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百人一首の本当の意味を考えてみる  作者: clarify
4首目 山部赤人(やまのべのあかひと)
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22/95

4-5

その日、山部赤人(やまのべのあかひと)は甲斐国(かいのくに)から駿河国(するがのくに)を経由して沼津の港より出港、伊予国(いよのくに)へと向かう旅の途中であった。


季節は夏、6月のそろそろ本格的に暑くなろうかと言う時期、赤人は熱心に筆を執っていた。


ある出来事に感動し、歌を書かずにはおれなくなったのである。


- - - - - - -


甲斐の国、駿河の国とあちこちの国をまたいでそそり立つあの富士の高嶺(たかね)は現在、雲も通れぬ、鳥も近寄れぬ様であった。


山頂では燃え盛る火が雪が掻き消し、またその雪を火が消し去っていくその凄まじき変化の様は……なんと例えたら良いのであろう。

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