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現界⇔異界  作者: MayaMaya
34/40

夜長月-温泉ポロリはない

彩香です

温泉はいいですねぇ

命の洗濯と言われることが多いのも頷けます

さて温泉ですよ。

ご飯前だし、大浴場は後で行こう。

部屋の露天風呂なんだけど、これベランダ部分が温泉なのね。

屋根と戸が付いてて、だから半露天風呂なのか。

これ向うの山から見えるんじゃ...一応索敵かけるか。

ん、大丈夫。

服のクリーニングは良いとして、そう言えば下着は...

「朝試着したのがアルわヨ」

あれかー黒のスケスケかー。

「まぁ浴衣着るし、サイズは合ってるし良いんじゃない?」

シカタナイネ。

服を脱いで体を洗う。

あー埃散々かぶったからなぁ、すっきりした。

「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ー」

「やだ彩香ちゃん、中年おじさん臭いわー」

いやまぁ、お約束みたいなものだし。

「デモ、サヤカのキモチもわかるワ」

だよねえ、メアリー実は日本人だろう。

「サヤカ、もしかしたら綾は勘違いをしているかもしれないワ」

なんだよ唐突に。

「あの子達は確かにオートマタではあるけど、女ナノヨ」

おい今更言うの?隣の部屋だったよな。

「向うも今お風呂に入るだろうから、何かあれば声が聞こえてくると思うけど」


(綾、体の洗い方がわかりません教えてもらえますか)

(綾、他人に洗ってもらうのが気持ちが良いと聞いています、ぜひ検証を)

(交代で洗いましょう、今度は綾が裸になってください)


指をボキボキと鳴らす姉。

「メアリーもう飛び込んで良いか?良いよな?行くぞ?」

「大丈夫ヨー、セリフだけで変な事にはなって無いカラ」

本当かー?本当にそうなのかー?

「綾は妹に相手の対応しているカラ、本当にダイジョウブヨー」

モニターしてるから。

なるほど、それなら大丈夫か。

「ソコガ間違いなんだけどネー」

「その内痛い目見るかもねー」




さて夕飯なんだけど...

「以外に海の幸が多いな」

「山中の温泉宿と言っても2時間も車で移動すれば海だから」

「というより今ならどこでも生魚食べれるしねえ」

お刺身美味しいです。

食べ終わったら大浴場でも行くかなあ。

「ソウネー、サウナも行きたいネー」

「サウナとか有るのかしら?」

おっきい所だしあるんじゃない?わからんけど。

「混浴はナイのカシラ?」

流石にないんじゃないかなあ。

突然メアリーの箸が止まる。

「どうしたの?」

ドスドスと足音を立てながら部屋を出る。

向かった先は先輩の部屋だ。

ドンドンと乱暴にドアを叩く。

[なんでしょうかマスター]

おいヒルド、なんでお前が出てくるんだ。

「ナニをしているのカシラ?」

まじでなにしてるんだ。

[綾が夕飯1人だけでは寂しいと思いこちらに来たのです]

「入るワヨ」

[どうぞ]

中に入ると...

「おまえら全員来てるんじゃねええええ!」

8人のオートマタにもみくちゃにされる先輩が居た。

「綾くん?どういうことかな?」

姉者殺気をおさえて。

「いえ、これはですね...見た事の無い料理なので教えてほしいとか言われまして」

ほうほう。

「こう...なんというんでしょうか。妹を持った様な感覚を味わいまして...」

妹ですか、先輩。

「そうこうしている間に人数が増えて行きまして...」

蹂躙されたと。

「そういうことです」

「というか綾くん、剝かれる寸前なんだけど」

1人帯に手かかってるし。

「流石にそれは死守しますよ!」

本当です?

「あなた達、夜に来ちゃダメヨ?」

[チッ、了解しました]

[しかたねーな、了解しました]

[朝方なら良いのか、了解しました]

メアリー、わたしを見ないでほしい。


食事も終わって12人で大浴場に行く。

こいつら残しておくと何するか分からないからね。

おばちゃん多いな。

「もう学校は始まっているからねー」

「それにこういう所は学生あまり来ないんじゃない?」

そうかもしれない。

そしてヒルド達よ、入浴マナーはばっちりだな。

[当然ですサヤカ]

[綾に手撮り足取り教えてもらいましたサヤカ]

[次はマットプレイと言う物を教えてもらう予定ですサヤカ]

今なんて言った?

でもまぁ、こうしていると面倒臭い事忘れられて楽しい。

月曜から学校で顔合わせると思うと、憂鬱だねぇ。

「簡単に調べたんだケド、鬼頭家というのネ」

うっ、そうです。

「...昔に鬼と契約したと言われる家よ」

だから鬼引き連れているのね。

「現在もある鬼の一族と契約を交わしていて、2体同時契約出来るのは鬼頭家のみと言われているわ」

つまり?

「エリートさんって事ね」

なるほどね。

「此処に来たのは三男ネ、上にはチハヤと同年代がいるミタイネ」

「あー...予定にはあったかもしれないわね」

という事は以前から交流が有ったって事か。

「家同士では交流有ったかもね、私は無いわよー」

お話合いで交流絶ったんですね。

「...そういう事になるわね」

「ンー...」

どうしたのメアリー。

「なんでもないワ(調べてみまショウ)」

面倒臭いのは月曜まで後回しだ。

「向うの露天風呂いこうか」


部屋に戻る、明日は何しようか?

「足湯とお饅頭と温泉卵とかドーカシラ」

足湯か、そういや学校近くのは撤去されてたね。なんで?

「24時間の上、管理があまりされていなかったから非行少年少女達のたまり場になってたのよ...」

管理しないくせに設置する行政が悪い。

「だよねぇ...?」

なんだ、これ。

「この気配はナニかしラ?」

ノックされる。

[マスター入出許可を]

戦乙女達も来るが、先輩が居ないんだけど?

[既に部屋を出て先行しています]

ちょっと止めなさいよ!

[今連絡が来ました、問題は無いとの事です]

「問題無し?処理したって事なの?」

[敵ではないとの事です]

「telしてみるわね」

pipipi...

「もしもし綾くん大丈夫?もうすぐ戻る?明日会って欲しい?わかったわ」

会うってこの気配の持ち主に?

「そうみたい」

どうしてこんなことに。


先輩が戻ってくる。

「あまり危ない事しないでくださいね、先輩」

「大丈夫ですよ、結構離れていたのでヒルドに連れて行ってもらったんですよ」

離れてもそれなりに感じたんですけど、実は大物じゃないんですか?

先輩はお茶を一口すする。

「今日は遅いので帰ってもらいました」

聞き分けの良い化物だな!ちょっと興味が湧いてきた。

「知り合いにかもしれないので会いに来たと言っていましたよ」

知り合い?なんだろうね?

「全く分からないわねー」

「明日は9時位にチェックアウトして、お饅頭でも買ってから出発しましょう」




先輩お饅頭結構買いましたね。

「あぁ昨日の人に渡そうと思いまして」

そうなんですか、って古い社ですね。

人の手が入った形跡があり、手入れは行き届いているようだ。

突然気配が生まれる。

「おはようございます、良かったらこのお饅頭どうぞ」

「あんがとなあ、おぉ娘っ子だったが」

おーう訛ってるなあ。

「初めましてお「白露は元気だべが」

ちょっとその話詳しく。

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