脱出(すこしエッチで危ないを添えて)
さて……
抜け出したは良いがどうやって脱出するなかな
二人は疲れて床に倒れてるしあの副会長とやらは寝てるし生徒会長も寝てる。
は良いんだが問題はあの男、山恒康晴。監査だったな
奴はまぬけな振りをしながら明らかに何か考えてる。
だけど、奴の注意を引かせれば……
俺の目に入ってきたのは副会長のスカートだった。
清純なグレーに薄いピンクが入っている
どうにもチャック式みたいだ
つまりだな、あのチャックを降ろせばなんとか抜け出されるかも……
そう密かに思いついた俺は気づかれない様に机から降り、副会長の所へと。
しかし、その時山恒がコチラに気づいたのだった!
ヤバイ!と思った俺は咄嗟にぬいぐるみの振りをした
幸いただのぬいぐるみと思ったらしくすぐにほっといてくれた。ラッキーって奴だ。
そんなこんなで副会長の近くまで来たのだが、
椅子が高い。登れない事は無いが登ってる内にバレるかもしれん。
ちょっとだけ悪知恵が働いた俺は声を発した
「火事だー!外で火事が起きてるぞー!」
すると皆は立ち上がり、一斉に廊下に出ようとした。
しかし廊下に出て、何も無かったかに気づいた様だ。
「おかしいな~確かに声がしたんだけどな~」
副会長が近づいてくる。すると、副会長は俺の方に気付くはず……
まずい気づかない!これは困った……
あまりやりたくないが、仕方ない
俺は転がって、コツンと足にぶっかってみた。
「あら、ぬいぐるみがこんな所に?」
両手でゆっくりと持ち上げた。その顔はにんまりだった
手を伸ばして、腕をくすぐった
すると、笑いながら副会長は俺を手放す。落ちながらスカートを掴み、地面に落下する力でスカートはずり落ちた
そして、俺以外の視線は全て彼女に向けられた
そりゃいきなりスカートが落ちればな
その隙に走った。出来る限り走った
転んでもすぐに立ち上がり走った
だが、誰か追いかけてくる。維人だった
それでも走るしかない
廊下まであと数センチだ!息を切らして廊下に飛び込もうとしたその時、維人の手が伸びた
「やっっと呪いの秘密が分かった……まさか動くぬいぐるみだったなんてな。さて、どうしてやろうか」
維人は笑いながら俺を握っていた。凄い力だ
これはヤバイ……そう情けなく思ったその時だった
「返してくれるかな?そのぬいぐるみさ」
なんと目の前に居たのは倭斎隗だった
やけに笑顔だ。
「いやぁ~知っちまったからな~どうしよっか」
倭斎隗 は腹を殴った
倒れる維人。もちろん手も離れたので、俺は抜け出せた
「よっと。ほら、さっさと逃げる 肩乗って」
ああ。と納得して肩に乗せられた。
そして走った。しがみついてるのが大変なぐらいに
「ねぇ、こんな感じで大丈夫かな?」
「ああ。大丈夫だろう。しかし、あんな騒ぎになってるが一体何したんだよ」
「あとで話すよ」
こうしてまあなんとか抜け出せたようだ。




