FT2 6~11
・スキルはネタ要素。
・小話あり。
<人外>
◯吸血鬼
【仮 名】九家 月子
【真 名】???
【好きなモノ】可愛いもの・トマトジュース・お笑い
【嫌いなモノ】日光・トマト
【ス キ ル】自宅警備員の誇り
【一 言】風邪ひいた時は、おかゆが二割増しで美味しく感じる。
※【作者 から】
今回、ポニテを披露。帰り道で【ナッツ・クラッカー】の称号を獲得。
「吸血鬼が風邪ひくのか」という疑問は受け付けません。
◯ブラウニー
【仮 名】清眼 不羅宇
【真 名】???
【好きなモノ】お掃除・甘いもの
【嫌いなモノ】汚れ
【ス キ ル】魅惑のお食事タイム
【一 言】わ、私は食いしん坊なんかじゃありません!
※【作者 から】
日常を少しだけ書いてみた。食いしん坊キャラの要素が生まれた。
着替えシーンは、何度打ち込んでも【見えざる手】に削除されてしまった。残念。
<人>
【名 前】田茂 繁
【年齢・性別】53歳・男性
【好きなモノ】米
【嫌いなモノ】フランスパン
【特 技】植物の声を聞くことができる。
【一 言】どんな草でも茂らせてみせるったい!
※【作者 から】
名前だけ登場。黒いサングラスは、残念ながらかけていない。
【名 前】水田 成実
【年齢・性別】17歳・女性
【好きなモノ】ぬいぐるみ
【嫌いなモノ】虫
【特 技】暗算
【一 言】もう一度あの子に会いたいな。
※【作者 から】
今回月子さんが訪れたコンビニの店員。【一言】は小話が関係している。小話は下の方に書いている。
【名 前】汐留 満
【年齢・性別】14歳・女性
【好きなひと】月子さん
【嫌いなモノ】飛び散る墨汁
【特 技】嘘を見抜ける。
【一 言】月子さんLOVE!
※【作者 から】
彼女の一部分はまだ育っていないだけ。未来に可能性はある。
部活動は書道部に所属している。
【名 前】又野 剛
【年齢・性別】48歳・男性
【好きなモノ】化粧品
【嫌いなモノ】細い何か
【特 技】他人の性癖を当てることができる。
【一 言】あたし、生まれ変わったの!
※【作者 から】
股のナッツをクラッシュされたおっさん。
今回のことにより、精神がオカマになった。現在はバーで働いている。結構な人気がある。
これだけだと少ないので、小話でも
↓
<小話1 コンビニの可愛いお嬢さん、月子さんに出会う>
私はコンビニの店員。本業は高校生。
知り合いに頼まれて、仕方なく働いている。
今日も今日とて労働にいそしんでいると、見慣れないお客様がきた。
(なにあの子……めっちゃ可愛い!)
マスクをしているから全部は見えないけれど、それでも分かる可愛らしさ。
きめ細かい白い肌、金色の長い髪。
ちんまりとした背丈は、思わず抱きしめたくなる。
はっ!
いけない、今の私はコンビニ店員だった。
「いらっしゃいませ」
興奮が漏れていないか心配だ。ちゃんと言えたかな?
店内を歩く彼女を、それとなく観察する。「とことこ」という擬音が聞こえてきそうだった。
やがて彼女はレジにやってきた。
同シフトのアイツがレジを外れていることに、今ほど感謝したことはないだろう。
カゴの商品と付けているマスクから察するに、風邪をひいたのかしら。
できることなら看病してあげたいけれど、初対面でそんなことを言えば完全に不審だ。私にできることは彼女の風邪がはやく治るように祈ることだけ。
「ありがとうございました。またおこしくださいませ」
心の底から真剣に接客用語を言う。
風邪を治して、ぜひまた来てね!
そして、その可愛らしいお顔を見せてちょうだいね!
<小話2 マギー大西の人助け?>
暇なのでコンビニにでも行こうかと重い腰を上げた。
次の週末に披露する手品の練習を、ちょうど終えたところだった。
まだ練習は続けるつもりだが、息抜きには良いだろう。
俺は大西健二。
人は俺を、「マギー大西」と呼ぶ。
▼△▼△▼
しっかりと重装備をして、相棒に乗る。相棒とは自転車のことだ。
暦は十二月で、今年も残すところあとわずか。月日が経つのは早いものだ。
きーこきーことペダルを漕いでいると、前方に何かがあるのが見えた。
自転車のライトを当ててみる。
あれは……人?
「おいおい、大丈夫か?」
どうやら誰かが倒れているらしい。一応確認しないとな。
人助けのつもりで倒れている人物に近付く。
しかし、俺はすぐに後悔した。倒れていたのは、おっさんだった。
ただのおっさんじゃないぞ?
聞いて驚け。
なんと、
そのおっさんは、
驚くべきことに、
全裸コートのおっさんだった。
なんで冬の真っただ中に、外で全裸コートのおっさんの息子を見なければならないのか。俺は息抜きに外出した自分を呪った。
おっさんは白目をむいて泡を吹いている。
迷った末に俺は、ポケットからケータイを取り出した。
勿論、通報するためだ。
※大西健二さんとは
「4 座敷童の色姫」で 月子がコンビニに行く時にすれ違った、自転車に乗っていた男。ご近所の方からは、マギー大西と呼ばれている。公園でたまに手品を披露している。