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十五話
「さて、話が纏まった所で夕食の時間です」
「うそ!?昼食は!?」
話が盛り上がっていた私達に水を指したミカエリスに全員が驚いた。私は全員を代表して悲鳴をあげた。
「イズンのアップルパイですよ。丁度あの騒ぎは昼でしたし」
「あちゃー……」
丁寧に説明してくれたシド。私は空を仰いだ。まぁ、一食抜いたくらいじゃ死なないけどさ。
「食堂に移動してくださいね。カイト様、行きますよ」
「うわぁ!!歩けるよ!!リュツィ!!」
リュツィフェールに連行される私を見てエーベハルト達は笑っていた。酷いな、誰も助けてくれないなんて!!
その後、拗ねた私は夕食を食べて自室に籠った。クリシュナ達には部屋を用意したのでそっちに行かせた。が。
「なんでお前が居るんだよ」
「なんで?私とブーリ様は夫婦ですよ。おかしくなんてありません」
おかしいな。鍵もかけて結界張ったのになんでフレイ(変態)が居るんだろう?しかも本人は当たり前のように言うし。前世でも夫婦になった覚えは無いんだけどな。
私に抱き付いてベッドに横になってるフレイを見て溜め息を吐いた。幸せそうに笑う奴に無体は働けない……。仕方ないのでこんばんは許してやろう。抵抗を見せない私を更に抱き締めてフレイは眠りについた。そんなフレイの寝顔を見て私も眠りについた。




