↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現界⇔異界  作者: MayaMaya
16/40

陽炎-逃げ水

試験も終わって気分爽快彩香です

夏休みは数少ない友人と遊びに行きたいです

えぇ 本当に少ないですが

土曜日10:00

あつぅぃ....

わたしは中学の頃からの退魔系フレンズ2人となじみのカフェを目指して歩いていた。

「もうちょっとで夏休みだねー、プールでも行かない?」

伊万里幸(いまりさち)大人しめの顔立ちに下縁のメガネ。

グレーのノースリーブのマキシワンピースで巨乳が隠れて...ねーぞ。

「海が目の前なのにプールに行くんかよ」

宮路霞(みやじかすみ)赤毛のショートで貧乳フレンズ!

Tシャツにデニムショーパンですか、ちゃんと足に日焼け止め塗った?

わたし?白のシャツに白のハーフパンツ。両方白だって?夏だからいいんだよ!

「だって、海ってべたべたするじゃない?ならプールの方が良いなぁって」

確かにね、それに人も多いだろうしね。

「海の家で不味い焼きそば食うのが醍醐味じゃねえの!」

不味いのなんて食べたくないよ。

「そういやプールってどこのプール?ここ港町だから温水プール位しか営業してないと思ったけど」

暑いのにあったかぁいのには入りたくない。

「学校かなぁ、解放してたかなぁ?」

「あたしもわかんねーなー、彩香の姉ちゃんにきいてみなよ」

「今日は協会の会議~飲み会っていってたから今は電話でないんじゃないかな」

ようやくカフェに到着。


「てんちょーイチゴとバニラとピーチたのむわー」

「クリームいちごとレーズンお願いしますね」

「赤ワインのアイス」

「20歳超えてから言え」

「チッ冷やし中華でいいよ」

「ねーよ」

「使えねぇ店長だぜ!バニラのソフトクリーム1つ」

「お前ら男の1つもいやせんのかい」

「「「居たらこんな所きてない」」」

この店長さん、協会支部長の妹さん。

知り合い特権で一般客が使えない2階の個室を使わせてもらう。

「そーいや店長で思い出したった、今年は協会で未成年者の強化合宿があんだってよ」

なにそれ。

「あーそうそう、自由参加らしいけど私は親が参加決めちゃってたの」

「うちも強制参加させられた2週間もあんだぜ」

2週間て、長すぎない?

「今回は第一回目って事で高校~大学生がメインターゲットらしい」

随分絞ったターゲットですね。

「後継者育成ってことらしいぜ」

「その心は?」

「春の強化化物祭りで焦ったらしい、親父が言ってた」

なるほど、あれは厳しかったしねぇ。

「でもアレでしょ、学生ってことは正退魔士以外よねえ?」

「たぶんそうだよね、ただ結構本格的にやるといってたけど」

セーフ!わたしは回避した!

「あたしが思うに、鬼塚が呼ばれない訳が無いと思うが」

「うん、私も思うよ彩香ちゃん」

おかしい!わたしは正退魔士以上に働いていると思うんだ!

「むしろ教官側だな、鬼塚は」と貧乳フレンズ霞に笑われる。

「彩香ちゃんは鬼塚先生から何も聞いてないの?」

これはきっと荷造りとか全部済んでいて、車で連行される奴だ。

「参白山でやるらしいよ」

むむ、三鳥様の御膝元?


18:00自宅

食材とおかしを買って帰宅、今日はお泊り会なのだ、女子会なのだ!

買い物袋から食材を取り出しているとチャイムが鳴る。

「はいはーい」回覧板かな?玄関の扉を開ける。

「我、来ちゃった」

「三鳥様いらっしゃいませ、洋物麺ですけど夕飯食べますか?」

「いただこう!」

パスタでいいやと思っていたので1柱増えても問題ない。

1柱増えるとかどういう状況なんだ、ありえん。

「今は1人でよいぞ、他にもいるのであろ?」

お気遣いありがとうございます、本当の事を知ったら2人は死んでしまうと思います。

「三鳥一様で呼んで良いです?」

「はじめちゃんで良いぞ!」

流石神である、空気が読める。

「さっちゃん霞、わたしとお姉ちゃんの友達のはじめちゃんが参加するけどおっけー?」

「鬼塚の?それはすごそうだ。おっけーおっけー」

「初めまして伊万里幸です」

「はじめだ、よろしうな!」

よかった大丈夫そうだ、三鳥様も見た目は同じくらいだしね!


