たり前のように言っているが、エリックは未だ会話の内容を理解していないのだが…
「ということで決行は、今から2時間後です。なので、皆さんよろしくお願いしますね」
これで、もう依頼の内容の話は終わりらしい。全く分からなかったが後で気になることは、マスカに聞けばいいと思ったので、1階へととりあえず戻る。
「よし、殺すまでにまだ時間があるから部屋でゆっくりしといてくれ。エリックは、少し説明がいるだろ?」
マスカがそう言いノンとロットは自分の部屋へと戻り、エリックはマスカの部屋に入った。
「エリック、あの説明じゃ分からなかっただろ?俺から少し説明するよ」
「そうだな。殺す人数が分かったぐらいで、それ以外は全然だったからな」
けっこう優しいマスカは、さっきの説明を理解してないことを知ってわざわざ説明をしてくれるらしい。
「まずは、今回7人殺すが全員普通の人ではない。この世界には、人を殺せない魔法がかかっているがその魔法が解けた人達、正しくは解いた人達だな。だから俺達がその人達を殺そうとすれば、もしかしたら俺達が殺されるかもしれない人。ここまでは、分かったか?」
「なるほど。だいたいは、分かった」
「よし、なら次だな。殺す相手は、ラスの支援魔法で分かるから問題なし。後は、そんなに相手を攻撃せずに追い込むことぐらいかな。攻撃をそんなにしないのは、相手の血が地面なんかに大量にあったら、怪しまれるから。後、追い込むのはまとめて殺すためで、皆が同じ場所に追い込む。その場所もラスの魔法で分かるから問題なし。あっ、そういえばラスの使う支援魔法は、相手の視界に情報を送り込むことができる魔法らしいけど、1時間が限界らしいから、できるだけ速く終わらさないと、面倒なことになるってことも、知っといてくれ。これぐらいかな」
「なるほど。だいたい理解できた。分かりやすい説明だったな」
「そうか。それなら良かった」
マスカの部屋を出て、自分の部屋に戻るエリック。だいぶ長い説明だったがまとめると、相手は普通の人ではなく自分が殺されるかもしれない。相手の血が大量に地面に落ちないように、攻撃はあまりせず最後は追い込んでまとめて殺す。こんな感じだ。だが、どうやって魔法を解いたのか、殺し屋達は魔法を解いておらず、魔法に抵抗しているとヘクトが言っていたがそれと何が違うのか。色々疑問があるが、まあそれは一旦置いておこう。今、それを考えても仕方がない。
エリックは、部屋に入るとベッドに座りぼーっとしたりごろごろしたりして、時間をつぶし1時間半が経った頃、部屋の扉を誰かがノックしてきた。
「エリックそろそろ。準備して出てきて」
ロットが扉越しにそう言ってきたので、両刃の短剣を2本懐に入れる。この短剣2本はいつも持ち歩いているもので、何かがあった時用のやつである。そして、外に出るとロットが1人だけいた。
「エリックが1番か」
どうやら皆まだ準備中らしい。どれぐらいかかるのかは知らないが、フレイ達もまだ2階にいるようだ。なんとなくフレイが1番遅そうだなと、そんなことを思っていると、部屋の扉が同時に開きマスカとノンが出てきた。
「エリックが1番だったのか。フレイ達もそろそろ来るな」
マスカがそう言い階段の方を見ると、フレイ達がちょうど降りてきた。
「よし、これで全員揃ったね」
フレイがそう言って玄関の扉を開ける。それに皆が続く。まずは、殺す相手がいる場所まで歩いて向かうらしい。誰1人喋らず、静かにフレイに皆がついて行く。どうして皆喋らないのか。それは、今は深夜でだいたいの人は、寝ているため静かだ。その中を喋りながら進めば結果は、分かるだろう。相手にばれてしまうから、そういうことだ。
フレイについて行くこと30分弱。やっと着いたみたいだ。
「ここは?」
ごく普通の家のようだが…。1階2階とも明かりが灯っている。
「この中に全員いる。ラスお願い」
フレイが、支援魔法でラスに伝えると家の中に青色の数学が見えるようになった1~7までの数字が
「よし、全員繋がった」
そうフレイが言うとエリックの視界では、5の1つだけの数学が青から赤に変わった。ちなみに、その5の人は今2階にいる。
「それぞれ、赤色の数学の人をあの光の柱のところまで集めてね」
と指をさす。そこには、さっきまでは無かった光の柱があった。どうやら自分から見て赤色の数字の人をあそこまで運べばいいらしい。
「よし、皆気をつけてね。じゃ、皆始め」
それを合図に、マスカ、フレイ、アシュ、ノンの4人が2階の家の窓を割り家の中に入っていった。
次の話ら辺から戦闘シーンが始まります。初めてですので面白いか分かりませんが少し夢が叶いました。




