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22.王国から王国へ

春休みなので3日に1話投稿しようと思います。サボらないように頑張りますのでよろしくお願いします。週1に戻る時はまた言います。

 普通は、反対側の王国に行くまでに2つの王国を経由して行かなければならない。もし馬車で行くとしたら、何も問題が起きなければ1週間ぐらいで行ける。その距離をいくら最短距離とは言え半日ぐらいで行くのだから進むスピードは、けっこうなものになる。


「なぁ、マスカ。これ速すぎないか」

「そうか、いつも通りなんだけどな」

「そうなのか、それならいいんだけど…。それにしてもさっきからずっと森だな」


 エリックとマスカが出発してだいたい1時間ぐらい経っているが、ずっと木々が生い茂っている森だ。と、言っても空を飛んでいるので関係はないのだが…。


「あっ、そういえばエリック。時々空を飛ぶモンスターがいるから気を付けろよ」

「そんなモンスターがいるのか。まあ、気を付けるよ」


 空を飛ぶモンスターなんて初めて聞いたが、いるのなら是非とも見てみたい。

 そういえば、モンスターと魔物の違いの説明をまだしてない気がするので説明すると、モンスターはダンジョン以外に生息している生き物で、一部魔法を使うものもいるとか。魔物はダンジョンにいる生き物で、これも一部魔法が使えるものもいるとか。明確な違いは、殺した後に死体が残るか残らないかということだ。モンスターは、死体が残るので食べれる。中には、とても美味しいモンスターもいるそうだ…。

 魔物は、色々な物がドロップするがその後には、死体が消える。これが、一般的に言われている違いだ。


「というかマスカ、この先もずっと森なのか?」

「んー、後だいたい3時間ぐらいは森かな。その後は、森からどんどん荒地になって木とか草が無くなっていくんだよ。で、その後また今と同じ景色に戻る、そんな感じだ」

「へー、ずっと森じゃないのか。けど、どうして荒地になるんだ?」

「どうしてそうなるのかは、俺にも分からないんだ」

「そうか。まあ、分からないならいいんだ。そこまで気になることでもないしな」

「そうか、ならいっか」


 出発してから5時間が経った。

「だいぶ木が無くなって、地面が見えるようになってきたな。この先は、これよりも酷くなるのか?」

「そうだ。これよりもだいぶ酷くなっていくぞ」


 出発してから7時間が経った。マスカいわくやっと折り返し地点らしい。さっきの会話の後から急激に木が減っていき、今はもう木が無い。


「もう木が1本もない。ここら辺が1番酷いのか?」

「ああ、ここら辺が1番酷い場所かな。けど、進めばだんだん元に戻っていくよ」


 マスカが言った通り、1時間くらいでまた木が見えるようになってきた。


 出発して10時間が経った。辺りはもう夕方でオレンジ色に染まっている。


「マスカ、後もう少しで夜になるけど大丈夫なのか?」

「全然問題ないよ。けど、お腹空いたな」

「確かにお腹が空いた」


 出発して13時間が経った。真っ暗闇の中を進んでいるので、時間感覚が狂いかけている。


「エリック、もうちょっとで着くぞ」

「お、やっとご飯が食べれるのか」


 かれこれ半日以上ご飯を食べていないエリックはもう、空腹の絶頂を迎えていた。そういえば、空を飛ぶモンスターには、まだ1回も出会っていない。今のエリックにはどうでもいいことだが…。


 出発から13時間半ぐらい経った。やっと反対側の王国の近くまで来たエリックだがここで、少し嫌な予感がしてきた。


「よしエリック、ここで降りるぞ」


 まあ、それは置いといて…。エリック達は、王国の結界から少し離れた所に降りた。何故、王国にそのまま入らないのかと言うと見つかったら大変だからである。そもそも空を飛ぶ魔法なんて全く知られていないし発明されていないので、見つかったら騒ぎになる。それを防ぐ為、それだけだ。

 エリックは、王国の結界と中に入りそのまま歩く。


「なぁ、マスカ。このまま歩いてどこへ行くんだ?」

「とりあえずは、お腹が空いたし屋台とかがある場所に行くぞ」

「そこまで行くのにどれぐらいかかるんだ?」

「だいたい2時間かな」


 ここでまさかのエリックの嫌な予感が的中した。


「2時間って嘘だろ。ここら辺は誰もいないんだから空飛んで行くのはだめなのか?」

「はは、最初からそのつもりだよ。よし、エリック。空を飛でさっさと行くぞ」


 10分後。やっと明かりが見えてきたので地上へと降り、歩いて明かりがあるところへ進んで行くと、まともな道をみつけたのでその道を歩いて進んで行く。すると、屋台などが立ち並んでいる大通りに出た。


「やっと着いた。これで、やっとご飯が食べられる」

「エリック、屋台で色々買って食べるか、どっか居酒屋にでも入るか、どっちがいい?」

「それはもちろん屋台でしょ。いっぱい種類があるし安い」

「そうか、なら色々な屋台に行ってたくさん食べるか」


 そして、エリックとマスカは屋台をどんどん回っていき夜ご飯を済ませた。もちろんマスカの奢りで。


「だいぶ食べたな。ちょっと休憩してからこの王国の殺し屋達に会いに行くか」

「そうだな。そういえばマスカってこの王国に来たのは何回目ぐらいなんだ?」

「今回を合わせて3回目かな。この王国、国王はあれだが結構いい王国だぞ」

「確かにここの雰囲気は結構いいな」


 そんな会話を少ししてから


「エリックそろそろ行くか」

「そうだな。どんな殺し屋がいるのか楽しみだ」

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