34/38
DAY25:めんどくさいな
隣の部屋からタバコ臭い寝具を運びながら考える。
(なんかめんどくさいことになってきたな…。あいつ、米軍まで送るハメになんねぇよな)
「ブランドン、これ使って」
「アリガトー。チョットニオウネ…」
「しらん。てか、これからどうするの?」
「部隊ニ帰ラナキャ」
「横須賀まで?」
「ウン」
「どうやって?」
「サア…」
「…」
「ア、メンドウハカケナイヨ!デモ、怪我ガ治ルマデ、住ム、シタイ」
「あ、うん。いいよ」
班長に向き直り、話し合う。
「ブランドン、怪我治ったら横須賀まで戻りたいみたいですよ」
「横須賀か…軽く200㎞は越えるな。おまけに都会だぞ」
「そうなんすよね…。ブランドン、横須賀はどんな状態?」
「アー、ソンビパラダイス」
「だそうです」
頭を抱える班長。
「怪我治ッタラ、車サガシテ自分デ帰ル。大丈夫」
「まあ、その時にはいい感じの車探しといてやるよ」
「…考えすぎて頭熱くなってきた。俺は先に寝るぞ」
「あ、はい。おやすみ班長」
「オヤスミ~」
布団に入る班長。
「じゃあ俺も寝るわ。おやすみ」
「ア、オヤスミ」




