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しあわせ太り?

 今日も天使は寝床にしている瓶を抜け出そうとしている。

『み゜~……み゛ぉ?』

 あ。引っかかった。

 羽を2本、腕代わりに瓶のふちについて体を持ち上げようとしたが、体がつかえて出てこれない。

『み゜?み゜??』

 残った羽をパタパタさせているが、胴体はいまだに瓶の中。

 そのうち瓶ごと浮き上がって、ぱたりと倒れ……と、さすがにまずいので手で受け止めた。

『み゜ゅぃ~』

 おいおい、俺の手にすり寄っている場合か。

「お前、太っただろ」

『み゜っ!?』

 胴体の真ん中あたりがぱんぱんに膨れている。

「メタボってやつだな」

『き゜ゅいっ!!』

「いてて、噛むな嚙むな……よし、しばらくおやつはなしだ」

『び!?』

「運動もしないとな。って言っても外には出れないが…」

『ぴ……ぴゃあーーー!!』

 ちょっとまて。攻撃プログラムを起動しようすんな!!


 警報機のようなけたたましい音が響き渡り、管理人がすっとんできた。

 瓶を慌てて隠して平謝りしたが、肝が冷えた。

 天使はというと……暗いところに放り込んだせいか、寝こけていた。

 横倒しになった瓶に挟まったまま、すよすよと寝こけている。

 節理の異なるよその世界に来ている危機感がなさすぎるんじゃないか。やれやれだ。

 ……ダイエットメニュー、考えるか……

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