アロイス=フォン=ベルク
「アロイス様お時間です」
僕の名前はアロイス=フォン=ベルク、今日で5歳になる
ベルク伯爵家の次男、金髪、蒼眼の父アーガスと銀髪、翠眼母ユーリとの息子で父親似で金髪、翠眼今年8歳になる兄ユリウスがいる、そして今、母のお腹には今年生まれる弟か妹がいる。僕は母親似で銀髪、蒼眼。
「今行く」
執事に呼ばれ部屋を出て玄関ホールに向かう。
「「誕生日おめでとう」」
ホールに着くと父と母に誕生日を祝われた。
「アロイスも今日で5歳になるね、これから教会に行き洗礼式を受けてステータスを貰いに行って屋敷に戻ったら5歳のお披露目をするよ」
父に今日の日程を告げられる。
「分かりました父上、ようやくステータスを貰えるのですね凄く楽しみです」
5歳にしてはとてもハッキリとした口調で父にそう告げる、何故ハッキリとした口調が出来るのかは自分でもよく分からないが、他の子供よりも成長が早いと思ってるようで家族の誰からも何も言われてはいない。
「そーね、アロイスはずっと楽しみにしていたものね、どんな結果になっても誇りに思いなさい」
とても優しい笑みで母が頭を撫でる
「ハイ、母上」
頭を撫でられるのが少し恥ずかしく思いながら母にもしっかりと返事を返す。
「では、行こうか」
父の言葉に、僕、父、母の3人は屋敷を出て用意してあった馬車に乗り込む。
「セバス頼んだぞ」
「かしこまりました」
御者台にいる執事のセバスにそう告げ馬車を走らせる。
「はぁ、どんなステータスになるのかなぁ」
まだ見ぬ自分のステータスを思い浮かべながらワクワクしながら教会に到着するのを待つ。
「きっと素晴らしい魔法適性があるわよ」
ニコニコしている僕に母がそう言ってくれる。
「そうだね、お父さんもお母さんも、ユリウスも基本属性に加えて、それぞれ上位属性を持っているんだからアロイスも上位属性を持ってるに決まってるよ」
父も人当たりの良い顔で告げる。
そう話してるうちに馬車が停車した。
「教会に到着しました」
御者台に座っているセバスから声が掛けられる。
いよいよ洗礼式だ、少し気合を入れながら馬車から降りると、扉の前に1人の男性が立っていた。
「お待ちしておりましたベルク伯爵様、それからユーリ夫人、そちらが今日洗礼式をお受けになるアロイス様ですね」
優しそうな顔の男性から声をかけられる。
「今日はよろしくお願いします司教殿」
何とこの人は司教だったのか、なかなかに偉い人を待たせていたようだ。
「初めまして司教様、今日5歳になったアロイス=フォン=ベルクです、本日は宜しくお願いします」
少し緊張しながらもしっかりと挨拶をした。
「これはこれは、5歳とは思えないしっかりとした挨拶ですな、こちらこそ宜しくお願いします、ではこちらにどうぞ」
ニッコリとした笑顔を向け、教会の中に案内してくれる。




