第29話 「満月ポン・死兆星」
お部屋大戦からベランダ会議へ。
満月を眺めながら、満月ポンを思い出し、なぜか北斗七星から死兆星へ。
しかし、今回の宿命は、どうやら普通には終わらないのである。
第29話 「死兆星の宿命すら覆すゆっきー」
ゆっきーが吐き出した、
一部の方には、ご褒美マウスウォッシュなる液体をティッシュで拭き取り、作業は完了したのであるが、
駄目だ。お部屋がハイブレンドな上流階級すら超える、謎の香りが充満しているのである。
枇杷の葉っぱの青臭い香り
芳香剤を撒き散らし、むーんっとした香り、
そして、爽やかなミントの香りが
ブレンドされ、消臭剤と春インダさんの力では即効性には期待できないのである。
まずは、冷静に判断ふのだ。
原因の2点。
デバフの元凶
枇杷の葉っぱ入り洗濯ネットと
ゆっきーのご、褒美マウスウォッシュ拭き取り入りゴミ箱はベランダに配置転換するのである。
「ゆっきーよ、一度ベランダに退避するのである。空気の入れ替え期間を作り、この空間の空気を入れ替えるのである。」
「確かに、このままじゃ気分が悪くなりそうだね」
この豊満なるガス室化した、密閉されたお部屋からは、一度出脱するに限るのである。
「ゆっきーのせいであるのであるぞ、
取り敢えず、ベランダに退避勧告を出すので、場所をお部屋大戦からベランダ会議に変えるので、ちょっとテーブルとPCを移動させたいので、そっちのテーブルの角を持って欲しいのである。」
「えっ、それなら、私の部屋に移動すればいいだけでは?りりっぺも、一度
「虹の架け橋」渡ればー」
ゆっきーは満面の笑みを浮かべ、
私か、絶対にしない選択肢を投げつけてくるのである。
「虹の架け橋」
あれだけは、駄目なのである。
メリットとデメリットを秤に載せると、
デメリットの重みが限界突破。
ガチャンとデメリットで、天秤が破壊されていて、私には絶対に取れない選択肢なのである。
確かに、マミーにダディにゆっきーの家族全員が「虹の架け橋」を渡っている実績に安全性は証明はされているのかさだが…….。
しかし、私はゆっきーが「虹の架け橋」から、三度落下するあってはならないアクシデントを目にしてしまい、どうしても及び腰に、いや、渡る気は絶対に起きないのである。
ゆっきーと一緒にテーブルをベランダに移動させ、配置転換完了。
わぁー、満点の星空だねー。
とはならず、4月なので肌寒く
満月の輝く夜空を眺めたら、
満月ポンが無性に食べたくなったのである。
そして、私は歌い出すのである
「Mr. Moon, Mr. MoonMaybe your time is comingMr. Moon, Mr. MoonWhat’s happening in my room?Well, search your heart before you dieAnd let the time slip awayIt was given as a promiseTo each and every manI wanna love you, but I’m growing oldTen little souls are screaming in my soulWill she come over when it’s time to roll?….」
「りりっぺ。また誰の曲歌い出してるのよ?」
「ん?満月ソングなるものである!
Mando Diaoの「Mr. Moon」であるぞ
さあ,ゆっきーも、一緒に満月に捧げる讃美歌を歌うのである。」
「…..知らないし…。」
「何故、知らぬのだ?まあ、よいのである。
ゆっきーよ、ならばあれを見るのである。
あの、北斗七星と言う、ただのおおぐま座を。」
ふふふっ,ゆっきーには死兆星が見えて、その宿命から逃れなくなる、
「宿命の一撃」であるのだ。
因果はより深くなり、絡め合う複雑な運命は……、
「どこにありのー?星が多すぎてわらんないんだけど」
まさか星座の知識すら理解していないとは!
流石、脳筋バーサーカーゆっきーである。
「宿命の一撃」とは
残念ながら、アニメの世界でしか成り立たない、
「ToLoveるの一撃」だったのである。
しかも、ゆっきーは星座すら知らないのであったのである。
次話に続くー
満月から満月ポン
そして北斗七星から死兆星。
ただ一つ確かなのは、ゆっきーが「虹の架け橋」を渡り、死兆星の宿命すら覆してしまうのである。




