表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/39

十七話

「では、普通に魔法を教えた方が良さそうですね」

「そうだね。一般魔法を教えよう。サーシャには光があったから回復魔法使えるようになれるし」

「回復魔法ですか?そうしたら私よりも医療部使っては?治療の仕方もありますし」

「うん……シドにお願いしようかと思ったんだけど案外忙しそうだからジュードに頼むわ」

「では、図書室に教科書取りに行ってきますね」


 系統魔法を教えないと決まってからの行動は速かった。フレイは図書室に教科書の調達に向かい、私はグリモワールを取り出した。


「【忙しい所ゴメンよ 白衣の天使ジュード】」

「あれ?**様はそんなに死にたいのかな?」

「うわぁぁぁ!!ゴメンなさぁぁぁい!!」


 強制的にナース服を着させられ召喚され熾天使は真っ黒い笑みで降臨されました。





 しばらくお待ちください。





「それで僕に何の用?」


 服を着替え、私をシメたジュードはソファにふんぞり返っている。そして私は床に正座。コイツの整体は痛すぎる。それだけ体が硬くなってるんだろうけどさ。整体も治療の一種だから誰も止められない。止めたら最後ジュードに良い笑み付きで否定され口を挟めなくなる。ジュードは体を捌くだけじゃないから本当に恐い。

 ジュードは良い笑みを浮かべたまま、ガタブル震える私に問いました。


「あのね、ジュード君!!君に回復魔法を教えて貰いたい子が居るんだ。頼める?」

「気持ち悪い。上目使いで首を傾げないで。適性は?」


 フレイにおねだりしたように上目使いで愛らしく首を傾げてみたら猛毒が返ってきました。しかも汚いものを見るような目をされています、ジュード君。誰だよ!!こんな毒舌な子に育てたの!!純粋だったジュード君はどこにいったぁぁぁ!!

 心の中で泣く私はジュードの毒に耐えるしかなかった。


「……。適性は水属性と光属性。後、本の少しだけ風属性もある」

「そう。まぁ、大抵の回復魔法は光属性だから、覚えられないのがあっても水属性でカバーすれば大丈夫だよ。どの子?」

「この子です」

「初めまして、僕は今日から君の先生になるジュードだよ。よろしくね」

「よろしくお願いします」

「じゃあ、早速図書室に行こうか。先ずは基礎を勉強しないとね」


 勝手に話を進めてサーシャと一緒に図書室に向かったジュード。私の存在無視してるよね。ミーアとクリスからなんとも言えない視線を感じるよ。大抵の奴等の私に対する扱いはこんなもんだ。酷すぎる……。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