呼ばれた理由
「それで僕はどうしてここに呼ばれたのでしょか?あといきなり僕が消えたら向こうの人達が驚いてしまうんじゃ無いでしょうか?」
父と母と司教が驚いているのでは無いかと少し心配になる。
「それは大丈夫だよ、君の精神だけをここに持ってきてるから向こうでは祈ってる最中で時が止まってるばすだから」
なるほどそれなら何も問題ないか。
「それで、君をここに呼んだ理由なんだけど」
いきなり真面目な顔をした神達を前に息を呑む。
「記憶の再生とただの挨拶」
悪戯が成功した様な顔をしながら言い放った言葉に、ガクッとなりながらも少し呆れた。
「記憶の再生には感謝しますがそんな真面目な顔をしながら言わないで下さい、警戒してしまいました」
魔法の神を除いた3人は「イェーイ」とハイタッチをしていた。
「転生する前に空間のが言っていた様に君に何かをしてもらう様なことは無いから存分にこの世界を楽しんでくれ、君は見てるだけで面白そうだから」
楽しそうな顔をしながら創造の神が言い放つ
「分かりました、目一杯楽しもうと思います」
神に直々に言ってもらったんだからしっかりと楽しまないと損だな、せっかく魔法がある第二の人生なんだから。
「そういえば、何故皆さんは名前を名乗らなかったんですか?呼び合う時も名前ではなく支配してることの名で呼び合ってる様ですし」
「あーそれはね、僕たちは自ら名前を決めて無いからだよ、人間みたいに沢山いるわけでもないし僕たちは支配するものは絶対に被らないから名前を決める必要も無いしね」
「なるほど確かにそれなら名前を決める必要性は感じないですね」
大地の神が答えてくれた事に納得しながら返事を返す
「他に質問はあるかい?」
創造の神の言葉に少し考え。
「では、元の世界の技術で再現しない方が良いものなどはありますか?」
あんまりなんでもかんでも技術の発展を進め過ぎるのも良くないよな。
「そーだねー、大地を塵にする様な兵器とか以外なら特に無いんぢゃないかな?、むしろ君の元の世界の技術をこの世界でどれほど再現出来るか試してもらうのも悪くないかも」
玩具を見つけた様な顔をしながら空間の神が言った途端
挨拶以外言葉を発さなかった魔法の神が少し興奮しながら身を乗り出す。
「魔法で再現、魔法大いに活用すること」
目をキラキラさせているが言葉は最小限、そこはブレないんだな、あと魔法の神だけに魔法が使われるのは嬉しいらしい。
「分かりました、魔法で出来る限りやってみたいと思います」
魔法の神の期待に応えるとしよう。
「ではそろそろ時間だね、またそのうち会えるのを楽しみに待っているよ」
神達がニコニコしているのを見ながら光が自分の体を覆っていく。
光が収まって目を開けると教会に戻っていた。