「そういえばみ、はじめさー...んはパジャマ持ってきてますか?」

「いや無いの」

「わたしので良いです?」

「ありがたいがそなたの物では胸元がきついのではないか?」

パジャマなんで大丈夫ですうう!

でも流石にさっちゃんのサイズははいらんか?ちょっと揉んで良い?

「いやいやいや、鬼塚先生の方がすごいでしょう?!」

「あーありゃでっかいな、でっかいな....」

悲しくなるからやめようぜ、貧乳フレンズ。


「そう言えばばはじめさん、今度協会で合宿有るって知ってます?」

「我は下界との接触は殆どせぬよ」

そうなのか、2~3日前も一緒にご飯食べた気がしたが気のせいだったか。

気のせいであるな。

また脳内に直接...!

「合宿って何もっていけばいいんだろ?着替えに、武器?」

「そーだねー私は弓と動きやすい恰好かな」

「あたいもジャージかな」

簡単そうで良いな、わたしはどうなるんだろう。

「何時もの装備で良いのではないかの」

いつもの......?

「ヘルメット、タクティカルアーマーに鉄板入りブーツ...面倒だけどフル装備もってくか」

「流石実戦経験者は違うな」

「うん、それって重くないの?」

「一番重いのは刀かな、お姉ちゃんは小型のマグライト2本だけどね!」

「アレがおかしいのだがの」

少々物騒な話題だが女子会のはずである、ぱじゃまぱーてぃのはずである。

「そういえば征十郎さんに弾丸補充しにいかないと」術式が乗せやすくなっている特殊弾丸だ。

「弾丸?」

「あ、ああ!投擲針のことですよ!弾丸みたいにとばすんですよ!!」

「そんなものまで使ってるの?彩香ちゃんはすごいなぁ」

危ない危ない、投擲武器なんてここ2年使ってないぜ!ハンドガンのが楽なんで。

三鳥様がにやにやとこちらを見ていた。

本当の事は言わなくて良いですよ?良いですからね!


「そろそろ電気をけしますよー」

「おー」「はーい」

電気を消す、常夜灯の小さな灯りにする。

「...そういや先輩どうしてるかな」

「お?彩香様男ですかい!」

しまった、声に出てたか。

「えーちょっと彩香ちゃん、誰か気になる先輩が!」

「具合悪そうにしておったぞ」

「「「え?!」」」

「修行の一環らしい」

「筋肉痛みたいなものです?」

「そうじゃな」

そうなのか、ここ2週間も休むとかやっぱ異世界ぱないわ。

「で誰なんだよーう」

「おやすみー」

逃げるが勝ちって奴だ。

「はじめ様ー、誰なんですかー?」

そっちに振るんじゃない。

「フフ、今日は勘弁してやろうかの」

ありがとう!ありがとう三鳥様!


日曜11:00

昼前に姉が帰ってきた。「ただいまー」

「おかえりお姉ちゃん」「お帰りなさい鬼塚先生」「こんちゃー先生」「おかえりであるの」

「外出るのもう嫌だから出前にしましょ」

「ところで合宿っていつからなのかな?おねえちゃん」

目をそらす姉、拉致予定だったのか。

「7月末から2週間よ、途中抜け可能で私と彩香ちゃんはコーチ側よ」

オイオイオイ、もう決定事項の上にコーチ側かよ。

「鬼塚はさすがだな!」「流石彩香ちゃんだね」

「わたくしに教える技能なんか無いんですが」

「まぁ後ろから全体を見ているだけでも良いのよ」

補佐役でいいのね、それならまぁ。それじゃあ誰が教えるの?

「私が教えるわ!」

取り合えず支部長に電話しよう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。