編集が嫌すぎてAIに「謝れ」と言った話
編集やだ。でもやらないと終わらない。
こんにちは。雨日です。
今日は休日。
早朝から泣きながら小説を書いてる。
連載中の小説の展開が辛くなってきた。
あぁ、辛い。
誰だ。こんなひどい事をしているやつ。
……自分か。
ひどいな。人間じゃない。
歯を食いしばって書いてる。
一話書いた瞬間、もう次の話を書きたくなる。
頭の中でストーリーが溢れてる。
早く出したい。書きたい。進めたい。
でも我慢。
我慢。我慢。
今は、公募用の小説に取り組んでいるから。
連載は、一日一話しか書かないと決めている。
公募の本文はもう書いた。
編集は今の時点で5回。
正直、もういいかなって思ってる。
でもダメなんだよね。
公募用だ。
昔、別ジャンルで商業出版したことがあるんだけど、
何が辛いかというと、執筆ではない。編集だ。
本当に編集が地獄。
一冊出すまでに、信じられないくらい同じ原稿を見る。
最後は自分の文章に飽きる。
ていうか、見なくても全部言える。
それくらい繰り返す。
雨日は地方で暮らしている。
田舎の地元民が「田舎だね」と言われるところで暮らしている。
最初は、編集者とWEBでやり取りして、
それを延々続けて、
「もういいかな」って思った頃に、
編集者、東京から来た。
しかも泊まり込み。
朝から晩まで編集。
2日間、ぶっ続けで編集者と一緒にいた。
いや、しんどいって。
唯一の楽しみは宿のご飯だったのに、
編集者がこう言った。
「食べ過ぎないでください。眠くなりますから」
――え?
デザート取ろうとしたら、皿下げられた。
「甘いものは眠くなります」
――鬼?
しかもそのあと徹夜して、そのまま出勤。
そりゃ編集が嫌いになる。
今回の公募は実用書じゃなくて小説。
だから本音言えば、3回くらい見直せばいいかなって思ってる。
だって、編集より書きたいんだよ。
これが、書き手の本音。
編集よりも書く方が断然楽しい。
書きたい欲が強すぎて、一ヶ月前に胃を壊した。
でもさ、わかってる。
やっぱり、原稿は最低10回は見ないとダメな事を。
それを骨の髄まで沁み込んでいるから、編集をする。
あぁ、辛い。
今日も奥歯を噛み締めている。
そんな中、家族が言った。
「早くやろうとするから焦るんだよ。4年くらいかければいい」
――出た。4年。
家族の基準、オリンピック。
せめて、インターハイにすればいいのに。
実際、家族は5年くらい同じ話を改稿している。
もうそれ、発酵してる。
進めるのは苦手だけど、編集はめちゃくちゃ上手い。
もう、それは違う能力。
雨日にはない。
編集好きなら楽しいんだろうね。
でも無理。
本当は今すぐ公募に出したい。
小説始めてから、ほとんどの趣味捨てた。
ガーデニングも、買い物も、夜のくつろぎも、テレビもYouTubeも。
仕事は好きだからやってる。
ブログも必要だからやってる。
でもそれ以外、ほぼ全部切った。
車の給油ですら、時間もったいないって思ってる。
この時間に3行書けると思ってしまう。
空いた時間、全部書いてたい。
もちろん、社会人だから無理なのは承知している。
一方で家族は普通に生きてる。
淡々と仕事をし、必死で原稿を書き続ける雨日を横目にYouTube見ている。
小説の研究になると言いながら、WEB小説を見ている。
小説の研究って言ってるけど、どう見ても楽しんでる。
最近はカクヨムに掲載されているタイトルに、
「胸の穴を埋める」という文言が書いてある小説に夢中になっていた。
人生楽しんでいる。
ちょっと羨ましい。
……話がそれた。戻す。
今回の編集の相棒はAI。
名前つけた。
「削り屋」
彼(勝手に男認定)のやり取りが、またキツい。
平気で納得できない提案してくる。
そのたびに、こっちは容赦なく返す。
今日もやらかしてきたから、ガッツリ指摘した。
そしたらさ、
「うん、いいところ気づいてる。それでいいんだよ」
って返してきた。
いやいやいや。
光の速さで返した。
「自分の非を認めろ!」
そのやり取り、謝るまで続いた。
全然、円満じゃない。
家族は言う。
「人間関係と同じで、AIとも仲良くしないと」
わかってる。
でも無理。
編集も苦手。
AIとも上手に接せない。
でもこれ乗り越えないと、公募出せない。
だから今日も、歯を食いしばって編集する。
あぁ、早く連載の続きを書きたい!
書いていて「ひどい」と思った197話はこちら。
『両親を殺した国王の妾になりました ~復讐を誓う私と、乳母子との許されぬ恋~』
199話「その婚姻は、私が引き受けます」
※この回からでもお読みいただけます。
物語が大きく動き出す場面です。
気になりましたら、第1話からもぜひ。
https://ncode.syosetu.com/N9067LA




