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吸血鬼、月子さんの日常(仮)  作者: 半信半疑
14/14

FT2 6~11

・スキルはネタ要素。

・小話あり。

<人外>


◯吸血鬼


【仮   名】九家ここのや 月子つきこ

【真   名】???

【好きなモノ】可愛いもの・トマトジュース・お笑い

【嫌いなモノ】日光・トマト

【ス キ ル】自宅警備員の誇り

【一   言】風邪ひいた時は、おかゆが二割増しで美味しく感じる。


※【作者 から】

 今回、ポニテを披露。帰り道で【ナッツ・クラッカー】の称号を獲得。

「吸血鬼が風邪ひくのか」という疑問は受け付けません。



◯ブラウニー


【仮   名】清眼きよめ 不羅宇ふらう

【真   名】???

【好きなモノ】お掃除・甘いもの

【嫌いなモノ】汚れ

【ス キ ル】魅惑のお食事タイム

【一   言】わ、私は食いしん坊なんかじゃありません!


※【作者 から】

 日常を少しだけ書いてみた。食いしん坊キャラの要素が生まれた。

 着替えシーンは、何度打ち込んでも【見えざる手】に削除されてしまった。残念。





<人>


【名   前】田茂たも しげる

【年齢・性別】53歳・男性

【好きなモノ】米

【嫌いなモノ】フランスパン

【特   技】植物の声を聞くことができる。

【一   言】どんな草でも茂らせてみせるったい!


※【作者 から】

 名前だけ登場。黒いサングラスは、残念ながらかけていない。



【名   前】水田みずた 成実なるみ

【年齢・性別】17歳・女性

【好きなモノ】ぬいぐるみ

【嫌いなモノ】虫

【特   技】暗算

【一   言】もう一度あの子に会いたいな。


※【作者 から】

 今回月子さんが訪れたコンビニの店員。【一言】は小話が関係している。小話は下の方に書いている。



【名   前】汐留しおどめ みちる

【年齢・性別】14歳・女性

【好きなひと】月子さん

【嫌いなモノ】飛び散る墨汁

【特   技】嘘を見抜ける。

【一   言】月子さんLOVE!


※【作者 から】

 彼女の一部分はまだ育っていないだけ。未来に可能性はある。

 部活動は書道部に所属している。



【名   前】又野またの つよし

【年齢・性別】48歳・男性

【好きなモノ】化粧品

【嫌いなモノ】細い何か

【特   技】他人の性癖を当てることができる。

【一   言】あたし、生まれ変わったの!


※【作者 から】

 股のナッツをクラッシュされたおっさん。

 今回のことにより、精神がオカマになった。現在はバーで働いている。結構な人気がある。





これだけだと少ないので、小話でも



<小話1 コンビニの可愛いお嬢さん、月子さんに出会う>


 私はコンビニの店員。本業は高校生。

 知り合いに頼まれて、仕方なく働いている。

 今日も今日とて労働にいそしんでいると、見慣れないお客様がきた。


(なにあの子……めっちゃ可愛い!)


 マスクをしているから全部は見えないけれど、それでも分かる可愛らしさ。

 きめ細かい白い肌、金色の長い髪。

 ちんまりとした背丈は、思わず抱きしめたくなる。


 はっ!

 いけない、今の私はコンビニ店員だった。


「いらっしゃいませ」 


 興奮が漏れていないか心配だ。ちゃんと言えたかな?

 店内を歩く彼女を、それとなく観察する。「とことこ」という擬音が聞こえてきそうだった。


 やがて彼女はレジにやってきた。

 同シフトのアイツがレジを外れていることに、今ほど感謝したことはないだろう。


 カゴの商品と付けているマスクから察するに、風邪をひいたのかしら。

 できることなら看病してあげたいけれど、初対面でそんなことを言えば完全に不審だ。私にできることは彼女の風邪がはやく治るように祈ることだけ。


「ありがとうございました。またおこしくださいませ」


 心の底から真剣に接客用語を言う。

 風邪を治して、ぜひまた来てね!

 そして、その可愛らしいお顔を見せてちょうだいね!





<小話2 マギー大西の人助け?>


 暇なのでコンビニにでも行こうかと重い腰を上げた。

 次の週末に披露する手品の練習を、ちょうど終えたところだった。

 まだ練習は続けるつもりだが、息抜きには良いだろう。


 俺は大西おおにし健二けんじ

 人は俺を、「マギー大西」と呼ぶ。



▼△▼△▼



 しっかりと重装備をして、相棒に乗る。相棒とは自転車のことだ。

 暦は十二月で、今年も残すところあとわずか。月日が経つのは早いものだ。


 きーこきーことペダルを漕いでいると、前方に何かがあるのが見えた。

 自転車のライトを当ててみる。

 あれは……人?


「おいおい、大丈夫か?」


 どうやら誰かが倒れているらしい。一応確認しないとな。

 人助けのつもりで倒れている人物に近付く。

 しかし、俺はすぐに後悔した。倒れていたのは、おっさんだった。

 ただのおっさんじゃないぞ?


 聞いて驚け。


 なんと、

 そのおっさんは、

 驚くべきことに、

 全裸コートのおっさんだった。


 なんで冬の真っただ中に、外で全裸コートのおっさんの息子を見なければならないのか。俺は息抜きに外出した自分を呪った。


 おっさんは白目をむいて泡を吹いている。

 迷った末に俺は、ポケットからケータイを取り出した。

 勿論、通報するためだ。



※大西健二さんとは

「4 座敷童の色姫」で 月子がコンビニに行く時にすれ違った、自転車に乗っていた男。ご近所の方からは、マギー大西と呼ばれている。公園でたまに手品を披露している。


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