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【完結】無双無敵少女は超超超絶な青春を諦めないッ!!  作者: ラクルドゥ
最終章『心から愛している無双無敵少女』
250/255

最終章後編『無限との闘い』


 ▼▲▼

 サイムの視点。

 ▼▲▼



「ヒトメ!!」

「イチジク!!」





 駆け寄ってみてみると。

 ヒルもイチジクをゆっくり起こしてみてみると、イチジクの腕がちぎれとんでいる。

 ヒトメも気絶している。



 相当な無理がある一撃だったんだ。

 俺は急いで遺体の残りの部位とヒトメを混ぜ合わせる。


 

 少しでも回復が早くなるといいんだが……。







 待て……!マルはどこだ!!

 





「これで終わったと思っているのか?

実に情けないわね。」

 声の方へと振り向くと、マルは何か黒い宝石がはまった装置を手に持っている。



「マルゥゥ!!」

「吠えるな。

悪いがこのパターンも失敗だったようね。」

「何?」

 パターン?

 まてそう言えばこいつの言動からして……。

「お前!タイムリープしているな!!」

「当たりよ。

世界大戦末期、アーリー・ミキウスが創り出したのはプロトエイドスドアルームだけじゃない。

これはエイドスドアルームの遠隔制御装置であり、もう一つの機能は世界をループさせることもできる装置。

エギレシア王国が発展し、魔国との格差があるのはこいつのせい。」

 歴史の闇に葬られたマジでやばい遺物じゃねぇか!

 おそらくエイドスドアルームのコアパーツか!

 読者対策でほとんど出てない情報を今になって出しやがった!

「立方体の辺をちょっといじるだけよ。

歯車が何度奪われてもまた、やり直せばいい。

私が自殺できるまで、何度でもそいつに都合のいい嘘を吹き込んでね。」

 イチジクを指差し、ヒルがそれを抱えている。



 


 ――しかし、マルも肩で息をしていて、歯車を常に落しながらふらついて装置を持っている。

 ようやく地面につかせれた。



 


「この装置の核であるブラックエメラルドを回収しているときに、イチジクの能力は大変便利だったわ。

最もこの時のために語らせないように、わざわざ()()()()()()()()()()ね。

次はあの地点に帰ればいい。

そしてこいつを使用した瞬間、お前らも読者(被造物)共も、すべて跡形もなく消える。」

 装置をいじってる。俺が巻き込まれたタイムマシンと似たようなものだろう。

 おそらくここで逃したら取り返しがつかなくなっちまうことだけはわかる!



 ここしかチャンスがない!!




「イチジクは()()()()()()()()でしょうけど。

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ならやり直しはたやすい、」

 忘れさせてやった、覚えてない……。

 まさか、イチジクの能力のペナルティって!

 



 

 まて、考察してる場合じゃねぇ!!

 マルが何気なくボタンを押そうとしているじゃねぇか!!





 


 ナチュラルな動き過ぎて気が付かなか

「鉄拳制裁ッ!!」

「!?」

 ニッちゃんも同じくらいゆっくりとマルに近づいていた!

 さすが半身!

「装置が!」

「みー!回収しろ!!」

「みぃいい!!」

 何本物の腕によってアル達、義兄弟へと装置が手に渡る。




 

「放しなさい!ニチ!あなたはこんなことをする子じゃない!」

「だめ!!マルちゃん!!やめよう!!」

「いやよ!!誰もわかりようもないものを抱えた私のことを邪魔しないで!」

 マルの残りの歯車はおおよそで10個くらいか?

 取っ組み合いでまた歯車が落ちた!

 それもおそらく回復を司る『癒』の歯車だ!

 もう満身創痍なんだ。

 ヨゾラの変化の術で歯車とのリンクが切れて、あの体を動かせなくなりつつあるんだ。

 でもニッちゃんの方が一方的に押さえつけている。

 


 

「……もしも、私が動かなくなったらニチ、アナタは15年以内に活動が止まると、言ったら?」

「え……?」

 ど、どういうことだ!?

「私の対である魔神がニチよ?

私が止まったら対である魔神は10数年と持たない。

限界ぎりぎりで15年が限度。

正確にはもっと早くて5年ほどかもしれないけどね。」

 マルは悪戯っぽく、壊れた仮面の奥で俺を見て笑う。

 


「ニチは動かなくなる!

それでいいのかしら?サイム?」





 ――この、クズがァ!!





 

 ど、どうすれば……。

「サイムくん!私が押さえつけている間にこの子を頼みます!」

「ニッちゃん!?」

「私のことはいいから!はやく!

止まるまでに5年?1年?上等です!それくらい何とかするのが私達でしょうが!

しゃんとしなさい!!」





 ……。




 考えてる時間はなさそうだ。




 

 



 

 ――――ああ。



「わかったよ!!武山流槍術!!」




 大きくハルバードを構えて突撃していく!







 ニッちゃんが羽交い絞めにしたマルをこちらへとむける。

 みねうちで気絶させて残りの歯車を取り出す!


 


「富士!!」



 




 だが、カン!と硬いものがぶつかる音が聞こえる。






「忘れたの?

私には物や心を創る以外にも封印する能力があることを。」

 ニッちゃんを封印していた水晶のあれか!

「これが100(ヌル・ネバー・エンド)Idアビリティ『ジェネレート』

そして残った『絡』の歯車でその装置を返してもらうぞ!」

 マルが糸を引く!

 糸の先にはみーが持っている装置がある!

「みぃぃ!!?」

「みーー!しっかり持っておけよ!!」

 アルが義弟であるみーを押さえつける。

 近くにいた仲間達もアルを抑えて、綱引きのような体制になる。

「みぃいい!!ぬいぐるみにやさしく!

