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STRUCTURE JKりりか  作者: りりっぺ


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第21話 「現代科学・自然療法」

今回の物語は、枇杷の葉っぱを干すところから始まった。

AI先生との攻防、マミーとダディとの食卓での会話、そして再びマイスペースへ。


果たして、第3ラウンドの行方はいかに


私自身も分からないのである。

第21話 「向日葵の花束をもらったら

あら,向日葵の種は食しても宜しいので?

この回答こそ,淑女の国際的なマナーである」


ベランダに枇杷の葉っぱ入り洗濯ネットを干したところで,


AI先生との2ラウンド開幕か!っと,思いきや、お部屋と言うマイスペースのリングかハプニングにより,一時中断。


例えるなら,リングが汗や水により,試合が一時中断されたような物である。


この貴重な時間により,私のAI先生による「喪黒の一撃」による,ダメージは抜け去りつつある。


そして,「ただいまー」と,私の耳にも届き,聞こえるのだ。


ダディがマイホームと言う名の凱旋門,玄関の扉を開き,ただいまーと帰宅の合図のお知らせだ。


今日も社畜人生,マミーと私とマイホームと車の為にお疲れ様なのである。


そして,マミーの声が響き渡る。


「りりかー,晩御飯ですよー」


よし,辛子蓮根の発注をマミーにするのを忘れないように,私は階段を降り,リビングの食卓の席に座る。


「ダディ,お疲れサンマ」


「はははッ,ただいま,今日はサンマじゃ無いね,八宝菜だよ」


食卓に着くなり,私はマミーとダディに疑問を聞いたのである。


「マミー。ダディ。枇杷の葉っぱを人生で一度でも使った事はあるのであるか?」


マミーは箸を止めた。


「昔はねー,熱が出た時に,おでこにったり,打撲後には貼ったりする文化や風習はあったみたいだけど,マミーは一度も使ったことな無いわねー」


ダディは味噌汁をすすりながら,短く頷く。


「うちの実家でも,祖母がやってた。葉を洗って,額に乗せる。気持ち程度だ,何かあると,正露丸か養命酒だったよ」


私は,さらに深層にダイブするのである.


「では,なぜ今はやらないのだ」


マミーの答えは早かった。


「効かないからよ。自然療法なんて,熱は解熱剤。炎症は病院。葉っぱを貼って下がったように見えても,ただ時間が過ぎただけ」


ダディが補足する。


「昔はそれしかなかったんだよ。冷却の手段が少なかった。だから愛用した人がいた。今は違う。体温計があって,薬があって,原因を見る検査がある。メカニズムが分かった瞬間に,葉は弾かれんだよ。この世の理から。ダディは整骨院で充分だよ」


私は静かに言った。


「つまり,悪しき風習として切り捨てられた,ということなのであるのか?」


マミーは苦笑した。


「悪しき,とまでは言わないけど。現代の科学と医療の前では無力よ。伝統は残っても,効果は残らない。効かないものを効くと言い続ける方が,よほど悪い習慣なの。雪菜ちゃんも大変ねー」


ダディが皿を置き畳みかけにくる。


「だから干してあるなら,洗濯ネットの中で充分だよ。額には貼るのは狸さんだけだからね,いいかい,りりか。額に貼り付けても狸さんみたいに変身できないからね!


貼り付けた瞬間,ダディは,自分の娘の心配をする事になるんだから,それはやめて下さい。ダディとの約束。守れるね?」


「我が娘をどう思ってるのであるか!


乾燥させ,焚き火をして,お芋さんを焼くのに使うのであるのだ!」


「うん,それならダディが,お芋さん,明日にでも帰りに買って来てあげよう」


「いや,お芋さんは嬉しいのであるが,時間のフィードバックが………,」


(ふむ,一度,AI先生に乾燥期間時短を聞いてみるのである。私的には,ドライヤーか,電子レンジで強引に因果を曲げる作戦を即座に思いついたのである)


リングの上では,これがドクターストップの二度目である。


枇杷の葉は,セコンドのタオルにはなれても,もう治療薬にはなれないのだ。


伝統は,試合を止める理由にはならなかったのである。


因みに,今日の晩御飯は八宝菜と,納得とお味噌とひじきであった,


お茶碗をシンクに沈め,いざ,二階のマイスペースに戻るのである。


まずは,2ラウンドの鐘が鳴る。


よし,ジャブだ,ゆっきーの教え通りにコツコツ積み重ねるのだ!


色んな人物をモンストンキャラ性能遊びはしたいが,あれは人の心理を突く,


「喪黒の一撃…….」


暫く,封印するのである。


あっ,枇杷の葉っぱの乾燥時短をAI先生に聞くのである。


教えまくって,破天荒先生〜。


ふむふむ,流石は破天荒先生,


やはり,私の睨み通り鍵は電子レンジ時短なのである。


何々?下手をすると,葉っぱが燃えるので注意するように!


ふふふふっ,私がそんな愚かな間違いを起こす訳がないのだ!


何故なら,電子レンジの前で中を覗きながら調整するからである.


目視は大事なのである。


そうと決まれば,ベランダの枇杷の葉っぱのネットを手に取り,階段を駆け下りるのみ。


ん〜,思ったより枚数が限界突破しているのである。


「あら,りりか。何しようとしてるの?」


「いや,時短をしようと…..」


「何を時短?何をレンジに入れようと?


あっ,枇杷の葉っぱ入れようとしてるでしょ!」


「はい,であり,イエスでもあるので…….」


「だーめ!レンジに入れたら,変な匂いがこびりつき,次にレンジに入れた食材が全部,変な匂いついちゃうでしょう。


却下」


「うぬ,分かったのである。


あのー,お魚の香草焼きみたいな感じにぃ」


「なりません!」


マミーは料理の鉄人,諦めて,


ベランダ干しに舞い戻る。


これもまたディスティニーなのである。


さあ,お部屋に戻り,第3ラウンドの開幕なのである。


まずは,洗濯ネットをベランダに干し直し,破天荒先生との攻防が幕を開けるのである。


PCから流れる曲は,まどかだと?


アニメでは無い,


飛んで飛んでの無限ループの方の曲だと。


これ食ってみな、飛ぶぞ!

の方では無いのである。


アルゴリズム恐るべしである。


次話に続くー

枇杷の葉っぱはベランダへ戻り、

私はマイスペースへ戻る。


そしてPCから流れ始める「飛んで飛んで」。 

まどかであり、まどかで無いのである。


どうやら本日のアルゴリズムも、まだまだ終わる気配はないのである。


私自身のチューニングがどうなっているか?分からないのである。

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