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百人一首の本当の意味を考えてみる  作者: clarify
11首目 参議篁(さんぎたかむら)
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65/95

11-7

一般的にはこの歌は、


「海人の釣り船よ、どうか他人には私は多くの島々(八十島)を目指して海原を漕ぎ出していったのだと伝えてくれ……」


この悲しみをどうか他の人にはそのままに伝えないでほしい……

という感じの解釈がされていることが多い気がします。


しかし、平安時代、宮廷では八十島祭(やそしままつり)と言う、国土安泰を願う儀式があったそうです。


私はこのことから、「海(わた)の原 八十島(やそしま)かけて漕ぎ出でぬ」は、もしかしたら私は罪に問われるようなことはした覚えはない、という意味で、その本当の想いは、「我は国の安泰を願い、憂いつつ流刑地へ旅立ったのだと伝えてくれ」と言う意味を含むのではないかと思うのです。


ちなみに篁(たかむら)はその数年後、赦されて都に戻り、華麗に復活を遂げて、出世し、朝廷の重職である参議(さんぎ)に任命されるのでした。

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