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ヒカリを結ぶ 番外編  作者: HANA


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21/26

番外編 やらかし兄弟ー総統室の秘密ー

本編の息抜きにどうぞ♡

猿3匹は今日は元気です。

—連盟本部 廊下

橘さんから書類を本部に書類を届けてきてほしいと頼まれ

用事を済ませた後だった。

「なぁ、奏」

「なんです?」

「ヒマじゃね?」

「ヒマですね」

蒼真はふーむと少し考えると思いつく。

「総統室、行くか」

「いいですね」

奏は即答である。


—総統室 前

「いや待て、ここやっぱ普通にヤバいだろ」

「何言ってるんですか蒼真さん」

「バレたら終わりだぞ?」

「バレなきゃいいんですよ」

「ぁ、そっか」

奏のメンタルの強さに支えられた蒼真。

2人のやらかしがバレなかった事などないのだか、妙な安心感を得た蒼真。

ガチャ…

「……入れた」

「セキュリティどうなってんだよ…」


「お、なんかある」

机の引き出しを奏がガサガサ探し、1冊の本を見つけ出した。


ガサッ


「……あ」

「……あ」


2人は沈黙した。


「……エロ本じゃねぇか」

「これは共有すべき情報ですね」

「やめろ!!!!!!これはマジでやめろ!!!!」

「死ぬから!!!!」

蒼真は幼い頃に何か分からず、天音のエロ本を無知で幹部に拡散した事があったのだ。

天音がガチギレしていたのを覚えている。

あの時は、死んだ。と思った。


「お、俺は今回はマジで無理!!!」

慌てて蒼真は総統室から出ていく。

言い出しっぺの癖に。と奏は呆れたが…。

ここまで来たら…

「やるしかねぇ…っ!」

謎の覚悟を決め、グループへ爆弾を投下した。

―送信完了。

送信者:黒瀬連

タイトル:総統室に隠された総統の秘密♡


ピコン♪

蓮のケータイがなる。

画面を見ると…バキィ!!とケータイを壊した蓮。


「なんで俺だぁぁぁぁぁ!!!!!!クソ奏----!!!」

ダッシュで総統室へ向かう蓮。


ピコン。

どこかへ必死に逃げる蒼真のケータイがなる。


「あんっの、くそったれーーーーー!!!!」

タイトルの下には…


情報提供者:久遠蒼真


蒼真は逃げてきた道を引き返した。


—数秒後。

総統室にたどり着いた、蓮と蒼真。

扉前には奏がニヤニヤして待ち構えていた。


「お前マジで何してんだぁぁぁ!!!」

「今日こそ殺す!!!まじ、殺す!!!」

完全に冷静さを失った2人は奏に詰め寄る。

その時…

バンッ!!

「てめぇら…何やってんだぁぁぁぁ!!」

橘さんがやってきた。

壁を殴った音だった。

殴った壁は大穴が開いている。


「幹部グループがざわついてんぞ!!どうすんだ!!」

ガチ切れの橘さんだ。


「違う違う違う!!違うからな!?」

「全部、奏が!!!」

必死に弁明しようとする蒼真。

「いや、総統室入ろ。って言ったのは蒼真さんです」

「裏切りいぃぃぃぃ!!!」

「で、拡散しろって言ったのは、蓮さんです」

「はぁぁぁぁ!!!????」

全ての責任を2人へと押し付ける奏。

少しの静寂の後…


「……お前たち」


低音の天音の声が聞こえた。

天音の声が聞こえた瞬間。

蒼真の顔が青ざめていく。

この低音ボイスはダメだ…。

蒼真は絶望的な表情になった。


「ここで正座」

「5時間」

「以上」

天音は冷たくそれだけ言うと総統室へと入っていったが、クルッとこちらを振り返り…。


「………二度と、入るな」


と言い残した。


「あと、腕立てスクワット500回」と橘が付け加える。


ーーーその日。

5時間の正座の後、腕立てスクワットを3人は何とか完遂したのだった。

奏は途中で諦めようとしたが、監視する橘に「やれ」と言われ乗り越えた。


訓練室で倒れこむ3人。

「おれ、もう総統室へは入らない…」

ぽつりと蒼真。

「楽しいのに」

反省しない奏。

「俺、一番かわいそう…」

黄昏る蓮。



ーーーやらかし兄弟はこれからも進み続ける。


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