優しくしてほしいみ!!

ぬいにも人権を!!」

「言ってる場合か!!放すな!!取られるな!!」

「踏ん張れ!!」

「オーエス!!」



 しかし!

 

 

 まだ力系統の歯車が残ってるのか、仲間ごと思い切り引っ張られて装置がすっぽ抜ける!



「ちゃんと掴んでおけよ!馬鹿みー!!」

「無理み!!」

「きゃっ!?」

 ニッちゃんを強引に振りほどいて、装置へと手を伸ばす。

 どうやらその衝撃で、先ほどの糸を出していた歯車が抜け落ちて床に転がっていく。


 




 そのまま床を転げ落ちて、最初にヒトメが入っていた穴へ落ちていく。



「待て!」

 マルが装置を追って入っていく。

「俺らも行くぞ!!ユミ!ヒル!そこで寝てる2人を担いでくれ!」

「「おう!!」」




 

 ▼▲▼





「カオスミックス!スポンジ!」

 なんとか全員で高所から着地するが。




 ん?

 なんだここ、妙にボロボロだ。



 何か暴れまわったみたいだけど……。



 

 そんな周りの様子を見ているとマルが装置を掲げてボタンを押そうとしていた。

「ははは、今回もやり直せる。

歯車を奪われることは何度もあったけど、今回も私が何とかなった!

私があの大嫌いな世界ごと自分を殺すためにも!

ココで躓くわけにはいかない!!」



 ボタンに指をかける!



「やめろおおおおおッ!!!」









 ボタンが押される!!













































 と、思った。

 


 

「な、なにもない?」

「いや、違うぞ!」



 ボタンは押されていない。



 というより指の動きがぎこちない。

「何事もうまくいくっていう時が一番油断しやすい、だろだろ~!」

 俺の後ろからアサがスリングショットで指をピンポイントで骨折させたらしい!

「よくやった!!さすがオレの息子!!」

「だろだろ!」

「たかがこの程度!」

「喰らえ!」

 別の指で押そうとするが、そこへネリィの刀を投げつけていく!

 創造主特有の『歯車がないと無能化』しているのか、ビビり散らかしてぎこちなく避けていく。

 





 それだけじゃない。





 よくみればこのボロボロの場所は……炉心!!




 

 つまり!つまり!!全員集合できる!!

「ばんざああああああああああああああああいっ!!

チャンスだ!!お前ら!!」

 万歳ストームが雄たけびを出しながら、重症っぽいけど銃を乱射する!

 ハナビの姉妹達が逃がさないように取り囲みながらマルへ接敵していく!

 軍勢にのけぞった拍子に何かを踏む。

「【粘液】粘性のある液体!お願いします!!」

「ネイビーさん!」

 まさか、ヒトメのやつみんなを集合させるためにここへ迂回するように逃げていたのか!

 これならマルを倒せる!



 マルはネイビーさんの召喚した文字により足元を取られる。



 そこへすかさず、大振りのハンマーが、マルへ打撃していく!

「インパクト!!」

「ぐふッ!?」

 クノレ嬢の攻撃で喀血した!また歯車を落す!




 もう回復ができてない!

 



「こ、これさえ!これさえ押せば!今回のミスもなかったことに!!」

 マルがボタンを押そうとしたが、何もないところでださく、けっつまづく。

「ファウストミラクル!

運よく!偶然!0秒後!お前は脈略無く地面とキスをする!」

 ナオト!!

 転んだのと同時に衝撃で手放した装置をナオトが拾いブラックエメラルドを抜き去る!

「ラプラスの悪魔がッ!!」

「残念大正解!花丸満点だよ!!マル!!」






「こうなったらお前ら全員を……封印してやる!」

 残り歯車の個数はおおよそ、6、7個だ!

「封印なんてされねぇよ!!いくぞ!!」

「疾風迅雷!!」「&四尾変化!!」

 ふらつくマルに対して、ハナビの奥義とヨゾラの引っ掻きで歯車がまた1つ落とされる。

「「白野流銃術!」」

「クリエイション!ウォール!」

 ユウジとヒルの攻撃を何とか、避けようとするが横腹にかすり歯車が2個また床に転がる。

 リンクが切れていく。

「やめろ……!!」

「自らのエゴで有無をいわさず世界を滅ぼそうとしている奴に言われたくないねェ!

応木流!栗!!」

 ソライが接敵し、思い切り、マルを斬りつける!

「ッ!!」

 間一髪のところで、盾を創造し、威力を促している!

「もいっぱつ!!」

 落ちていたネリィの刀を拾い、さらに斬りつける!

「グァア!?」



 



 残り歯車3つになった。




 ▼▲▽



「いいんだな?ニッちゃん。」

「ええ。」




 俺らは走り出す。





 大きくジャンプして奴の盾を砕く!

「武山流槍術!!六甲ッ!!」

「ウグァ!!?」

 残り2つ!!



 ▽▲▽



「そん、な……!」

 マルの動揺の中、ニッちゃんが体を捻る。

「うおおおおおおおおおおおおっ!!!」


 

 俺の六甲を見計らったかのようにニッちゃんが思い切り顔面を殴りつける!!



 




 

「鉄拳制裁ですッ!!!」




 マルが思わずその一撃の重みに、どさりと倒れ込む。





 


「……はぁ……はぁ…………。」

 勝った。



 あっけない勝利だが。




 勝った。




 俺らは世界一、迷惑な自殺者を止めた。



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この物語の『更新』は最終章まで毎日投稿+『金、土、日』はさらに量多めに投稿します!

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