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初めての属性魔法

「メリット、デメリットですか?あまり思い浮かびませんが」


「まずは強制魔力上昇について。こちらのメリットは、ただ魔力を無くせば良いだけの簡単な事です、多少体はだるくなりますがそれはデメリットにはなりません。寝れば治るのですから」


まぁ、そうだな魔力使うだけで上がるのだから割と誰でも出来る。


「デメリットですが、これは人によって多少の差異はありますが、魔力欠乏症を起こすにつれて上がり幅が減っていきます。そして何より限界までくると一切の魔力上昇を受け付けません。たとえ魔物を倒したりしても上がることはありません」


なっ!そんな落とし穴があったのか、確かにそれはデメリットだな、というか魔法使いとして終わりだな。


「なるほど楽だからと言って、そればかりをやってしまうと終わりってことですね。多少の差異とは何ですか?」


「その通りよ、楽すればするだけ自分の首を締める事になるの。まぁ魔法使いにならなければ良いだけの話しだけどね。多少の差異は人によって限界が違う事くらいかしら?」


まぁ魔法だけが全てではないからそんな考えもあるだろうが、僕には死活問題だな。


「次に、譲渡魔力上昇のメリット、デメリットを説明します。まずメリットは魔力上昇の限界がありません、魔物を倒したら倒しただけ上がって行きます。そして魔物によっては物凄い量の魔力が流れ込んでくるのよ。

そして、デメリットですが。これは単純に命の危険があるわ、ゴブリンなんかは一体なら対して強くないけれども、数が多いと場合によっては此方が殺されるわ、その割に貰える魔力は多くないのよ。まさに害虫だわ」


魔力上昇量に限界がないのは良いな、魔物と対峙して良くなったらガンガン倒そう。

母上はゴブリンが大っ嫌いなんだな本当に嫌そうな顔してる。


「なるほど両方ともに良し悪しがあるのですね、僕は魔物を倒して魔力量をあげようと思います」


「アロイスならそうだろうと思いました、ただ本当に危険だから無茶無理をせずに、自分の力量に合った魔物と戦う事。からは絶対よ」


「はい、僕も死にたくは無いので無茶無理はしません」

せっかくの2回目の人生だちゃんと天寿をまっとうしたい。


「よろしい。では次は外に出て属性魔法を練習しましょう、着替えて庭に出るわよ」


やった!ようやく魔法らしい魔法だ、身体強化も魔法なんだろうけど見た目の変化が無さ過ぎるからあんまり実感湧かないんだよね。


着替えて庭に出ると母上が木の棒の様なものを持ってきた。


「母上その木の棒は何ですか?」


「これは魔法を放出する為に使う媒介用の杖よ」


「杖?属性魔法は杖が無いと使えないのですか?」

魔法使いっぽくはなるけど杖って邪魔にならないのかなぁ?


「一概にそうとは言えないわ、私やお父さんなんかは杖無しで戦うもの。これはコツを掴む為にはとても役に立つのよ」


良かった杖無しでも魔法を使えるんだ。あ〜でも、確かに試しに属性魔法使おうとしたけど全く体の外に出せなかったもんな。


「なるほど、コツは重要ですもんね。早速やりましょう」


「そう慌てないの、まずは杖を持って杖に魔力を通すのよ」


杖に魔力を通すか、んー?あれダメだな。


「母上、魔力が通りません」


「何も教えなければ無理よね。杖を自分の体の一部だと思いなさい。あとはいつもと同じ様に魔力を動かせば杖に魔力が宿るから」


体の一部ね、よし、やってみよ。あっ意外と簡単に出来たな。


「出来ました」


「じゃあ次ね、次は使いたい魔法を発射するイメージをしてみて。最初は危なくないように、水属性の魔法にしましょうか」


「わかりました」


水の魔法ね、まずは蛇口から水が出る様なイメージをして、蛇口をひねる。


「ジャー」


「出来た‼︎水魔法出来た!母上見てください、水が出ました!」


「嬉しそうね、そんな興奮しちゃって。ちゃんと見てるから大丈夫よ」


魔法だっ!僕魔法使った!魔法楽しい!!

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